2013年5月31日金曜日

血塗られた放課後の仲良しクラブ

うしろシティ&ラブレターズの不穏なタイトルのトークライブ。
これ見てパッと思いつくのは・・・鬼ヶ島とか?w
 
・最近忙しい?~空いた時間の過ごし方
・電車や駅の困った人々
・ゲスト登場:ツィンテル、ジグザグジギー
・レギュラー争奪!球技対決(&ジンカーズ)
・エンディングトーク
 
終わってみたら狭い舞台上にうしろシティ、ラブレターズ、
ツィンテル、ジグザグジギー、ジンカーズという人気者が
10人そろい踏み!贅沢だな~。
でも全員でトークしたのはエンディング&映像間の短い
トークコーナーのみ。 も・もったいない・・・。
 
ツィンテルとジグザグジギーのどちらがこのライブのレギュラー
になるか決めよう、という対決だったのだけれど。
お客さんの拍手が圧倒的にジグザグ有利だったのが切ない。
わ、わたしはツィンテルに入れたよっ(涙)
 
卓球もバスケも見所満載だったけれど、ハイライトはラストの
「体育館4周走った後で、各コンビの代表ネタを高速でやって
先に終えた方が勝利」 という早ネタ対決?
ツィンテルがおばけの彼女を紹介します。
ジグザグジギーが喫茶店。
 
ツィンテルはストーリーのあるコントだから、巻きすぎると正直
内容も台詞もわけわかんないw
一方、くり返しフレーズを多用するジグザグジギーのネタは
たまに聞こえてくる宮澤さんの疲れきった絶叫でなんとなーく
展開がわかるのだw
 
<喫茶店!喫茶店!喫茶店!>
<ペペロンチーノのおいしい店!ペペロンチーノのおいしい店!>
 
結果はまさかの同着。今後も2組には来ていただきましょうと
いうことで。
全員が去った後、密かに拝啓吉田戦車様を始めたジンカーズも堪らなかった
 
トーク部分は世間のマナーに物申す、間違ってはいないけど
かなりKYな阿諏訪さんのややこしさとか。
酔いつぶれているイケてない若い子に水を買ってあげる運動を
している優しい塚本さんとか。
バチバチエレキテるが始まったのでその裏話でもするかな?と
思ったのに、潔いほど話題にでなかったなー。
 
この日の夜に更新されたUstream「うしろシティの話シティ」が
めちゃめちゃ面白かった!
ライブ打上げ会場の素敵な悪ふざけ。
ジグザグ池田さんがあまりに笑いすぎて床に転げていたよ。
 

THE GEESE トークライブ“反省しない”

危うくnakedロフトへ行きそうになった。
 前半はギース2人が半年を振り返るトーク。
TV関係の話が多かったかな。タモリ倶楽部で出すために「良い行き止まり」
を探して東京中を歩き回ったり。
ザワつく話で高佐さんが例の過去恋愛話を話しちゃって、まさに
スタジオをざわつかせた事件とか(笑)
「空いているのに相席」の裏話も。あのライブは高佐さんの子狸が
かわいかったなー。
 
尾関さんはアメトークきっかけで広島カープ仕事が増えた。
喜ばしいこと・・・なのだけれどカープファンからの期待が高すぎて
少々おびえる尾関さん。
ツイッターのアイコンを変えるだけで
「カープを見捨てるんですか・・・?」
みたいなコメントが来るらしい。こわいこわいこわい。
もう抜けられない、と覚悟を決めたようですw
一方、高佐さんには卓球の仕事が入るようになった。
 
今日のお客さんにもカープと卓球の魅力を知ってもらおう、と
お互いに映像を使ってプレゼンすることに。
基本的におもしろ映像を選んでお客さんを笑わせる尾関さんに
対し、高佐さんはガチで上手い卓球試合を延々と流す。
おお~と感心はするものの少々とまどう客席。
尾関さんがそこを敏感に感じ取るけれど高佐さんは気にしないw
なんなら空気読む尾関さんにちょっとキレたりする。かわいい。
 
後半はジューシーズとせきしろさんを交えてトーク&ゲーム。
興味深かったのは先日無限大ホールで行われたSHIBUYA YOSE
のことかな。
他事務所ゲストはよしもとの芸人さん達が是非呼びたい(交流を
持ちたい)人を出し合ってオファーをかけたのだそう。
へ~、てっきり吉本が適当にピックアップしたのかと思ったよ。
 
交流希望ということでライブ後も当然お誘いの声がかかる。
2,3人でご飯を食べに行くつもりが「他に何人か呼んでも
いいですか?」と聞かれ、ゾロゾロ7人くらいよしもとの芸人が現れて
尾関さん真っ青。よしもとは上が出す鉄の掟・・・でも金が・・・。
 
実は後輩側で
「よしもとルールとは違うから、今回他事務所の人たちとの食事は
割り勘にしよう」
と決めていたので、ギースと交流したい人達がやってきたらしい。
それを先に言ってあげればハラハラせずにすんだのにねw
 
ゲームコーナーは森進一ゲームで大盛り上がり!
あれいいな~。友達同士でやりたい。
権利関係があるとしたら勝手にやっちゃダメかもだけれど。
しかし、せきしろさんの絶妙なワードセンスが決め手だから
自作してもあそこまで面白くなるとは思えないわ。
 
人狼大喜利はちょっとルールに穴があり、グダってしまったけれど
高佐さんのだった回答にそれとは知らない尾関さんだけが笑っていて。
「尾関だけめっちゃ笑ってたー!!」 「嬉しいもんですね」
「やっぱり相方が笑ってくれるのが一番ですよw」
と嬉しそうだった高佐さんにホッコリ。

2013年5月29日水曜日

佐久間一行のA面B面

ずいぶん前にチケットを取ったので、当日確認をし直して
あっギースとラバガが出るんだと思い出す。
 
普段やっているA面ネタと、本人たちらしからぬB面ネタを
ダーッと一気にやっていくライブ。
もう少し少ない人数にして、エンディングでB面ネタについての
トークがあるといいと思うんだけれどな。
 
印象に残ったのは
初めて生で♪パンパンスパパーンをみた永井さんB面
やたらと楽しそうに2人でキーボードセッションするロバートB面
ツッコミフレーズと動きが楽しい二丁拳銃B面
 
B面ばっかりだ(笑)
ポイズンガールバンドのB面も楽しかったなあ
ボケを一切否定せずになぜかご両親に感謝を捧げまくるという。

あと、さっくんを愛でると幸せになるよね。
井戸の歌とか着メロにしたいもん。
 
ギースのA面は道案内なんだ。ほぉ~意外。
逆にラバーガールの電気屋コントはラバガらしさの塊。
この2組のB面はちょっと似ていて
「芸能ネタやテレビネタを扱ってそれに毒づくのは自分達らしくない」
と考えているのだな、と思うとなんだかニヤニヤしちゃうのでした。

エンディングで二丁拳銃が、ハマ3で披露していた
小堀の嫁のお小言
「あんたがそんなことしてる間にザ・ギースは面白いコント考えてるで!」
を本人達に伝えてたw
尾関さんが帽子を取ってそれはどうも、とご挨拶。

2013年5月28日火曜日

IPPONスカウト

阿佐ヶ谷姉妹 渡辺江里子さん
IPPONスカウト優勝&IPPONグランプリ出場おめでとう!
 
ダウンタウン松本さんがチェアマンを勤める「IPPONグランプリ」。
有名芸人がキャスティングされる大会の最後の出場者は
「IPPONスカウト」と呼ばれるテスト&オーディションにより選ばれた。
それがなんと・・・エリコさん!
 
「IPPONスカウト」のラスト部分がドキュメンタリー風
になっていて、見ていて胸が熱くなった。
中野の視聴覚ホール?で突然のサプライズ発表を受け、
「うそー!いやー!ちょっと待ってー!」とパニックになり崩れおちる。
見切れる三拍子やウエストランドw
 
大竹まことさんからの激励メッセージなんて、画面に大竹さんが現れた
時点ですでに号泣しているエリコさん。
またこのメッセージが一見口が悪いけど温かいんだ!
あんな虎の穴みたいな猛者が集う場所に、素朴な彼女が
放り込まれるのを心配しているんだよね。
 
俺がお父さんなら出さないよ、もうお前出なくたっていいよ、
お茶だけ濁して帰って来い!だって。
大竹さんマジお父さん・・・と見ているこちらも貰い泣き。
 
しかし、お茶だけ濁すなんてとんでもない。
本選でのエリコさんは歴戦の猛者に振り落とされることなく
凛と戦い続けた素晴らしい戦士だった。
 
なかなかポイントが入らずとも手が止まることなく、歌ネタあり、
おばちゃんネタあり、イラストも使うバラエティに富んだ回答。
エンジンがかかってきた頃に終わってしまったけれど、ワクワク
するほどの大健闘。すごいすごい!
 
東京コントメンなどの小さなライブで阿佐ヶ谷姉妹のネタを
見る時、会場のみんなに愛されている姿に微笑ましさを
覚えながら心配もしていた。
 
「こういうヘタうまなキャラクターはニッチなお客さんには受ける
けれど、大舞台のコンテストやTVの番組では厳しいだろうな。
将来どうするんだろう?」
 
こんな上から目線で、しかも見る目のない過去の私をポカッと
殴って説教したいよ!
歌ネタ王の決勝に進み、IPPONグランプリの椅子を勝ち取り、
ごきげんようでサイコロ投げて当たり目出しているんだよ!
 
IIPPONスカウトのラスト。
阿佐ヶ谷姉妹の衣装であるピンクドレスを意識したピンク色の
ブラウスに、彼女に似合いのすっきりとした紺ブレザーを着て、
TV用のメイクを施されたエリコさん。
 
会場の大歓声を聞きながら舞台裏で天井を見つめ、一つ頷くと
照明の光の中へしっかりとした足取りで歩いてゆく。
そして、誰よりも優雅に深く一礼をした。
ああ、なんて美しいんだろう。
背筋の伸びるような美しさ。
 
この場面と、IPPONグランプリ本選で音楽と共にあの
黄色と黒のイラストで「1/1325・・・渡辺江里子」と出る場面を
くり返しくり返し見てしまう。
出場後の阿佐ヶ谷姉妹ブログで、謙虚さと周りへの感謝を忘れない
エリコさんの誠実な人柄にあらためて感じ入る。
 
こんな人が報われるような世界であって欲しい、と思う。

2013年5月26日日曜日

WOWOWぷらすと「シティボーイズに学ぶ」

IWOWOWによるニコ生放送。タイムシフト予約をして視聴しました。
MC,関係者などが話しているのを眺めるスタイルで、なんだか
ロフトプラスワンに行ったような感覚ね。
 
ダラダラ飲みながら見ていて最後には涙こぼしてしまった。
だってなんだかもう・・・シティボーイズが好きだー!という気持ちが
溢れてしまって。
年に1度のWOWOW放送をビデオに録り、本気で擦り切れるまで
見ていたあの頃。
チケット取るために発売日に徹夜で劇場に並んだ日。
シティボーイズ関連の情報が欲しくて神田の古書店で古い雑誌
を買い漁ったり。
ネットなんてなかったから。
 
シティボーイズの歴史は知っている部分が多かったので、後半の
裏話や今回の舞台についてが興味深かった。
シティボーイズが“何かもってる”話とか。
「後から考えればこの時がベストタイミングだった」という時に
企画が持ち上がったり、出会うべき人に出会っていたり。
 
そして、これは大竹さんからたまに出ますが、シティボーイズライブの
要はきたろうさんだという話。
毎年、その時代の空気を掴むライブをしたいと考えていて
誰にオファーをかけるか、という考えが絶妙な人選で。
時期的にもピッタリだったり。
「多分、この感覚はきたろうさん本人も言語化できない
でしょうけれど」
と何度も言われていたのが印象的。
笑いに対してシビアだし台詞覚えも非常に早い、頭のいい人。
 
「今回の舞台はとにかくカッコよかった。それが嬉しかった」
わかる、この気持ちわかるよ!
自分達が昔から憧れ続け、追い続けている人たちが今でも
現役でカッコイイことの嬉しさったらないもの。
 
そしてシティボーイズの魅力は何物にもとらわれないところ。
金儲けや名声を目的とせずにライブをやる。
考えてみればこれつくづく凄いことだと思う。
だって公演期間が長く、関わっている人たちも多いしセットも
音楽もゴージャスな大規模な舞台を作っている。
イコールかなりのお金がかかっている。
 
普通の事務所ならば確実に収益を上げる(=チケット売れる)ために
キャスティングやスタッフで「保険」をかけるはず。
人気の若手芸人を起用するとか、注目の演出家に依頼するとか。
私が稟議の決裁者だったら怖くて「ゲスト=まぬけ会」という
書類にハンコ押せないw
 
でも、シティボーイズは時代と自分たちの舞台に今必要な人を選ぶ。
それはシティボーイズの舞台であればチケットはきちんと売れるという
自信でもあり、長くライブを続けてきたコント師としての矜持なのだと思う。
 
演劇界にはお笑いでしょ?と言われ
お笑い界には演劇でしょ?と言われ
その真ん中を漂うように進む彼らには目に見える評価が少ない、ような気がする。
 
最近、ラママで若手を育て続けてきた渡辺リーダーが評価されているの
を見て、ちょっと考えてしまった。
若手のネタを直接指導して育て続けたのがリーダーだとすると、
シティボーイズは自らが舞台で戦い続け、その後ろ姿を見せることで後輩を
育てている。
「お笑い生涯功労賞」なんてものがあったらどちらも授与して欲しーい!
したまちコメディ映画祭あたりで作ってくれないかな。
 
私にとって素敵なおじさんであった彼らも、自分がおばさんになった現在
そろそろおじいさんの年齢。
いつまでも仲良くかっこいいジジイでいて欲しい。
ライブがある限り、必ず追いかけていきます。

2013年5月24日金曜日

行列の先頭

キンコメ、エレキ、しずる、Hi-Hi、磁石、流れ星、三拍子、アルピー
トップリード、鬼ヶ島、ウーマンラッシュアワー、チーモンチョーチュウ
グランジ、スパローズ、エルシャラカーニ、THE GEESE、ラブレターズ
ジグザグジギー、三四郎、スーパーマラドーナ
スペシャルゲスト:笑い飯

これだけ揃ってお値段2800円。なんて良心的なと感心しながら座っていると
「クリアファイルはお土産にお持ち帰りください。
別色が欲しい方は入り口で交換いたします」
とのアナウンスが。
客席からのどよめきは多分(なにもそこまで・・・)

客席が広いので笑いはちょっと重めかもしれなかったけれど
まぁ~もれなく面白いという夢のようなライブ。
名前を読み返すとどんなネタやってのかちゃんと思い出せる!
印象に残ったところだけ順不同で残すと

・エレキコミック
今日はじめてネタを生で見られるんだと楽しみにしていたら
まさかの今立さん声ガラッガラ。
やついさんが「その声で笑いがきちゃもう無理だ」「ハンドマイクもらう?」
とわちゃわちゃしていて、それはそれでおかしかったのですがw

・鬼ヶ島、グランジ
まとめちゃえ、どっちも頭おかしいし!ずるいよ!
鬼ヶ島はデスボイスグリーングリーンからのエクソシスト。
Let's get on!当たり前のように見てたけど、なぜ音楽の先生に
悪魔祓いの知識があるのかw
グランジのじゃんけんネタは大さんがセンターマイクを抱えて
横に走っていき、もはや漫才じゃないよ!となったところが
私のハイライト。

・流れ星
眺めているだけで幸せになっちゃう。
本日の大トリで時間短かったけれど、ちゅうえいの魅力が
ギュッと濃縮されていて美味しかったです。ごちそうさま♪

・THE GEESE
やった、このネタ見たかったんだ
この知的な面白さ。大声で笑うのではなく感嘆がもれる楽しさ。
ギースがギースらしいネタをやってくれることが嬉しい
お笑いファンがたくさんいるはず。
一見「あ」で縛られているから遊びがなさそうな構成に
見えるけれど、枠組みをしっかり作ってあるので、逆に
「あ」でさえあれば色んなフレーズに変えることができるよね。

・キングオブコメディ
こちらは構図がふつくしい。
テーブルに客席から見て横に座る高橋さんがいて、正面には架空の女性
が座り、女性の連れ子役の今野さんはそっぽ向いているように
2人とは背を向けて座るので客席と向かい合わせ。
無駄なし!不自然さなし!見やすさ満点!
でもオチが酷いww

・ラブレターズ。
あんなに大きな舞台の真ん中に椅子がポツンと1つで、溜口さん
の声と表情だけで乗り切るネタ(しかも動けない)を選ぶなんて大胆。
ラストで緊張&叫び疲れ、喘ぎながら
「てめぇ生きて帰ったらただじゃおかねーからな」と睨む溜口さんの
表情がドキリとするほど色っぽく見えるのは私だけですかそうですか。
舞台で存在感あるから、エンディングでちっちゃ!と毎回驚く。

・ウーマンラッシュアワー、ジグザグジギー
ウーマンのネタでわかった・・・私、繰り返しがしつこすぎるの
ダメなんだわ。思い返せば落語も天狗裁きが辛かった。
そうか、だから今までジグザグジギーが苦手だったのか!
ウーマン引き合いに出しちゃって申し訳ない。

今回のジグザグジギーは同じボケを延々と引っ張る設定
ではなく、池田さんのフレーズに純粋にわくわくできた。
音も動きも派手で大舞台に映えるいいコントだ~。

ゲストの笑い飯は貫禄の漫才。
トークコーナーでスーマラ武智さんがジグザグジギーの大ファンで
熱烈アプローチしていたのがおかしかった。
池田さんも宮澤さんも逃げ惑っていたけれどw
大阪は吉本と他事務所の交流があまりないそうで。
そもそもお笑いの事務所があまりないのかな。
西も東ももっと交流が増えるといいね。

2013年5月22日水曜日

ペイジワン

飛石連休・藤井ペイジさん主催のライブ。
ゲストは流れ星、ラブレターズ、あばれる君
 
藤井さんの企画ではパッとしない芸人仲間を4人連れて
中野の占い師さんに見てもらう映像が面白かった。
この占い師さんがなかなか辛らつで、藤井さんのピックアップする
会話(字幕で出る)がいい選択!
今年の藤井さんの運勢は先輩・後輩に慕われ
・・・飲み会が増えるそうですw
 
ちなみにくじらさんが全く当たらなかったのは、心のどこかで占いを
バカにしている(信じていない)からだろう、と藤井さんが語り
大いに納得する共演者と客席。
 
田上よしえさんプロデュースのバーテンネタを演じた藤井さんは
もろにあの田上さんな感じでニヤニヤしちゃう。
「いらっしゃいませ~♪」
 
あばれる君はTVのエンパレでしか見たことなかったのです。
駄目なそば屋の店主に静かに切れる出前バイト、おっかしかったー。
そしてトークコーナーで見せた、前へグイグイくる精神(でも根が真面目)
なところを見て、瀧上さんが「ちゅうえいに似てる」と呟いていました。
目指せ、第二のちゅうえい☆
 
ラブレターズは単独ライブの飛行機ネタ。
普段のライブでかけられる時間に縮められるよう、考えてネタを
作っているのかしら。だいぶアッサリした印象。
確か塚本さん出てこないんだよね、と思いながら見ていたら一瞬
袖から機長役で顔だしました。
 
トークコーナーは前世&占いが中心?
あばれる君の家庭環境強烈なのね。今は皆さん幸せのようですが。
エルシャラカーニ清和さんが「俺の前世は武士だ!」と信じ込んでいて、
見える後輩に見てもらったら“武士に憧れる農民”だったという話に客席爆笑。
 
ラブレターズは気がつくとお笑い界にいたけれど(藤井さんはテレビで
KOCに出ているのを見て初めて知った)いったいどこから出てきたの?と。
KOCのために結成してもう決勝進出しているわ、組んで数ヶ月で
出たライブでもトントン勝ち進んで優勝しちゃうわ。
その頃塚本さんが思った心の声
 
「あれ?お笑いって・・・・・・楽?」
 
にキレる他メンバーたち。
 
あばれる君「楽ってなんだー!
飛石連休なんてオンバトの頃から見てるけどまだ売れてないぞ!」
 
それ言っちゃダメーw
 
ラストは「ちゅうえいのギャグ イントロクイズ」
これがもう楽しすぎた。クイズに出来ちゃうほどいっぱいある
ちゅうえいギャグ。
さあ、みんなでちゅうえいの気持ちになって考えるんだw
 
なぜか正解ギャグを全員でやりはじめて、藤井さんがMC瀧上さんに
「お前が入ったら誰が止めるんだよ!」と。
ワチャワチャしてる芸人さん達はかわいいなー。

バチバチエレキテる 視聴者投票?

プリマ旦那、デニス、カーニバル、ニューヨーク、
うしろシティ、ラブレターズが出演しているバチバチエレキテる。
6月に入替予定と最初から告知をされていて、MCの
濱口さんが毎回なんとなく失態のあった出演者にマイナスポイントを
入れていたけれど、今回から視聴者投票も受付るらしい。
この結果だけで最終的な決断が下されるわけではないだろうけれど
 
バチバチエレキテる
 
これは応援しているラブレターズに入れねばなるまいよ。
「人気のうしろシティは放っておいても入る!」と言われていたけれど。
他4人だって、まあ、言うてもよしもとですわ(エセ関西弁)
うしろだって松竹ですわ。
・・・頑張れASH&D。
 
単独ライブの先行予約が始まったラブレターズ。
うしろシティのユーストリームにゲストで塚本さんが出演していました。
 
 うしろシティの話シティ(5/20分)
 
ここで語られていた溜口さんの意外なマジメさが、お笑いライブjoinの
ライブ裏話レポートとリンクしていてほほぅと。
役者さんですね~。そういう所がなんだか好きです。
 
join ライブレポート&裏話(メイン3組編)
 

2013年5月21日火曜日

グレーテルのかまど、サラメシ

朝はニュースをつけず、朝の気分に合う番組録画を見てる。
暗くならない、テンポがいい、流し見できる。

この「朝用プログラム」として欠かさずおさえているのがグレーテルのかまどとサラメシ。

グレーテルのかまどは歴史上の人物やアーティスト、作家にまつわるお菓子をグレーテルの末裔であるイケメン君と魔法のかまどが実際に作りながら紹介する番組。

料理番組とイケメンと伝記が全部乗せなんてゴチャゴチャしそうなのに、NHKならではの丁寧な取材と調査でとても見やすい。美味しそう。
声しか登場しないかまどがキムラ緑子さんなのもいい。お茶目な魔女っぽいしね♪
「ちょっと一息ティーブレ〜イク」の言い方が好きなの。

最近では漫画もとりあげていて、羽海野チカのラムネなんていう題材にニヤッとする。
次回はテルマエ・ロマエのフルーツ牛乳!
ホームページが充実してるよ〜
http://www.nhk.or.jp/kamado/index.html

サラメシは働くおとなの昼ご飯を見てみよう、という。
これだけのシンプルなコンセプトなのになぜか楽しい。色んな職業の色んなランチ。
ナレーションの中井貴一さんがベストキャスティングなのですよ。
http://www.nhk.or.jp/salameshi/

朝用プログラムに絶妙な番組アニメ部門はしろくまカフェと日常。
これはまたいつか。

2013年5月20日月曜日

博多華丸・大吉 残業&アンサーメーカー

華大さん、自分達の人気を過小評価しすぎだよ!
シアターDって!
ファンが阿鼻叫喚したチケット争奪戦をなんとか勝ち抜き、
2本立てのライブを見てきました。
 
<博多華丸大吉の残業!~30分延長~>
劇場サイズ(10分くらい)の新ネタを1本おろし、その後内容に
ついてトークして30分。500円。
華大の魅力がぐっと詰まっていて、正直2時間超えのアンサーメーカー
より楽しかったです。
 
新ネタは華丸さんの“おじさんかわいさ”を前面におしだした、大吉さん曰く
「よっぱらい3部作」のラスト。
あとの2つはスピーチとスカート&新橋の街頭インタビュー。
華丸さんの人柄が小さな会場に満ちてなんとも幸せにケタケタ
笑っちゃいました。
 
トークは華丸さんが長いことかかりきりになっていたドラマの撮影話など。
漫才については20年を超えると新ネタしんどい、普通この年季ならば
作家さんが入ってつくるのを華大は大吉さんだけで作っているので、
どうしても華丸さんの酔いどれおじさんシリーズになってしまう(笑)
 
それでも1年は続けるつもりらしいので、こちらも頑張ってチケット
取れるよう努力します。
 
<博多大吉のアンサーメーカー>
 
ほぼ大半の観客からお題を集め、それに全て回答すると宣言した
ためイベントがえらい長時間になりました。
大吉さんの凄さはまざまざとわかったのだけれど、次からは短縮する
ために色々改良していただきたい・・・
回答は1問につき2回まで、とか。良いお題のみをセレクトして
オーバーした分に関してはごめんなさいする、とか。
 
司会は天津の向さん。
沈黙が続くと色々なエピソードトークを出してくれ、さらに
「お客さんもこの緊張を楽しんでいますよ」と大吉さんにも気遣いを
忘れない、とてもいい進行でした。
さすがに後半には話題もなくなってきちゃいましたが(苦笑)
 
シークレットゲストはどぶろっく!
なんと大学の後輩なのだそうです。福岡出身多いのね~。
バイきんぐの小峠さんも福岡らしいし。
女っつーのは(三ヶ国語バージョン)、もしかしてだけど。
エンディングで魅惑のパンティーライン(笑)
大吉さんはエロ詩吟のライバルとして、天津を脅かす存在に
なってもらいたいって。

すごろくや「すごろく夜 女子会」

高円寺の有名ボードゲーム・カードゲーム専門店「すごろくや」。
こちらの主催する女子限定のゲーム会に参加してきました。
 
ボードゲームやカードゲームに興味があり、何種類か持っては
いるものの仲間がいないのでプレイできない。
でも、いきなり地域密着型のゲーム会などに参加するのは怖い。
そんな私にはうってつけ。
知り合いもいなく飛び込みましたが、GMをつとめて下さった
すごろくやの女性店員さんが明るく気さくで盛り上げ上手。
 
女子会ということでお茶飲みながらお菓子を食べながら。
マカロンを賭けたりね!
いくつかやったことはないけれど聞き覚えがあるゲームがあり、
なぜだろう?と思ったら宇多丸のウィークエンドシャッフル内で
紹介されていたものでした。
是非また参加したいものです。
 
・・・ところで未開封で手元にあるカタン(カード版)と迷宮牧場の決闘を
やる人が未だにいないわけなのですが(涙)

2013年5月17日金曜日

花組芝居朗読劇「婦系図」

 花組芝居の泉鏡花レパートリーの中でも1,2を争う程好きな婦系図です。
初演で各務さんの演じたと主税と森川さんの演じた妙子がそれは
それは素晴らしく。自分の中で引きずらないかちょっと心配だったのですが、今回の若手
中心版もまた違う魅力がありとても楽しかった。
 
初演に感動してその後原作を読んだり映画を見たりしたからか、
想像以上に台詞を覚えていてビックリしたよ。
(ちゃんと脳内に漢字で出てくる!)
鏡花作品の日本語は極上に美しく、声に出して読むと
自分が品の良い淑女になったような錯覚を覚えるのでお奨めです(笑)
 
あと、この5年くらい落語会に通っていたので聞き覚えのある
言い回しにニヤリ。もちろん歌舞伎→落語経由のものだったりしますが。
故障が入る(棒鱈)とか、磯のアワビの片思い(鮑のし)とかね。
 
二瓶くんのお蔦は声や台詞の言い方が初演の植本さんとよく似ていますね。
相当研究したんだろうなあ。
模倣できるのはそれだけの地力があるということ!
花組若手は優秀な子ばかり。
 
似ているといえば堀越くんの女形発声は加納座長にそっくり。
これはなんというか、珍しい?ちょっと年より老けて聞こえるような
歌舞伎風の言い回し。
 
あっ、でもね!一番初演よりぴったりだわと一番思ったのが堀越くんが
演じた菅子なの!
前回は加納さんだったので、その、菅子にしてはトウがたち過ぎているな・・・と
思っていて(主税のお母さんくらいに見えた)
堀越くんくらい若い菅子だと、キーキー怒っても拗ねても
「蝶よ花よと甘やかされて育てられたわがまま娘なんだね」とストンと納得できちゃう。
昭和の少女マンガならばあの子は金髪縦ロールだ。
 
谷山くんの妙子も頑張ってた。
彼は黙って首をかしげて座っていると線の綺麗なイケメンくんだよね。
口を開くと面白いけれど(笑)
文句ないのだけれど、森川さんの妙子・・・もう一度見たい。
叶わぬ夢なんだけれどね(ため息)
 
主税の美斉津くんは見た目が華奢だけれど、その見た目を裏切るくらい
厚い良い声が出せるので、フレッシュないい主税だったな~。
母性本能くすぐるタイプでもあるし。

観劇後につい考えてしまったのは、なぜ朗読劇にこだわるのか?ということ。これはもはや朗読劇ではない!という評価の裏返しとして。

衣装もある程度用意していて動きもある。多分皆さん台詞はほぼ暗記している・・のであれば台本は離して素芝居とかアトリエ公演でいいんじゃないかな?
台本を持つことによって手の動きや顔が制限されちゃうから。ここまで仕上っているのなら台本持つのがもったいないと思った次第です

2013年5月16日木曜日

スパローズ「ビジネスクズ」

前回単独の伝説を聞く
そのライブでは打ち上げ代欲しさに芸人が募金箱を持ち
客から金を募るという・・・
 
みんな大好きスパローズ!現ナマ大好きスパローズ!
「ビジネスクズ2」に行って来たよ~!
 
身近にいると借金申込まれそうで困るけれど、離れたところから
クズな人を眺めるのっておもしろいわー。
もちろんそれは「エンターテイメントに昇華されたクズ」だからで
あって、ゲスさと楽しさの調整バランスが絶妙。
 
コントでは保育園が好きだった。
幼児をネタにギャンブルという混ぜるな危険!な2つをがっつり融合。
かわいいくまさんエプロンから飛び交う千円札にもう笑うしかない。
あと、スパローズが保父さんという設定がすでにギャグです。
クズがやっちゃいけない職業だよー。
 
コントもいいけれど、やっぱりスパローズは漫才師だなあと思う。
コントは役柄を演じるもので漫才は内面を出すものだとすると、
身体から滲み出るクズっぷりを笑いに変換する彼らならば漫才でしょ。
ラストで披露した、卒業式の呼びかけ風に自分達の経歴を振り
かえるのが最高。
 
「はじめての債務整理!」(さいむせーり!)
「お世話になった先生方!」(弁護士のね!)
 
ライブも終盤。
おなじみマネージャーからよりによってライブ中に
 
「キャンセル多くてこのままだと赤字になりそうです。
音響さんのギャラ分出せません・・・募金、いけそうですか?」
 
とテンションがだだ下がる報告が飛び込む。
 
ふざけんな!何がビジネスクズだ、これじゃボランティアじゃねえか!
激高する2人。そして予定にはなかった伝説の募金が、楽日のみ復活することが決定。
あらかじめ仕込んでいるネタじゃない証拠に、今回の募金箱は
袋にチラシを貼っただけという急ごしらえ仕様でしたよ。
 
「募金しない方も謝らないでください!そのまま行って下さい。
いいんです!ホントいいんで!」
 
Twitterを見ると楽日以外に行ったファンによる
「ええっ、私も募金したかった!」という嘆きのツイートがちらほらと。
募金したい系芸人スパローズ。
みんな、ちょっとだけクズに触れてみたいんだきっと。
 
次回ライブで水の入った容器的なものをロビーに用意してくれたら、お客さん
喜んで財布の中の一円玉と五円玉を投げ込むと思うよ!

2013年5月14日火曜日

MARINOA~musical mall〜

普段アンサンブルとしての出演が多い4人の俳優さんによる
ミュージカルライブ。
安部誠司さん、奥山寛さん、南海まりさん、真記子さん。
ほぼ全曲ウィーンミュージカルからの選曲でした。
MA,レベッカも入っていたし、日本で上演したウィーンものは全て
網羅していたんじゃないかな?
 
去年クリエでやったウィーンミュージカルコンサートにも出演して
いた実力派揃いということで、もう笑っちゃうくらい上手い!
そういえばあのコンサートで一番感動したのは人数少ないのに
レベルが高かったアンサンブルの質の高さだっけ。
 
特に真記子さんが素晴らしかった~。
声の高さは中域くらいがメインなのかな?
ハリが合って力強いのでMAのマルグリットの歌なんか絶品。
TdVのマグダもいい。それでいてMozart!のナンネールも上手に
歌いこなせる。
終わりのない音楽はいい歌だよね。
 
男性メンバーだと奥山さんも爽やかでステキ。
スッと耳に入ってくる素直な歌声。お若いのに落ち着いている・・と
思ったら子役からミュージカルに出演されているそうで。
 
で、ここで名前が明かせないシークレットゲスト(大人の事情)が
現れたのですが、この歌声がも~~~~!
100人入らないくらいの小さなライブハウスで聞くのが
勿体ないほどのワンダフルでマーベラスでビューティフルな体験で
ございましたよ。ありがとうございますっとひれ伏す勢い。
 
なんかこう、しみじみ考えてしまった。
皆さんが歌っている時には
「うわ~すごい。なんでみんなアンサンブルなの?メインでいけるよ!」
と思ったのだけれど。
ゲストさんが現れて歌ったときの圧倒的な雰囲気と華。
その瞬間に4人が後ろでピシッとアンサンブルの空気を出して
コーラスに回ったのを見て、なんだろう、こう胸がモヤモヤした。
 
決して「やはりメインとアンサンブルは違う」なんて感じたわけじゃない。
華というのは大きな役を与えられて、段々と身についていくものなんだと思う。
最初は窮屈だった服が身体に合ってくるように。
彼らがメインで活躍している東宝の舞台では、あまりにもその機会が
少ないように感じて切なくなる。
 
よく言われているけれど・・・上が詰まりがちだよね(苦笑)
岡さんや石井さんなんて15年~20年前にミュージカルの主役
としてもっとガンガン活躍するべき人だったと思うなあ。
 
実力あるミュージカル俳優さん達に光があたる未来でありますように!

2013年5月13日月曜日

Laugh Box Z

流れ星ちゅうえいさんは何かに出てくるキャラぽいなとズーッと思ってて・・
西遊記のネタみてわかった
諸星大二郎だ!諸星作品の住人だよ!
瀧上さんの非現実的な美しさは、少女漫画というより伊藤潤ニ漫画の美女。
朝日ソノラマ系コンビだね♡  

マシンガンズのネタに出てくる日常に潤いがなくて、笑い顔を忘れた哀しき
OL(お笑いが全て)と残業押しつける課長が
なぜかかもめんたるで脳内キャスティングされました。
もちろん女装槙尾さん&ヅラう大さんです。きっと生グミ販売の会社。

そういえばトップリードのコントももてない三十路女が悲しいこと言われてたじゃないか!
あのコント大好きだったけど!
「抱けよ〜〜」(笑)

ラブレターズは友達をポイント化するコント。ネタ9でおろしたやつですね。
彼女は?→愚問かぁの言い方が好き。
茂木健一郎フォローの鉄板さはピンとこないかな。

彼らは学生服コントが多くて当然のように中学生役だと思っていたけれど。
高校生設定ということもあり得るのかな?
台詞に学校とは出てくるけど中学とは言ってないよね。
西岡中学校は中学生。Z会は高校生。

あっ、ずんのやすさんだ!
身体が治って本当によかったですね、と思ったらKICK☆さん。似すぎ。
あまつさえ柔道着。シャッフルしたらわからない。

くらげライダー
パズドラでドラゴン育ててる三十代の息子は、共働きのご両親に育てられている・・。
女もつらいけど、男もつらいのよ。

エンディングはちゅうえい祭り。
ちゅうえいさんのギャグを小箱に集めたい。
そして夜中にそっと開きたい。
それで大抵の辛いことは乗り越えられると思うんだ。

2013年5月11日土曜日

「天才執事ジーヴス」DVD化!

P・G・ウッドハウスのジーヴスシリーズがDVDになって出るよ!やっふぅ!
90年代にイギリスで放送されたドラマね。

「天才執事ジーヴス」
http://www.kokusho.co.jp/np/isbn/9784336056528/

なぜこのタイミングで?と推理するに

BBC現代版シャーロックホームズが大人気(世界の腐女子に)

「な・なんという売れ行き!腐女子の購買力パネエ!
似たようなドラマで売れそうなのないか?!」

二次創作世界で人気のジーヴス&ウースターが発掘される

・・・というノリじゃないかと思うんだ。

かわかみじゅんこ「パリパリ伝説」

漫画喫茶で読み続行中。

実は漫画喫茶にきて一番最初にすることは新刊チェックじゃなくて月刊・季刊の
女性漫画雑誌をまとめてチェックすること。
最近の本屋さんでは雑誌が緊縛状態で立ち読みが難しいので。

LALA、メロディ、conohana、ヤングユー。
新連載として掲載されているマーマレードボーイや花咲ける青少年を目にして
「今って昭和何年?」と遠い目になる。
そして偶然手にした某BL漫画誌に魔夜峰央が描いていて、あまりのブレなさに
背筋が伸びる思いです。先生さすがっすね。

フィールヤングを開くと一番先に読むのがかわかみじゅんこ「パリパリ伝説」。
なんでだろう、とにかくこの漫画が好き。
あの単純な線で描かれるシンプルなキャラクターによるパリの日常。
これが本当の日常なんだろうな、と。かわいらしいティーンエイジャーとして
登場していた前妻の娘さんが、すでに大学生になっていてビビったりもする。
他人の子供の成長で月日を感じるのも、また日常系エッセイ漫画の醍醐味。

思い返せば妹とロンドン・パリ旅行に行く前準備として買ったのがパリパリ伝説
との出会いだった。楽しいロンドンと花の都パリに夢持ちすぎちゃいけないと思って。
もうひとつ参考にしたのは、母お気に入りのフランス刑事ドラマ「ジュリー・レスコー」。
人種の偏見、貧しさからの犯罪、裏道のすさみ具合。
ドラマ見ながらこれがほんとのぱり、これがほんとのぱりと100回くらい唱えて
パリ旅行をしたから、幻滅せずに済んだよ!

*ある日、漫画家対談として紙面に登場していたかわかみさんを見たら
小島慶子みたいな美女だったので衝撃を受けました・・・
あの絵で逆幻想を持ちすぎてしまったんだね・・・

東村アキコ「かくかくしかじか」

三十路女の漫画好きとして悩む。
一般生活において友人、知り合い、お付き合い対象の異性にどこまで
カミングアウトできるのか。

「漫画がいまだに好きで読んでます」
これはOK。たぶんOK。

「日程が合えば夏コミと冬コミにはできるだけ足を運んでいます」
これはたぶんNG。本当のことだけどNG。

「月に1,2回は漫画喫茶に行って漫画のまとめ読みをします」
・・・どうだろう?

そこまでして30代でそこまでして漫画読むとか引くわ!と思われるかなあ。
大人ならちゃんと金出して漫画買えよ!という意見には
「興味のある漫画全部買ってたら破産するわ!」
と、うつむきながら反論させていただく・・・。

何しろ漫画喫茶は思いがけない作品との出会いが楽しいじゃないか。
大判の漫画は値段も高いから自分では積極的に買わないけれど
ちょっと興味あるものを気軽に読むことができる。

今回の素敵な出会いは東村アキコ「かくかくしかじか」。
東村作品は肌に合うものと合わないものがあってひまわりっ、海月姫は好きで
主に泣いてます、ママはテンパリストがちょっと苦手。
今回の自伝的作品「かくかくしかじか」はいいなぁ~。
サブカルこじらせて美大進んだイタい感じが包み隠さず出ていて、読んでて
なんかこう「ごめんなさいっっ」と笑いながら胃がキリキリしちゃう、みたいな。

10代~20代の頃に読んだら「えーでも結局今は美人だしリア充じゃん」と
いう僻みで斜めにかまえたかもしれないけど。さすがに今見ると、自分の
こじらせ体験をここまでエンターテイメントでポップに昇華させたのは凄いなぁと
感心しきりです。

こじらせ体験をポップに、という点で前に書いた久保ミツロウ&能町みね子ANNの
リスナーは「かくかくしかじか」読んでみるといいかも。
彼女、ラジオにも出ましたしね。
そのときに「かくかくしかじか」売れてないって愚痴っていたしw


さて、これから新刊コーナー荒らしてサンレッド、ましろのおと、銀の匙、
町でうわさの天狗の子、さんすくみゲットしてくる!

2013年5月9日木曜日

ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの

東京都写真美術館にて。
 
町山智浩さんがラジオで紹介していたドキュメンタリーの続編。
これ気になっていたんだよね~でも前作見てないしなあ。
迷ったあげくに飛び込み鑑賞して・・・泣いた。
ホトホトと泣いた。
 
この映画は周りに何といわれようと、好きなものを地道に追いかけ続け
愛し続ける人々の道標だ。
 
郵便局員と図書館司書の夫婦が、1LDKのアパートに収まる
手頃な価格の美術品を生涯をかけて収集し、その数2000点を
越えたところで全てをナショナルギャラリーに寄贈した。
今回はさらに増えた美術品を50点ずつ50州の美術館に寄贈する
プロジェクトの話。
 
膨大なコレクションの中には、その後有名になったアーティストの作品もあるけれど多くは無名のまま。
しかしハーブ&ドロシー夫妻が真に美しい、素晴らしいと感じ
収集したコレクションの中に自分の作品が含まれていることが
彼ら無名アーティストの自信や誇りになる。
 
「でも、私は成功しなかった」
「成功や名声には興味がないの。私たちは良いと思って買っただけよ」
「あなたを誇りに思うわ」
 
どの世界にも素晴らしい物を作り、多くの人々に認められても
それが生活に結びつかない表現者たちがいる。
下北沢の小さなライブハウスで月1のライブをするミュージシャン。
バイトの掛け持ちをしながら家族を養うコメディアン。
俳優、詩人、作家見習い、大道芸人。
 
彼らにどうにも惹かれてしまったファンもまた思い悩む。
彼らはどこへ向かい、何を残すのか。
自分たちにできることは何なのか。
 
好きならばもっと積極的に関わるべきなのかもしれないな。
ドロシー&ハーブのように。
それならば、中途半端な気持ちじゃ駄目なんだ。

博多華丸の上京しきれません!

博多華丸さんの有料メルマガを購読しています。
内容は
(1)今週の迷える昼ご飯
(2)今週の福岡ニュース
(3)恋愛相談
という感じで、朗らかな人柄がわかる内容に毎週
ほっこりとしています。博多弁がいいアクセント!
 
特にランチコーナーで出てくる福岡の安くて美味しいお店は
メモして行きたくなってしまうほど。
安く美味しい物を吟味するのが本当に好きなんだろうな~。
 
Magalryというページで多数扱っている有名人メルマガの1つ
なのですが、1メルマガに対して525円払う仕組みで、これは
ちょっと高いんじゃないかなあと。
2名分購読すると1000円超えますからね。
ケンコバさんのも面白そうなのだけれど・・・。
 
Magalry/マガリー

2013年5月8日水曜日

バチバチエレキテる

バチバチエレキテる
うしろシティ金子シティが猫耳つけてぱみゅぱみゅしながら
「カワイイ♪カワイイ♪」
踊っていた・・・(呆然)
え・えーと。
金子さんは確かに「うしろシティのかわいい方」ですが。
あの・・・・・・普通のちょっと大胆におしゃれな服着てる
男性姿の方がかわいいと思うよ!
バチバチエレキテる(通称:バチエレ?)の方向性がイマイチ、
いやイマサンくらいわからないのですが。
私はフジテレビのコント番組見てないからわからないけど
ピ○ルも終わっちゃった例の番組もこのテイストなのかな?
それならばしょうがないか。
ターゲットは女子高生あたりかしら。お笑いはファン層が若いからなあ。
私には他にも色々趣味はありますが、ファンになる人はほぼ年上。
生年月日を調べると自分と同じくらいかな…と思っていた芸人さんが
軒並み年下でヒョー!となる。
お笑いの場合伸び盛りでライブの実績もある若手芸人さんは
20代後半~30半ばに固まっている印象があるので、そりゃ皆
年下になっちゃうよね。
必然的にファンも若いわけで。
出待ちを頑張っている10代~20代の女の子を見るとキュンとくる。
若い頃のキャッキャする気持ちは大事だよ。
日々の生活や将来の心配をする必要がない時期。
社会人より使えるお金はずっと少ないけれど、時間と体力と
行動力は溢れるほどある時期に、自分の好きなものを好きなだけ
突き詰める体験は人生の宝物。

バナナマンの東海道中膝栗毛

CDRやDVDRが普及したあの頃。
誰もがかかった
「持っているビデオとMD。全てをデータ化してみせる!」
という熱病に私もかかり。
例に漏れずに挫折して今に至る。

しかし・・命燃え尽きるまでにはやらなきゃねえ、と再びMDの山を掘り起こしております。

一時期ラジオドラマや朗読番組にハマっていたためその頃の音源がひょっこり顔を出し。珍しいものが出てきました。

2005年 J-WAVE
サントリシアターゼロアワー
「バナナマンの東海道中膝栗毛」

日村さんが弥次さん、設楽さんが喜多さん。もちろん真面目な朗読ではなく、現代版にくだけて訳してある上にギャグもたっぷり。
2人の軽快な掛け合いが心地よく。

聴きながらコレ書いているんだけど、さっきから日村さんが子供になったり遊女になったり忙しい(笑)
あっ、お風呂に入りはじめた。
そして間に流れる曲がシャレオツなJAZZ。

他にも色んなシリーズあったよなあ。
変態さが滲み出て最早ギャグだった阿部サダヲの漱石作品とか(こころ?)。
今までみたどんな映像版よりカッコいいと唸った松重豊の罪と罰とか。

あの山の何処かにあるはずなんだ・・(遠い目)


2013年5月7日火曜日

犬の心本気ライブ ゲスト:ジンカーズ

神保町花月に犬の心あり。
今年で16年目を迎える犬の心がキングオブコント決勝を目指し
毎月新ネタを卸すライブ。

犬の心はメガネ族 vs.裸眼族コント。
メガネ族も母親の胎内からオギャーと生まれる時は裸眼族。

ジンカーズは賃貸契約書コント。
甲・乙・ヘイヘーーイ!

ジンカーズと犬の心はほぼ初対面ということで手土産に自作Tを持参。
さすがタッパに入れたフルーチェを差し出し、神保町を困惑に陥れた
夜ふかしの会とは違う。
しかし押見さんの評価では、スタイリッシュで美大卒(想像)で
Mac使い(想像)なのは馬場さんのみ。
樋口さんは豪雪地帯・越後出身というだけで「自殺しそうな人」認定。

キングオブコントへの熱いトークが聞けるのかと思いきや、
押見さんは話が3歩進むと話がどんどん反れてゆく(体調悪いのに)。
池谷さんも楽しそうに乗っかるので、よしもと名物ミニコントが止まらない。
ジンカーズは困惑している。

「去年のキングオブコントメンバーには夢があった」
「自分たちの近しい人たちが行ったので、当日の評価が良ければ
ちゃんと決勝に進めるんだと思えた」
ラストはちょっとだけ真面目な話も聞けてよかった。

帰宅後、twitterをチェックして戦慄が走る。
押見さんの
「(アーティストっぽい生活をして欲しいから)馬場くんは
今日、流木を探して持ち帰ってよ」
という勧めに従い、馬場さんがいい感じの流木を探して多摩川付近を
さすらっていた。