2014年5月31日土曜日

浅草のニュー喜劇人(5/30)~ネタバレあり~

浅草のニュー喜劇人(5/30)
本日のゲストはラバーガールです。

以下、内容のネタバレを含みますので、これから見に行く方や
内容を知りたくない方は気をつけて下さい。
また、コントの前につけている記号は、私が整理するための
ものなので気にしないでね。


2014年5月29日木曜日

浅草のニュー喜劇人(5/28昼)~ネタバレあり~

浅草のニュー喜劇人(5/28昼)

本日のゲストはライスです。
以下、内容のネタバレを含みますので、これから見に行く方や
内容を知りたくない方は気をつけて下さい。
また、コントの前につけている記号は、私が整理するための
ものなので気にしないでね。

2014年5月23日金曜日

浅草のニュー喜劇人(5/23)~ネタバレあり~

浅草のニュー喜劇人2日目。
本日のゲストは阿佐ヶ谷姉妹です。

以下、内容のネタバレを含みますので、これから見に行く方や
内容を知りたくない方は気をつけて下さい。
また、コントの前につけている記号は、私が整理するための
ものなので気にしないでね。

浅草のニュー喜劇人(5/22 初日)~ネタバレあり~

THE GEESEとラブレターズによる、30日間連続「浅草のニュー喜劇人」初日に
行ってきました。
想像以上に狭い空間に驚きつつ、たっぷりと楽しむことが
できました。

以下、内容のネタバレを含みますので、これから見に行く方や
内容を知りたくない方は気をつけて下さい。

2014年5月20日火曜日

error of conte 2014

2014/4/8
~ジンカーズ企画ライブ~『error of conte 2014』

同じコントを2回披露し、1回目と2回目の間違い探しをする、
ネタと企画完全一体型のライブです!
出演者:ジンカーズ、犬の心、トップリード、巨匠
MC: いけだてつや
 
ジンカーズの企画ならば、きっと面白いに違い。
前情報は上記のみの新企画ライブに行ってきました。
「エラー・オブ・コント」。間違い探しとは一体何なのか。
観客も手を挙げて回答するの?点数をつけるの?
謎だらけでワクワクします。
 
いつものように仕事の関係で少々遅れて会場に入ると、遅刻席と
して用意されている最後列がやけに空いている。
新ライブだから、やっぱり売れ行きが悪かったのかな・・・と思いながら
席につくと、なんとその空席は「芸人用回答席」だったのです。
 
★1組の芸人がコントを出題する(演じる)時は、他の芸人は全員
最後列の回答席に座って鑑賞する。
 
★コントは同じものを2回続けて演じる。
ただし、1回目と2回目のコントには間違い(エラー)が10個
隠されており、それぞれ難易度によって点数がつけられている。
 
★2回目のコント中、回答席の芸人はエラーがわかった時点で挙手&回答。
回答権は1問(1コント)につき、答えることができる回数が決まっている。
コントはその時点で一時停止となり、答え終わったら止まった
部分から続きを演じる。
 
初回なので、みなさん問題の作り方や難易度がバラバラなのですが
それがまた面白い。
出題する方は、自分の単純なミスが「エラー」としてカウントされて
しまいかねないので緊張するし、さらに挙手があって一度コントが
止まると、途中から演じることに慣れていないのでさらにミスをしそう。
 
「これ、止まると怖い!」 「普段かかない汗かいたわ」
「早く終わりたくて、後半になると巻いちゃうよ」
 
一方、答える方の芸人は全てにおいて疑ってかかる。
なんでもかんでも怪しく見えるようで、最初に演じたジンカーズのコントが
始まった途端、芸人席から
「出囃子違わない・・・?」と囁き声が聞こえてきた時は、思わず
吹いちゃいました。
 
そしてさすが芸人さん、問題に答えるだけなのになぜあんなに
愉快なのか(笑)
あまりにも簡単すぎて、誰も手を出さない低難易度問題を
確実に取っていくミスター堅実な押見さん。
「さっきと下着の色が違う!」 「ノーパンで演じてる!」と、表情も
崩さすにふざけた回答をする、ファニー担当(本人談)池谷さん。
 
勘が鋭く観察力が高いのか、高難易度の問題をバンバン
当てていたのは和賀さん。
1組目のジンカーズコントが始まって数分で、
「馬場の履いている靴が違う」
という、最高難易度のエラーを見つけちゃった!
新妻さんもよく当てていたなあ。
 
また、この企画は出題側にもセンスが問われますね。
どのコントを使うか、簡単なエラーと難しいエラーの数を
どれぐらいのバランスで設定するかなど。
 
難易度のバランス調整、エラーのセンスなど、総合的に
一番うまかったと思うのはトップリード。
合コンで歌っているモノマネが違う、と一目でわかるものもあれば
 
新妻「1回目と2回目でチークの色を変えたのぉ~(キャッ)」
 
と、なんとも新妻さんらしいエラーもあり。
最高難易度は、実はコントの間中ずっと和賀さんが服の下に
ブラジャーをつけていた!
これね、よーく見ればYシャツの胸のあたりが少しだけモコッと
していたので、絶対に答えられない問題じゃないんですよ。
 
一番目の付けどころが上手いと思ったエラーは、2回目だけ
和賀さんが結婚指輪をはめていたというもの。
こんなさりげなくて、意外と見つけられなさそうな所を突くのが
さすがだよね。
 
ジンカーズは出題の難しさというより、エラー部分があきらかに
おかしくなっている(コントは銀行強盗)
1回目では武器を持っていたのに、2回目では強盗が
 
「武器は俺自身だ。
なぜなら俺はジャックナイフだからさ!」
 
とか言い出す(笑) 言動が尖っているよ。
そしてやたらと宗教的なフレーズが飛び出すあたりが、
さすがジンカーズ間違い探しです。
 
犬の心はじゃんけんのコント。
二人とも「簡単すぎるのを作ってきちゃった」と反省していたけれど
私はすごく好きだったな~。
パソコンのキーボードを叩いていたのが、よーく見ると
ピアノを弾いているマイムになっていたり。
一番好きだったエラーは、じゃんけんを左手でしていたところ。
 
「押見さんが、めったに見せることのないノリツッコミをしていた!」
 
と当てられて、舞台の上で思わず照れてしまう押見さんにも
ニヤニヤしてしまう。
 
巨匠は・・・巨匠でした(笑)
着替える時間があまりないので、OPの時点でだーほんちゃんが
セーラー服で、すでにどのコントかまるわかりです。
「ひょうたんだろ」「ひょうたんだよね」「ひょうたんはトリにしました」
先輩たちからのイジりが激しい。
 
間違いも、理由はわからないけれどみゆきちゃんが足を
引きずっていたり。ひょうたんの絵のフリップに、小さく写真が
貼ってあったり。
ちなみに最高難易度の問題回答は
 
「割り箸が、お菓子のトッポに変わっている
(プリッツという回答は不可)」
 
でもこれ、誰か当てたんだよね。ちゃんとトッポで。凄いな。
フリップをめくり間違えた(上下間違えた?)単純ミスがあったのだけれど、
その途端新妻さんが意気揚々と手を挙げて
 
「フリップを間違えるという、2013年キングオブコント準決勝と
まったく同じミスをした!
つまり彼らは、あの準決勝から何も学んでいない!!」
 
という激しい回答が・・・今年は頑張ってね。
 
最後にMCのいけだてつやさんが、進行も回答する芸人さんへの
突っ込みも、実にいい仕事をしていたことを残しておきますね。
鮮やかだったなあ。

2014年5月19日月曜日

すいているのに相席2.5

すいているのに相席2.5
 
日時:2014年7月5日(土) 19:00開場 19:30開演
会場:東京・ルミネtheよしもと
料金:前売2800円 当日3000円
出演者:キングオブコメディ高橋 / THE GEESE /
山脇唯 / バッファロー吾郎A
脚本:バッファロー吾郎A / せきしろ / 上田誠(ヨーロッパ企画)
 
7月まで生きる希望がわきました。
1と2からどのコントが選ばれるんだろう。
アレもコレも見たくてしょうがない!

2014年5月17日土曜日

ワラインプロ2

かもめんたる槇尾さん企画、笑いとインプロの融合ライブ「ワラインプロ」を
見てきました。
今回が2回目の開催で、メンバーはかもめんたる槇尾さん、しずる池田さん
トップリード新妻さんTHE GEESE高佐さん、ラブレターズ溜口さん。
1回目も見ていて、その時のレポートは2013年7月の日記へ
 
 
今回は見終わった後に、ひたすら笑える短編ドキュメンタリーを
見たような気分になりました。
参加している芸人さんの、インプロに対するスキルがメキメキと上がっていく
瞬間を目にすることができたからでしょうか。
 
多分、お笑いファンが普段目にするインプロは、お笑いライブの
企画コーナーだと思います。
モノボケやジェスチャーゲームと同じように、「即興コント対決~!」とやる
あのゲームですね。
対決なわけですから、そこには勝敗が存在する。なので、演じる芸人さんも
「即興=相手より上手くできた方が勝ち」と思っている節がある。
 
でも今回のインプロは優劣ではなく、むしろ協力し合って皆で進める事が
目的なんだと、だんだんゲームを通じて舞台上の芸人さんが理解していく。
その過程を観察するワラインプロを、まるでドキュメンタリーのように
感じたのかもしれません。
 
内容が、面白かった1回目よりさらにレベルアップしていたのも良かったです。
これはひとえに、進行役兼講師だったモクレン野村さんの力が大きい。
前回の反省点をふまえて、だいぶゲームの内容を選び直したのでは
ないかな。
 
1回目は各自ポイント制にして、一番ポイントが低かった人は
罰ゲームだった記憶があります。
それだと競いあってしまい、協力プレイがなかなかできないんですよね。
芸人さん、負けずぎらいな人が多いし(笑)
インプロにも沢山の種類がある中で、今回は特に「協力する。皆でひとつの
目的に向かってスムーズに進むよう努力する」ものが採用されて
いたようです。
 
そして、数多くのインプロを手がけている野村さんも興奮するほどの、
芸人の皆さんの瞬発力・理解力。
 
「やはり一流の芸人さんは一流のインプロバイザーであることを再確認。
インプロの遊び方をすこし教えるだけでものすごい勢いで吸収し、
表現していきます。
普段二時間ぐらいかけてやることを40分ぐらいでできるようになっちゃって
「え?!あれもできるの!?じゃこれもできんじゃん!」みたいな感じで
めちゃくちゃつめこんでしまいました!笑 
お笑い+インプロはめちゃくちゃ相性が良いです。
どんな失敗してもポジティブだし、他人を助けるし、声大きいし!!
もぉ〜芸人さん大好き!!」

「ワークショップ後にみなさんに話しを伺ってみたところ、芸人の方たちにとっても
ものすごい刺激的な時間だったようです。
一番衝撃をうけていたのは「ボケなくていい」という言葉。
常に短く、早く、大きく裏切って笑いをとらないといけない芸人たちにとって
新鮮だったのでしょう。
笑いへのプレッシャーから自由にはばたきだした芸人の新しい魅力が
そこらに輝いていました」
 
即興実験学校facebookより
 
最初のゲームあたりでは、不安そうにルールを何度も確認していた高佐さんが、
エンディングで「今まで即興が苦手だったけれど、楽しかったし
ものすごく勉強になった!」と、晴れやかな顔をしていたのが印象的でした。
皆で気持ちを合わせて、心も身体も開く。
みんな、セミナーかカウンセリングを受けた後のような爽快感があったみたい。
 
今回の芸人さんも実力派コント師揃い。
新妻さんの演出力、池田さんの発想力、溜口さんの演技力。
爽やか高佐さんがルールの理解力があって、1番似合っていたのがデブキャラ
という衝撃ね。
企画立案者の槇尾さんは、あまりにも女子力が高い(笑)
 
とあるゲームで、池田さんがかもめんたるの世界観を体験したいから、とペアの
相手に槙尾さんを指名すると、僕とじゃ体験できないと思うよ?なんて言う槙尾さん。
でも前回、他のメンバーに
「槙尾さんが俺らに演出の指示を出す時の口調や態度が、う大さんにそっくりだ」
と言われていたのを覚えてますよ~。
コンビは夫婦みたいに似るものなのかも。
 
溜口さんは楽しそうにイキイキと演じていました。
記憶喪失の青年も冒険気質な少年も、演技が細やかで丁寧。
ロングコント(スーパーC)では企画プレゼンに早々に落ちてしまったため、ほぼ
プレイヤーに徹することになったのですが、演技でぐいぐいと物語を進めて
いるのを見て、さすが役者さんだなあ、と。
 
私の席からは下手袖がよく見えたのですが、レストランコントで新妻さんから
女友達の役を与えられた溜口さんが、出るタイミングを伺いながら女の子の仕草や
表情の役作りを念入りにしていたのが気になって、ずーっと眺めてしまいましたよ。
不思議なもので、メイクもないのに本当に可愛い女の子に見えるの。
結局女の子役の出番はなくなってしまって、残念だったな。
 
このワラインプロ。客席から見ていると、演者さんのコントにおける
能力値レーダーチャートが背後に見えるようだったけれど、新妻さんは全項目が
ぶっちぎりで高いのではないかしら。
弱い項目があるとしたら、そこはきっと補うように和賀さんが高いのかもしれない。
トップリード・・・恐ろしい子。
(和賀さんがワラインプロに出るのも見たいなあ!)
 
特に、今回のワラインプロでハッとするほど素晴らしいと思った場面は、
新妻&高佐ペアで演じた「次何しましょうゲーム」。
バンド仲間という設定の二人は、最初に話の流れでバンドを解散する
ことになり、なんとなく部屋にあるドラムを片づけたんですよ。
そしてラストシーン。

高佐「じゃあ・・"次、何しましょう?”」
新妻「何します?(ニヤリ)」
高佐「えっ?」
新妻「まず・・・・・・ドラムを出しましょう!」

最初に戻った!うわ~トップリードのコントみたいな構成だ!
普通ならね、あの場面で出てくる台詞は「またバンドやりましょう」ですよ。
多分周りもそれをほぼ予想してましたよ。そこで最初に出てきた、
あの何気なく片付けたドラムを使うとか、もう・・もうっ!(ジタバタ)
ただの天才である。
 
エンディングで、名残惜しさのあまり「同じメンバーで続けていきたいな」と
いう声もあがりましたが、観客としては色々なコント師がワラインプロを
体験する姿も見たいですね。
ライブ後の感想も上々で、次回公演も7月に決定したとのこと。
コンスタントに続いて欲しいライブです。