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2019年8月22日木曜日

日本SF大会 海外ドラマ企画「TVファンタスティック」

久しぶりに日本SF大会に参加した。
SF
大会は毎回会場が変わり、今回の開催地は大宮。
今年は企画の一部分だけ参加できるスポット入場券というシステムができたのがありがたい。

2019年6月11日火曜日

2019年4月9日火曜日

ヴァージニアウルフなんか怖くない

ナショナルシアターライブ「ヴァージニアウルフなんて怖くない」。
ウィットのある会話を混ぜ込んだ壮絶な夫婦の罵り合いを3時間観続けるという、疲れていると
メンタルがゴリゴリに削られる芝居だ。

2019年3月25日月曜日

いとうせいこう「今夜、笑いの数を数えましょう」

いとうせいこうさんが下北沢B&Bで開催した笑いに関する対談ライブが本になった。
この「今夜、笑いの数を数えましょう」がすこぶる面白い。

2019年3月11日月曜日

メリー・ポピンズ リターンズ

青春時代にジュリー・アンドリュースが憧れだった母に育てられた私は、
一番古い記憶にあるミュージカル映画がメリー・ポピンズだ。

2018年10月31日水曜日

ナショナルシアターライブ「フォリーズ」

なかなか上演されないソンドハイムのミュージカルが
あのナショナルシアターライブで見ることができる!
ラインナップが発表されてからとても楽しみにしていた1本だった。

2018年9月19日水曜日

ドラマ版「FARGO/ファーゴ」

お好きな方には堪らないコーエン兄弟の傑作映画「FARGO/ファーゴ」。
私も大好きな映画の一本だ。
なんとこのドラマ版が制作されるということで、HULUに新シーズンが
追加されるたびに観ている。

シーズン1を観始めた時は正直頭の中で?マークが踊っていた。
映画と違いすぎない?
とりあえず「無能な上司は凶悪な犯罪者より厄介だ」と思いながら見続け、
最終的にはすっかり感動してしまった。
ドラマ版はシーズンを通して映画「ファーゴ」になってゆく。
雪に閉ざされた町、女性署長、妊婦。

シーズン2は1の過去話。
1の主人公モリーの父親が現役警察官の頃の物語。
私はこういう一筋縄ではいかない老人のカッコいい過去が大好きなのだ。
1はサスペンスであり、2はギャングドラマでもある。
身の丈に合わない欲望を抱いたために、悲しい結末を迎える肉屋の夫婦
(特に夫)が情けなくも哀れで、どこか愛おしくも感じる。

シーズン3は1・2とは全く別の「ファーゴ」。
前シーズンで出てきたUFOと関連するかと思われたSF小説も、結局
あまり物語の核心とは関係なく。
ユアン・マクレガーの一人二役にしばらく気がつかない程にぶい私には
ちょっとピンとこなかった。
だがしかし!保釈中の美女ニッキー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)が
超いい女!彼女の復讐劇が始まるところから物語が面白くなってくる。
(コントラクト・ブリッジの名手という設定も素敵だ)
敵役であるV・M・ヴァーガの掴みどころの無さと不気味さも良い味をだしている。
メフィストフェレスなわけだね、彼は。

シーズン3で終了という噂が流れたものの、どうやら4の制作も決定したようで。
今度はどんな物語なのだろう。


2017年1月27日金曜日

英国ロイヤルバレエ「アナスタシア」

去年から引き続き鑑賞している映画館でバレエシリーズ。
ボリショイバレエと英国ロイヤルが定期的に上映してくれるが、
お金と時間の関係で、さすがに全て見るわけにはいかない。

今回選んだのは英国ロイヤルバレエ「アナスタシア」。
舞台好きとしては未見の演目に興味があるので。
20世紀FOXの作ったアニメ映画で見たことがあったかな?
バレエ版では、死んだはずの皇女アナスタシアと、自分を
アナスタシアだと主張する女性アナ・アンダーソンを描く。

1幕はアナスタシアのおてんば娘らしさ、2幕は美しく成長した姿で
デビュー舞踏会に暗い影が刺しやがて革命に。
そして3幕は精神病院のアナ・アンダーソン・・・と思いきや、
よく見てみると1幕と2幕の舞台美術にも病室を思わせる部分があると
舞台美術スタッフのインタビューで語られていた。
つまり全てはアナの妄想として描かれている。
この作品が作られた当時はまだアナ・アンダーソンが本当に
アナスタシアなのかは判明しておらず、3幕の精神病院部分だけの
短編バレエだったという。

アナスタシア/アナ・アンダーソンを演じるのは、現在イギリスで
活躍中のロシア人バレエダンサー ナタリア・オシポワ。
1幕~2幕のチャーミングさと難しいダンス(出ずっぱり!)
何より3幕の狂気の表現が鳥肌がたつほど素晴らしかった。

かねがねバレエダンサーはどのように演技力を磨いているのか
不思議だったが、インタビューによると彼らは特別な演技の
レッスンは受けていないらしい。
音楽に身を委ねて踊ると演技は自然とついてくるのだ、と。
なんて美しい・・・。

それにしても、海外の舞台作品がどれにしようかな?と迷うくらい
映画館で上映されるのだから幸せな時代だ。
この上映のためにかなりのカメラとスタッフを用意して撮影を
するので費用はかかるだろうが、その映像で世界中の
映画館で観客を動員できるし、プロモーションにもなる。
団員・スタッフを率いて(場合によってはオーケストラも)世界ツアーを
する莫大な費用と労力を考えれば、この方式はメリットだらけだろう。

しかも舞台を見に行く観客を奪わず、むしろ新しいファンを掘り起こしている。
実際、私の母は若い頃からバレエファンで、来日公演を喜んで観に行って
いたが、最近は億劫がって劇場に足を運ばなくなっていた。
それがこの映画館で上演されるバレエシリーズを知り、今度は
映画館でバレエを楽しむようになったのだ。

 「劇場では咳をひとつするのも憚られるけれど、劇場ならば気軽に
飴を口に入れたりお茶を飲んだりできるし。
トイレにも行きやすいでしょう?
それに、劇場であんなに表情や足の動きがよく見える席を取ろうと
思ったらとっても高いんだから!
いい時代になったわねえ。」

2015年2月12日木曜日

ザ・オーディエンス(ナショナルシアターライブ)

“「ザ・オーディエンス」は、イギリス女王と歴代の首相が定期的に会いその時の情勢や国の問題などについて意見を交える謁見(= Audience)が描かれている作品です。
この謁見を女王即位の時から最近に至るまで(60年)を描くのですが、女王を演じたヘレン・ミレンは見事に一人でその年月を経る女王を演じきっています。
彼女は同じくイギリス女王を演じた「クイーン」でアカデミー賞主演女優賞を受賞していますが、この「ザ・オーディエンス」の女王もそうとう見応えがあります。
本作が収録されたロンドンでの上演で高い評価を得て、今年はブロードウェイでの上演も決まった「ザ・オーディエンス」。
またヘレン・ミレンが賞賛されること間違い無しですね。
NYが遠すぎる方は、ぜひお近くの映画館でお楽しみください!”


ナショナルシアターライブFacebookより
https://www.facebook.com/ntlivejp

 ドラマ「SHERLOCK」のベネディクト・カンバーバッチが出演した舞台「フランケンシュタイン」を映画館上映したことでちょっぴり話題になったNTL。
今回のザ・オーディエンスも素晴らしかったです。
シェイクスピア劇とは違い、現代劇でコメディ要素もあり。
歴代の首相もきっとかなり似ているのでしょう、イギリスの観客がその仕草やエピソードに大うけでした。
そういう意味ではイギリスの政治情勢に疎い私では、この作品の魅力が半分程しかわからないのかもしれません。

 しかしその半分でも十分面白い。
まず役者が上手い。女王を演じるヘレン・ミレンはもちろん、周りの侍従まで。
ティーンエイジャーの頃の女王を演じた女の子も、気丈とした鼻っ柱の強そうな性格が上手かった。
60年以上、首相は次々と変わっていくのに女王はただ一人。
本物の犬も出てくるよ!ワンコが舞台を走るだけで劇場が和むよね。

故ダイアナ妃の件も含めて、えっそれを入れちゃっていいの?という内容もバンバン入っている。
この辺りはイギリス王室と日本の皇室の違いですね。
たぶん日本で同じような舞台を作ったら、右や左の方達で大騒ぎになる(焦)
ジョークがまた皮肉めいていてキツいんだわ。
ゴシップが取りざたされる分、女王も黙ってはいない。
「物には限度というものがあります」と毅然とする彼女はかっこよかった。

 ナショナルシアターライブ、今後も注目作が多いです。
期間が一週間弱と短く、上映館も少ないので洩れなく見るのになかなか苦労しますが、それに見合う内容だと思います。


 『欲望という名の電車』 :2015/3/6(金)〜3/11(水)
ヴィヴィアン・リーやマーロン・ブランドが出演した名作映画(51年)でも有名なテネシー・ウィリアムズによる傑作の舞台化作品。
日本でも名女優たちが演じてきたヒロインのブランチ役を、本作では「Xファイル」の女優ジリアン・アンダーソンが演じ、彼女の女優人生で最も素晴らしい演技だと評された。
ロンドンでの上演時には、ヤングヴィック劇場史上最短のチケット完売記録を生んだ。
演出:ベネディクト・アンドリュース
作:テネシー・ウィリアムズ
出演:ジリアン・アンダーソン、ベン・フォスター、ヴァネッサ・カービー


 
『二十日鼠と人間』 :2015/5/15(金)〜5/20(水)
誰もが知るジョン・スタインベック原作を、ジェームズ・フランコとクリス・オドウド共演で贈る、出稼ぎ労働者の過酷でありながら夢に想いを馳せる人間ドラマを舞台化したブロードウェイ上演作。

オドウドは本作でトニー賞最優秀男優賞にノミネートされた。「ゴシップガール」で知られる若手女優レイトン・ミースターがヒロイン役を好演。
演出:アンナ・D・シャピロ
作:ジョン・スタインベック
出演: ジェームズ・フランコ、クリス・オダウド、レイトン・ミースター



 『スカイライト』 :2015/7/3(金)〜7/8(水)
日本では1997年に緒形拳と若村麻由美により上演されたデヴィッド・ヘアー作の「スカイライト」。
同舞台を「リトル・ダンサー」のスティーヴン・ダルドリーが演出し、「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」のビル・ナイと「華麗なるギャッツビー」のキャリー・マリガンが主演。
二人が織りなす複雑な人間ドラマを、人気デザイナーのボブ・クロウリーが手がける舞台美術が彩る。
演出:スティーヴン・ダルドリー
作:デヴィッド・ヘアー
出演: ビル・ナイ、キャリー・マリガン



 『宝島』 :2015/9/11(金)〜9/16(水)
宝島への地図を手にいれた少年が個性豊かな海賊と繰り広げる冒険劇。
ロバート・ルイス・スティーヴンソンの傑作小説を英国ナショナル・シアターが最高のエンターテインメント作品として舞台化。
「ドクター・フー」のアーサー・ダーヴィル演じる一本足の海賊ジョン・シルバーにも注目。
演出:ボリー・フィンドレー
作:ブリオニー・ラヴェリー
出演: パッツィー・フェラン、アーサー・ダーヴィル


 
『オセロ』 :2015/10/16(金)〜10/21(水)
2014年ローレンス・オリヴィエ賞最優秀主演男優賞をローリー・キニアが受賞した傑作舞台。
シェイクスピア四大悲劇の一つを、同じくローレンス・オリヴィエ賞受賞俳優のエイドリアン・レスターの共演で贈る、ニコラス・ハイトナー演出の舞台ファン必見の一本。
演出:ニコラス・ハイトナー
作:ウィリアム・シェイクスピア
出演: エイドリアン・レスター、ローリー・キニア


 
『リア王』 :2015/11/13(金)〜11/18(水)
イギリス演劇界きっての名優サイモン・ラッセル・ビールがタイトルロールを熱演した本作は、愛し信じた者に裏切られるリア王に観客は深く心を揺さぶられずにはいられない名舞台となった。
演出は2015年に「007」シリーズ最新作の公開が控えるサム・メンデス。
狂気と正気のはざまをさまよう様子を見事に演じるサイモン・ラッセル・ビールの名演技をお見逃しないように!
演出:サム・メンデス
作:ウィリアム・シェイクスピア
出演:サイモン・ラッセル・ビール、スティーヴン・ボクサー、トム・ブルック

2015年2月6日金曜日

ビリー・エリオット ミュージカルライブ

映画「リトルダンサー」のミュージカル化で、映画の原題が少年の名前であるビリー・エリオットです。
当時、映画をミュージカル化・・・?と訝しげに思っていた舞台ファンを尻目に大ヒット。
その後、雨後のタケノコのように映画~ミュージカル化する作品が増えました。
世界中で上演され、日本でも「劇団四季がビリーをやるために少年のダンスクラス募集をしているらしい」と噂があったけれど、結局やりませんでしたね。
労働基準法の関係なのかな。韓国では上演されました。

ストーリーは映画と同じ。
ただし、舞台版の方が炭鉱のストライキと街に漂う暗い影が色濃い。
ストライキの長さに疲弊していく炭鉱夫達と、街の人々の想いが感じられます。
その暗さと反比例して遠く輝くバレエの世界。
主人公ビリーの素晴らしいダンスを前後左右、どころじゃなく上から下から
カメラがとらえて、踊り終わった後の息遣いまで聞こえそうな迫力でした。
踊りまくりで歌まで歌って、宝石みたいに輝く少年はまだ11歳です。
眩しい・・・。

印象深いのは、ビリーの才能に気付く瞬間をとらえたシーン。
バレエ教師ウィルキンソン先生が、ポーズを取ってピタリと止まるビリーの姿勢をそっと一つずつ直す。
最後に顎を引かせ、完璧なポジションのまま静止するビリーを見つめる称賛の瞳。

バレエを諦めたビリーが、想像の中でダンサーとなった将来の自分と華麗に舞い、クルクルとまわってラストを決めた姿を見た父親の表情。
バレエの知識などまるでない彼にさえ「息子には非凡な才能がある」とわかる、
あのダンスに心を奪われたたからこそ、心を決めて先生に進学について頼みに行ったのでしょう。

 最後にビリーはロイヤルバレエの付属学校に入学が叶い、父親も兄も大喜びだし、街の男達も彼がすでに成功したかのように声をかけるけれど、女性達はもっと冷静だと思いました。   
男は夢を見るのが好きで、自分達の分まで少年に夢を託す。
でも女はその先の現実を見つめている。

祖母は「もうあんたの部屋は人に貸しちゃったからね」と、とぼけながらも、
暗にもう戻る場所は無いことを示唆する。

帰郷の度に会いにくるよ、なんて言ってくれる可愛いビリーに、先生は
「こんな街の事はもう忘れなさい。後ろを振り返らず、ひたすら将来だけを見て進むように。
私の教えた2流のレッスンも綺麗さっぱり忘れなさい」
と忠告をする。

そして想像の中で語りかけてくれる最愛のママも
「もう会うことはないと思うわ・・・どうかしら?」

彼女達はまだ幼さの残る少年が、これから対峙する厳しい現実にくじけて戻りかねないことがわかるから。
前に進むためには、退路を断つくらいの覚悟を持たせなければならない。
確かに、この時点ではまだビリーは付属学校の入学許可を貰っただけで、未来への最初の一歩を踏み出したにすぎない。

現実の舞台を見ても思う。
スクリーンで輝く主役のエリオット・ハンナ君があまりにも完璧で、この世に二人といない、ビリー役を演じるために生まれてきた子ではないかしらと興奮して思ってしまうけれど、実際には週に4人のローテーションで演じる子供役の一人であって。
さらに最後に登場する、歴代27人のビリー達。
今はヒップホップをしているのだろうなという風貌の人もいたし、すでに舞台の道を去って今回は出演していない”ビリー”だっているはず。

スターへの道のりはあまりにも遠い。
でも、最初の一歩を踏み出さないことには決して届かない。

2013年6月14日金曜日

ケン・ローチ 天使の分け前

いつでも庶民と同じ目線で国や社会を見つめ、作品を通して鋭い
疑問を投げかける。私の敬愛する映画監督ケン・ローチ。
 
上映期間もそろそろ終盤で、ファンはもうとっくに見ているだろうから
ネタバレするよ。
 
 
・・・今回は幸せな結末だったーーー!!(涙)
 
 
“ ウイスキーを樽で熟成させる場合、1年で2%ほど蒸発して中身が減る。
これをエンジェルシェア(天使の分け前)と呼ぶ。"
 
ケン・ローチ作品には自分ではどうしようもない辛い現実にもがき、
苛立ち、途方にくれる人々が描かれている。
生まれながらの貧困、苦労して学校を出ても職につけない絶望的な就職難、
否応なしに巻き込まれるドラッグや犯罪。
 
主人公達は自分のため家族のために、そこから抜け出そうと必死の賭けに出る。
時には犯罪に手を染めて。
「もちろん犯罪は許されることじゃない。
でも、じゃあ他にどんな手があるというんだ!」
観客が彼らの肩を持ち憤ってしまうのは、監督が背景や心情を丁寧に
ユーモアを交えて描写してくれるから。

彼の描く弱者の中には「一度罪を犯した者」も含まれる。
悔い改めた前科者には、やり直すためのチャンスが与えられるべきだ。
誰にでも罪人になる可能性はあるのだから
台詞にはなくともスクリーンから、そう語るケン・ローチの優しい声が聞こえる。
 
"コレクター垂涎の幻のウイスキーを盗む計画をたてる。
ただしほんの瓶4本分だけ・・・天使の分け前程度に。"
今回の映画では犯罪計画もささやかで(ハラハラしたけれど)、ラストは
ふんわりと幸せになれる。
 
ケン・ローチ作品は最後まで油断ならない。
必死の賭けに出て・・・その賭けに負けてしまう結末もあるから。
「SWEET SIXTEEN」はとびきり切なかった。
未来の象徴である若者が、まだ15歳の少年が迎える哀しい誕生日。
彼はただ、家族幸せに暮らす未来を夢見ていただけだったのに。
また、彼が度胸があり聡明な少年であったからこそ、犯罪の
深みにハマってしまったであろうことが辛い。
 
どうしてこんなことになってしまうんだろう、何がいけなかったんだろう。
見終わった後、目を閉じて考えてみると結局行き着くところは
貧しさの連鎖と未来のない地方都市の問題点。
社会構造の歪み。
 
社会に対する批判を声高に直接的に叫ぶのではなく、作品を通して
多くの人に訴える方法がある。
まだ学生だった私に、ケン・ローチは教えてくれた。
 
現在御年76歳。
新しい作品を撮り続けてくれることに感謝。

2013年6月4日火曜日

劇場版シュタインズゲート

TVアニメをまとめ直して結末を変えるパターンなら見なくてもいいか、と
悩んでいたけれど、先に見た友人がアニメの続きだったよ~と教えて
くれたので足を運んでみた。
 
うーん、確かに続きではあるのだけれど。
なんだろうこの物足りなさは。
原作ゲームをプレイしている人には堪らない細かいリンクがあったようなので
アニメしか見ていない私では思い入れが足りなかったかな。
 
助けられたクリスティーナが次はオカリンを助けに行く!という設定は
かっこいい(私はまゆしぃ派だがね!)
バイト戦士もかっこいい。
強烈な記憶を植え付ける、となった時点でなんとなく筋が見えてしまって。
 
劇中で何度か
「来る・・・きっと来る・・・セルンがくるーーーー(ガクガク)」
な場面があり、その度に怖いけど映画は早送りできないから目を閉じて
俯いちゃったよ。
私にとっては映画版シュタゲはSFじゃなくてホラーだったかも。
 
 
 
 
 
 

2013年5月9日木曜日

ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの

東京都写真美術館にて。
 
町山智浩さんがラジオで紹介していたドキュメンタリーの続編。
これ気になっていたんだよね~でも前作見てないしなあ。
迷ったあげくに飛び込み鑑賞して・・・泣いた。
ホトホトと泣いた。
 
この映画は周りに何といわれようと、好きなものを地道に追いかけ続け
愛し続ける人々の道標だ。
 
郵便局員と図書館司書の夫婦が、1LDKのアパートに収まる
手頃な価格の美術品を生涯をかけて収集し、その数2000点を
越えたところで全てをナショナルギャラリーに寄贈した。
今回はさらに増えた美術品を50点ずつ50州の美術館に寄贈する
プロジェクトの話。
 
膨大なコレクションの中には、その後有名になったアーティストの作品もあるけれど多くは無名のまま。
しかしハーブ&ドロシー夫妻が真に美しい、素晴らしいと感じ
収集したコレクションの中に自分の作品が含まれていることが
彼ら無名アーティストの自信や誇りになる。
 
「でも、私は成功しなかった」
「成功や名声には興味がないの。私たちは良いと思って買っただけよ」
「あなたを誇りに思うわ」
 
どの世界にも素晴らしい物を作り、多くの人々に認められても
それが生活に結びつかない表現者たちがいる。
下北沢の小さなライブハウスで月1のライブをするミュージシャン。
バイトの掛け持ちをしながら家族を養うコメディアン。
俳優、詩人、作家見習い、大道芸人。
 
彼らにどうにも惹かれてしまったファンもまた思い悩む。
彼らはどこへ向かい、何を残すのか。
自分たちにできることは何なのか。
 
好きならばもっと積極的に関わるべきなのかもしれないな。
ドロシー&ハーブのように。
それならば、中途半端な気持ちじゃ駄目なんだ。

2006年12月4日月曜日

ASH&Dライブ

もちろんシティボーイズの面々が目当てですが、THE GEESEも好きだし
イタリア帰国後お初な神田山陽さんも出るじゃないか~。

冒頭は大竹さんの漫談。予想よりウケが少ないのか焦る。
そんな大竹さんがその辺の路上で拾ってきた芸人と紹介して出てきたのが
加納真実さん。
加納さんとシティーボーイズの邂逅にビックリした。
私は毎年三軒茶屋の大道芸フェスでお会いしておりますが。
アレは何と言ったらいいんだろう。
・・・ストーカー芸?引きこもり系パントマイム?
劇場空間の中で見るのは初めてかもしれない。


前日にインフルエンザの予防注射を打ったら眠くなってしまい
久本明子さんと斉木さんのコーナーはウツラウツラして体力を温存してしまった。
後で友人に聞いたら「それは正しい判断だったよ」と。

今回の出色はきたろうさん。象を消す脅威のマジック!
その前振りで話していた「生涯でカラスに二度襲われた話」も良かったなあ。
カラスがきたろうさんの頭を両足で掴んで持っていこうとしたらしい。
絵が目に浮かぶ(笑)

そして有志さんの「7分で演じる独りベルバラ」。
配役はオスカル:美輪明宏、アンドレ:笠智衆、マリー・アントワネット

:原節子、フェルゼンは・・・誰だっけ?

山陽さんはいつもの「鼠小僧とサンタクロース」だった。