2014年1月3日金曜日

東京尖輪2013

ジンカーズ馬場さん主催。
出演者が尖ったネタをやるライブです。
樋口さんによると、この大会の最高顧問は松竹のアスワンチ会長
らしいですよ。

ここからネタバレします。気をつけてくださいね。

ネタでとにかく1番尖っていたのは日本エレキテル連合。
金持ちの変態気味な女が、趣味でペットにしている男を首輪で
つないで束縛し、男も舌を出してハァハァいいながら服従している。
ペットの餌皿に、ドックフードみたいに入れたグリーンピース
這いつくばらせたまま食べさせたり。
イッちゃってるなあ。ラストが謎のファンタジー具合。

囲碁将棋は飄々と下ネタ漫才を。
真顔でラジオ体操をキッチリやりきり、帰っていった浜口浜村。
そもそも有りネタが十分尖っているから、そのまま持ってきた
巨匠とダブルブッキング。

政治的に尖り気味な弾丸ジャッキー、宗教的に尖り気味なジンカーズ、
漢らしくまっすぐ尖る瞬間メタルの三組は、元々同じ事務所の同期だそうです。
当時の馬場さん(大学生時代)の尖り具合が、さすが
このライブを主催するだけある、と思わせるものがある。
シアターDの事務所ライブをエスケープしてSHIBUYA-AX!!


マヂカルラブリーのコントも、なんだろうあの不気味な味わいは。
公園で楽しく遊んでいた野田さんが、カービィに吸い込まれて
カービィになるんだけど。あれ、なんて言えばいいのやら。
野田さんに感じる岡田あーみんのキャラ感ね。
キャラといえば、ダーリンハニーのコントでは、長嶋さんが
マント姿に会話が全てブルースハープというスナフキン仕様で
大層キュートだったことをご報告致します。

ラブレターズは単独ライブ以来に見た同窓会。
終盤の展開が痺れるコントですね。2人のビジュアルがどこか
かわいらしく見えるので、例えば瞬間メタルとかマシンガンズのような
アウトレイジ的な雰囲気のある芸人さんが、このコントを演じるのも
見てみたいです。

後半、尖った回答を出すとポイントが入る尖り大喜利あり。
MCは馬場さんとギース高佐さん。高佐さんが答えるところも
見たかったけれど、皆の回答をテンポ良く処理するところも
よかったですね。なぜか、タケタリーノさんに厳しいのが笑える。
オラキオさんは大喜利が苦手なので、こっそり舞台裏で隠れていたのに
スタッフに「そういうのは認められませんから!」と捕まり
無理やり舞台に引きずり出されていました。

このコーナーは、ダブルブッキング川元さんの独壇場だったなあ。
元々、普通の大喜利でもダークサイドな回答を出す人なわけです。
そんな人に、尖った回答ほどポイントが入るなんて言うものだから
まあ黒いこと黒いこと!まっっくろ!
客席も舞台上もヒーヒー笑ってました。
例えば・・・駄目だ。何一つ書けないよ。

特に「芸人にキャッチフレーズをつけよう」のお題が、答えやすくて
みんな言いたい放題で面白かったなあ。
ここでも川元さん無双。「”おもしろくない!”○○」って。
馬場さんが正の字を書いて数えていたポイントが、川元さんの分だけ
フリップの角を曲がってあり得ないところまで伸びていました。

それと、日本エレキテル連合の中野さん!
ネタだけじゃなくて大喜利も狂ってるよー怖いよー。
手数も多いし、危険で笑える回答もバンバン出すので
D関無双はとりあえず、早急に彼女をブッキングすることを
オススメします。

次回開催は四年後!なんて言わずに、毎年夏季と冬季の開催を
期待しておきますね。

2014年1月2日木曜日

夢オチ王決定戦

なーんだ夢だったのか、の一言で物語の全てを片付ける夢オチ。
切迫つまった作り手にとっては便利なことこの上ないが、
読者や観客からしてみたら、じゃあ今までの展開は
なんだったのさ!と怒られかねないこの手法。
基本的には、やるべきではない禁じ手とされている。

では、その夢オチ縛りでネタを作ってみてはどうだろう?
というコンセプトで開催されたのが『夢オチ王決定戦』。
主催者は芸人狼や共感百景でおなじみの、スラッシュパイルです。

印象に残ったネタをピックアップしてご紹介。
がっつりネタバレしますのでお気をつけて。

スパナペンチ
今年の認定漫才師に選ばれた、人力舎の若手エース。
しかも現役大学生なわけですが、今回の注目はメンバーの
中で唯一の漫才師であること。漫才で夢オチ?
「‥っていう夢をみたんだ」「もういいよ!」
とかやるのかな?
結果としては、彼らもコントをやりました。

しかし、MCのキンコメ高橋さんも笑って突っ込んでいましたが
とにかく初々しいコントで。
まず、声が小さくて話しているうちに、2人がだんだん近づいて、
まるでサンパチマイクの前で並ぶような距離になってしまう。
冒頭の台詞が「あー、俺と彼女が付き合ってもう2年かあ」
みたいなテンプレートで、会場からクスクスと笑い声が漏れる。
かわいいなあ。彼らはまだ年も芸歴も若いのだものね。

シソンヌ
「助けて‥誰か助けて‥」という声が響き渡る。
女性の声だ、ここはどこだろう?

まるで、RPGゲームやSF小説のようなオープニングで始まった
コント。おおっ、これは夢っぽい。
氷の国の女王様から助けを求められるものの、自分では
何もできない。
「何とか助けたいんだけれど。ごめんなさい」
「いいのよ、誰か人と話すだけでも‥人、よね?」
「(食い気味に)人です!」

他にも、チェロの演奏を致しましょうと女王様に誘われるも
演奏なんてしたことがないので、と困ると
「貴方、自転車の空気を入れたことある?
じゃあ大丈夫よ」
ええっ、そんな無茶な。えーー俺なんで弾けるんだよ!!
この謎の展開とチェロ演奏のカタルシスが、非常に夢っぽかった
ですね。

しずる
わけもわからず監禁されて、殺されそうになっている男(村上)
とにかく殺そうとする男(池田)
この二人の攻防が繰り広げられる。
そしてこの池田さん演じる男が、まあ狂っている。

下着姿で全力のラジオ体操。
円形劇場を絶叫しながらぐるぐる回る。
あと、縛られている村上さんを見ながらあんパンとか
食べていたような。

ラスト、村上が夢から覚めるも、なぜか現実も似たような
部屋にいる。
不安を覚えているところに、夢と同じように銃を片手に飛び込んで
くる池田。落ち着け、お前を助けるために来たんだ。
ドアを開けようと背を向ける池田の背中に、錯乱したように
叫びながら銃を放つ村上。
彼の夢はさめたが、これから現実の悪夢が始まる‥

THE GEESE
タイトルをつけるならば「尾関の夢」。
ただし、MC高橋さんが「こっちの夢でくるとは思わなかった」
と話した通り、寝ている間に見る夢であると同時に
願望としての「夢」でもある。

夢の中の尾関さんはスーパースター。
いいともの後任を任され、園遊会に呼ばれ、最終的には地球まで救う。
反対に高佐さんは、現在20人体制の超新塾に加入し(リーゼント&
革ジャン)、パチンコ屋でパチンコの玉として就職し(全身タイツ)。
最後は・・なんだっけ?

ほぼ尾関さんの1人芝居が続く。
明るく、朗らかな役を演じる尾関さんは華やかだなあ。
コメディアンとしての資質が、とてもある人だと思う。
尾関さんとは逆に、どんどん転落?していく高佐さんは
美しい顔が、なんだか幸薄さに拍車をかけていて。
良いコントラストです。

この夢オチ王は、青山円形劇場を完全円形で使用するのも、
売りの一つでした。
全体的に見ると、あまり成功しているコンビはいませんでしたね。
一応最初は気にかけるものの、ネタが進むに従ってどうしても
一歩方向だけで演じてしまって。
そんな中、ギースは円形舞台をきっちり四等分して演出を考え
全方向の客席に見えるよう、作り込んでいました。
お客さんを等分に楽しませたで賞。

ラブレターズ
ある朝、目が覚めると自分が虫になっていた‥と書いたのはカフカですが。
ラブレターズの今回のコントは
「ある日、トイレに入ったらうんこじゃなくていくらが出た。
おれ、鮭かもしれない」

自分が鮭であることを自覚した溜口さんと、相方の変貌に戸惑い
ながらも、コンビとしてやっていこうとする塚本さんの、
奇想天外な夢物語。これが非常に面白かった!

たまにシュールの括りに入れられるラブレターズですが、彼らの
コントは不気味さやホラー的な要素こそあるものの、特にシュール
ではないと思うんですよね。
でも今回は、異常な設定のまま、それを正したり否定することなく物語が展開していく不条理コメディ。

2人の抜群に高い演技力が、物語に説得力を持たせる。
特に溜口さんの終盤の切ない演技は、あり得ない素っ頓狂な状況なのに
うっかり感動しそうになりました。
また、円形劇場の使い方も上手かったです。

今回の選手権、優勝者はジューシーズでした。
最初の設定は意表を突かれたものの、そこからの展開があまりなく
少々私は退屈に感じたのですが。
夢オチの方法が単なる夢ではなく、RPGの戦闘中にモンスターに
攻撃をかけられて眠っていた!というのは斬新。

第二回の開催が待ち遠しい、とても面白いライブでした。

2013年12月31日火曜日

ラジオとたまごサンド

THE MANZAIの翌日。
文化放送のゴールデンラジオで、審査員である大竹まことさんがTHE MANZAIの
感想を話すのが恒例となっている。

今年は大竹さんが「この年齢でTHE MANZAIの審査するのはキツいものがある」と語っていた
面白いと思う自分なりの基準はあるけれど、64歳の基準で若い人の感性を審査できるのか。
視聴者に「もうこいつの感覚は古くてズレているな」と思われるかもしれない恐怖がある、と。

自分なりの基準と世間の評価のズレを確かめるために、大竹さんはラジオで1つ1つの漫才に
丁寧な感想を述べているのかもしれない。
私はこんな感覚ですがいかがです?世間と乖離してはいませんか?
そんな風にラジオリスナーへ問いかけているのかもしれない。

今年のTHE MANZAIは、各ブロックで自分だったら誰に票を入れるかと考えながら見ていて、
その全て大竹さんとピタリと同じでなんだか嬉しかった。
もちろん審査員それぞれが、それぞれ違う評価ポイントと好みを持っている。
逆にバラバラだからこそ、複数の審査員がいる意味がある。
それぞれの評価のベン図が重なり合った、その一番小さな中心に入る芸人が優勝するのだろう。

今年はウーマンラッシュアワー。
勢いと情熱がほとばしり、場の空気を巻き込むような圧倒的な勝利だった。

準決勝のブロック審査で、大竹さんはウーマンラッシュアワーではなく風藤松原に票を投じた。
「ウーマンラッシュアワーのあの勢いは確かに凄い。全体の流れでいけば、ウーマンなのかもしれない。
でも、審査員はね、結局自分の面白いと思ったものに入れるしかないんだよ」

風藤松原が自分にとって一番面白いと思ったから、彼らにいれた。
こんな確かで信頼できる言葉はない。
松原さんの繊細さ、どこか突拍子もない風松漫才のワードセンス。
ここに魅力を感じて評価をしてくれる審査員がいてよかった。
そして、それが大竹さんであってくれてうれしいなと思う。
なにしろシティボーイズファンなもので。

打上げには参加せず、終了してすぐの十時頃コンビニで夕飯のたまごサンドとお茶を買う。
そして、どうやらTHE MANZAIをチェックしていたらしい店員にギョッとされ
俺がたまごサンド食って何が悪い!と憮然とする。
たまごサンドをお腹におさめ、その日の夜か翌朝には、ラジオで話すための内容をまとめたのだろう。
私はこんな感覚ですがいかがです?世間と乖離してはいませんか?と問いながら。

後日談として、敗者復活から勝ち上がった流れ星がゴールデンラジオにやってきた時の話を。
THE MANZAIが終わった後、瀧上さんは大竹さんの楽屋にやってきたと思ったら
抱きついて号泣。周りをかなり戸惑わせたようで。
「俺、もう帰る支度をしていたのに!マフラー巻いてただろう!
こいつがワンワン泣くもんだから・・・ハンカチ返せ!」

THE MANZAI本番と、コンビニのたまごサンドの間に挟まれた、なんとも素敵なエピソード。
流れ星もおめでとう!ちゅうえい、奥さんとお幸せにね。

2013年11月25日月曜日

ラ・サプリメント・ビバ「ネタコレ2013」

現在活動休止中のラ・サプリメント・ビバさんが、1年に1度だけ
開催する単独ライブ「ネタコレ」。
今回初めて観にいきました。それどころか初・ビバさんです。
旧ネタ新ネタ織り交ぜた内容でも、私にとってはオール新ネタなわけで。
 
(歯を食いしばりながら)もっ、のっ、すっ、ごっ、くっ、面白かったー!!
 
彼の芸風を簡単に説明すると
「グルメ番組・ニュース番組など、テレビの音声を繋ぎあわせてネタを作り、
パントマイムの要領でそれを当てぶりする」
という感じになるのですが。コラージュ音ネタの一人マイムコント・・・?
うーん、これではあのとんでもない面白さが伝わらない。
 
目で見てもらえれば一発でわかる。
しかしYoutubeで検索したら、過去のネタコレOP映像(かっこいい)と、ビバさんが
自宅で流しそうめんをやっている映像しか出てこなかった。
何故に流しそうめん。
 
オープニングからトップギアで、ネタのクオリティも身体もキレッキレなショートネタを
バンバン連発。阿佐ヶ谷ロフトはドリフの大爆笑SE(わっはっは!というアレ)が
流れっぱなしなの?というくらい、最初から最後まで爆笑の嵐でした。
 
あああ、内容を説明できないのがもどかしい。
例えば舞の海グルメレポートは、別の回の別のシーンと台詞をうまく繋ぎ合わせることで
ものすごくシュールな風景に変わる。
 
「へぇ~、この辺りは閑静な住宅街なんですね~」
♪ピンポーン
(ベルチャイムを押して、悠々と通りすぎる)
「では、あちらに行きましょうか」
 
なんて和やかなピンポンダッシュ(笑)
 
犯人を延々と当て間違い、女性のスカートをめくっては撃たれ続ける金田一耕助。
全ての材料を水だけで調理する狂ったお料理番組。
“ひゃっほーう!娼婦!俺の彼女が娼婦!”(from海外ドラマ)
不条理なアタック25。
にっこりタオル体操。
 
短いものは10秒程度からロングネタまで、とにかく全て一人でこなす。
休憩時間はあるけれど、2時間びっしりでかなり体力的に厳しいはず。
大変といえばこのネタ作りは、一体どれだけの手間と時間がかかっているんだろう。
膨大な量のテレビ番組から使えそうな音声を取り、編集をして。もちろんボツネタ
だって随分出るだろうし。
 
そうだ、さらに出来た音声を全部暗記しなくちゃいけないんだ!
パントマイムと上記しましたが、正確には台詞に合わせて口だけ動かすのです。
全てピタリとは合わないけれど、ちゃんと覚えていて台詞に
あわせて身体を動かす。
観ると気がつくけれど、普通の人がしゃべるスピードって想像以上に
早いんですよね。
 
そんな苦労を客席に見せず、ひたすらバカバカしくて剛速球のネタの数々を
まるでピッチングマシーンのように舞台から投げられれば、そりゃあ客席は笑いすぎて
ドリフの公開収録状態にもなるわ!
 
阿佐ヶ谷ロフトおなじみの桟敷席には、お客さん兼お手伝い役の芸人さんが
並んで見ていて、楽しそうにビバさんに絡まれておりました。
(左から中川ごぼ男、田上よしえ、ラブレターズ溜口&塚本、
さらば青春の光森田、ヨージ)
休憩明けはみんな、ずらっと並んで霊幻道士のキョンシーで出てきたの。
懐かしい、かわいい!
♪キョンシー様のお通りだぁ~
 
開演前には復活記念の特別メニューがあり、注文した人はくじを引くことができる。
当たり景品は、ビバさんのおなじみフレーズ「思いっきり斜めポーズ!」としゃべる
キッチンタイマーや熊のぬいぐるみだったらしい。
終演後にはすっかりファンになっていた私は、うを~いいな~欲しい~と
身悶えてしましたよ。
 
来年も開催されたら絶対に行こう。
“思いっきり斜めポーズ!この角度!”

2013年11月21日木曜日

ダーリンハニーのオールナイトニッポンR

ナガシがやばい。
 
お笑いライブに足繁く通う人たちの間で、そんな噂が囁かれていた。
ナガシとは、ダーリンハニー長嶋さんのあだ名である。
イギリス(UK)・ビートルズ・ファッションが好きすぎる、らしい。
彼らの所属する太田プロのライブを見る機会のない私にとっても、そのワクワク
するような噂を聞くだけで、とても興味をかきたてられる存在だった。
相方、吉川さんもこんな文章を書いているし。
 
★「謎の男、ナガシ伝説」
 
そんな長嶋さんを初めてみたのは、ジンカーズ馬場さん&永野さん
主催のロックンロール・カラオケ・ナイト。
肩にユニオンジャックを背負い、Hello ジャパーン!と叫びながら、盛り上がりたい
客席のノリをほとんど気にせず洋楽を歌い上げていた。
 
・・・なるほど。これはヤバい。
 
次に観たのはラ・ママのライブ。
渡辺リーダーが「コント?漫才なの?」と首を捻りながら
紹介をして、出てきたのがしっかり駅員の格好をしたダーリンハニーの2人。
「高田馬場」というコンビ名の漫才師、という設定でやった鉄道コントが
めちゃくちゃ面白い!
そういえばダーリンハニーは、どちらかというと吉川さんの鉄ヲタぶりが
有名なコンビだったよ。タモリ倶楽部にも出ているよ。
でも、2人とも細身・コスプレ・作った駅員ボイスだから、どちらがどちらか
わからないわ~(上手側が長嶋さん、下手側が吉川さんだったらしい)
 
そんなダーリンハニーが、初のオールナイトニッポンRをやるという。
メール募集内容を確認してみると、UK・鉄道・歴史など2人の趣味に
がっちりと寄せた放送になりそう。
きっとぶっ飛んでいて愉快な番組になるぞ~と思い、録音した内容を
聞いてみると・・・少々予想を裏切るANNRだったのだ。
 
お互いのコアな趣味を題材にしたメールテーマが職人の意欲を刺激し、
投稿されたメールに2人が楽しそうに反応をするので、さらにコーナーが
盛り上がる。もう何年もレギュラーをやっているかのような、とても初回とは
思えない安定感。声もテンションも程よくて、とても聞きやすく面白い。

世に出ていない芸人をまとめて若手と呼ぶ、ややこしい世間の慣習に
惑わされていたけれど、芸歴13年の中堅コンビなんですよね。
実際、ネット上を見る限り評判も良いようなので、これは近いうちに
また呼ばれるのではないかしら?
 
Hi-Hi→アルコ&ピースとバトンの渡った芸人枠のANN0は、
果たして1年交代なのか。
だとすれば、次のレギュラーは誰の手に?
すでに4回呼ばれているラブレターズ、突然現れた魅力的なダーリンハニー。
若い女性人気抜群のうしろシティもいる。
単発で評価を得ているよりメジャーな芸人もいるし、これは目が離せません。
 
11/23深夜にはラブレターズが5度目の登板。
前回は単独ライブの前日という、嫌がらせのようなブッキングだったけれど
今回は初のDVD発売直前です。
たっぷり宣伝させてもらえるといいですね。

2013年11月18日月曜日

漫才5コント5

ネタも良かったのだけれど、今回は企画がとても面白くて。
そこだけ抜き出して感想を。
企画は即興メンバーによる漫才・コントでした。
「漫才」 「コント」と書かれた箱からそれぞれ名前の書かれた紙を引いて
即興ペアを作り、設定しばりのある漫才かコントをその場ですぐに披露する。
 
スパローズ大和さんとラブレターズ溜口さんの「西岡大学」はコント。
即興が苦手な二人が、不安そうに手を握り合ってどうしよう、と
怯えている姿が珍しい。
始まると大和さんがイニシアチブをさっそく取りに行き、自分が有利な
ように溜口さんを追い込む。さすがクズ先輩、やり方が卑怯です。
しかし、うまいこと展開が広がりラストは綺麗に落ちて、2人がピョンピョン
飛び跳ねながら喜んでいましたよ。かわいいなあ。
苦痛から解放された大和さんが、伸び伸びとガヤっています。
 
トップリース新妻さん&磁石佐々木さんは漫才コンビ「ニイヅマケンジ」。
前にもこのペアでやったことがあるそうで。
新妻さんの自信に満ち溢れた姿が、まぁ~カッコよかったこと。
他の人は、呼ばれると焦った顔で出てくるんですよ。
心底当たりたくなかった~できればやりたくないよ~という態度で。
新妻さんだけですよ、嬉しそうに目を輝かせて袖から登場したのは。
そして漫才を始めると、次から次へと言葉が泉のように湧き出てくる。
しかも、MC高倉さんが絶賛したように、漫才としてのテンポもばっちり。
なんて才能豊かな人なんだろう!
 
三拍子高倉さん&ジンカーズ(樋口・馬場)のトリオ漫才。
よーし、俺がツッこむぞ!と決意する高倉さんだったけれど、マイクの
前に出てきたら全員が一度に違うことをベラベラ喋りだしたので
そもそも漫才として成立しなかった。
樋口「こういうのを"しゃべくり漫才”っていうんですよね」
高倉「違う、これはしゃべってるだけ漫才」
 
三拍子久保・トップリード和賀・三四郎小宮のコンビは、コントで
題材がヒーローインタビュー。これは久保さんの上手さが光ったなあ。
漫才のみのもんたモノマネでも感じたけれど、久保さんは
すばらしく器用ですね。インタビュアー役の和賀さんにマイクを
向けられると、その日の試合展開や勝因をすらすらと答え始める。
 
このままうまくまとまりそうだ、と客席が期待したところに、横から
入ってきました小宮さん。本当の勝利投手はオレだー!と、謎の第三の男に
なったり、最後の最後に「これは野球じゃなくてサッカーの試合だ」と
全てをおじゃんにするような台詞を放ったり。
ワチャワチャとひっかきまわす荒くれっぷり。漫才のままだ!
久保さんのファインプレーのおかげで、とりあえず事なきを得ましたけれどね。
 
ラストはシャカ大熊・植松・スパローズ森田・磁石永沢の4人で
まさかの漫才。しかもグループ名がいつかのヒヤシンス。
「(略して)いつヒヤ!いつヒヤの漫才だ!」と囁きはじめる周り。
漫才なんてやったことない、と困った顔をしていた大熊さんが
始まった途端に、昔の名人(関西弁の漫才)の口調を思い出すように
しゃべっていたのにおお~、と。
 
4人は多すぎるのでさっそくコント展開にいくと、俺ガヤをやる!と
一番楽そうなポジションを取る森田さんは、さすが大和さんとコンビですね(笑)
そのさらに上を行くのは
「じゃあ俺、不動産屋にたくさん置いてあるファイルやるわ」の大熊さん。
4人もいると、一人ぐらい人間じゃない役が出てくるのか。
不動産屋植松&ファイル大熊によるコンビプレイで、不思議なストーリーに
愉快なオチがついていましたよ。

2013年11月15日金曜日

トッパレ

印象に残っているところを。

R藤本さんの「ベジータがゆるキャラフェスティバルにうっかり参戦」ネタが、
ほのぼのするやら笑えるやら。
♪マルマルモリモリ みんな殺すよ~と歌い踊るベジータ。
借り物競争で「この中にヤムチャはいるかーっ!」と叫ぶ。
 
ジンカーズのマリオ・・・取調べで、刑事役の樋口さんだけ動作に謎の効果音が
つくコントだ!ボールペンをクリックするとマリオのコイン音が鳴って、しばらく続けると
1upするという。馬場さんのなぜだ!という絶叫。今回の優勝でした。
 
トップリードはジャンケン夫婦。
片付け、お掃除などどちらがやるかジャンケンで決めるのだけれど、
アドリブのまじジャンケンなの。負けたらアドリブで唄いながらやらなきゃならない。
トップリードにしてはラフなネタだなあ、と思ったら、エンディングで新妻さんが
「コントの枠をしっかり作りすぎてるんじゃないか、とアドバイスを
もらったから!こういうコントを作ったの!」と熱く力説してました。
 
ラブレターズが事故物件。
このネタ好きなんですよ。どう考えてもいわく付きの事故物件に、
家賃が安いからと意地をはって住んでいる溜口さん。
今回、下の階に住んでいるのは芦田愛菜ちゃん。
 
お風呂のお湯が・・・赤い!?と気がつくシーンで、2人が客席に背を
むけるのだけれど、背中で演技しているのが素晴らしい。
2人の姿越しに、赤いお湯が溢れるバスルームが見えるよう。
このシーンのために、冒頭で
「デザイナーズマンションだから、バスルームがガラス張りになっている」
という台詞が、ちゃんとあるんですよね。
「お湯・・・赤いね」という台詞の間も表情も、溜口さん完璧だった!
 
企画のコーナーがなかなかの無茶振りで、ジンカーズ馬場さんが3連発で
モノマネをやらなくちゃいけないのに、全然出てこなくて頭を抱える。
逆に、いい標的(おもちゃ)を見つけたMCスパローズの楽しそうなこと。
大和「やれよー。早くやーれーよー」
森田「モーノマネ!モーノマネ!」
さすがスパローズ。K-PRO児島さんの芸人評価「MC」欄がトリプルA。