2014年5月17日土曜日

ワラインプロ2

かもめんたる槇尾さん企画、笑いとインプロの融合ライブ「ワラインプロ」を
見てきました。
今回が2回目の開催で、メンバーはかもめんたる槇尾さん、しずる池田さん
トップリード新妻さんTHE GEESE高佐さん、ラブレターズ溜口さん。
1回目も見ていて、その時のレポートは2013年7月の日記へ
 
 
今回は見終わった後に、ひたすら笑える短編ドキュメンタリーを
見たような気分になりました。
参加している芸人さんの、インプロに対するスキルがメキメキと上がっていく
瞬間を目にすることができたからでしょうか。
 
多分、お笑いファンが普段目にするインプロは、お笑いライブの
企画コーナーだと思います。
モノボケやジェスチャーゲームと同じように、「即興コント対決~!」とやる
あのゲームですね。
対決なわけですから、そこには勝敗が存在する。なので、演じる芸人さんも
「即興=相手より上手くできた方が勝ち」と思っている節がある。
 
でも今回のインプロは優劣ではなく、むしろ協力し合って皆で進める事が
目的なんだと、だんだんゲームを通じて舞台上の芸人さんが理解していく。
その過程を観察するワラインプロを、まるでドキュメンタリーのように
感じたのかもしれません。
 
内容が、面白かった1回目よりさらにレベルアップしていたのも良かったです。
これはひとえに、進行役兼講師だったモクレン野村さんの力が大きい。
前回の反省点をふまえて、だいぶゲームの内容を選び直したのでは
ないかな。
 
1回目は各自ポイント制にして、一番ポイントが低かった人は
罰ゲームだった記憶があります。
それだと競いあってしまい、協力プレイがなかなかできないんですよね。
芸人さん、負けずぎらいな人が多いし(笑)
インプロにも沢山の種類がある中で、今回は特に「協力する。皆でひとつの
目的に向かってスムーズに進むよう努力する」ものが採用されて
いたようです。
 
そして、数多くのインプロを手がけている野村さんも興奮するほどの、
芸人の皆さんの瞬発力・理解力。
 
「やはり一流の芸人さんは一流のインプロバイザーであることを再確認。
インプロの遊び方をすこし教えるだけでものすごい勢いで吸収し、
表現していきます。
普段二時間ぐらいかけてやることを40分ぐらいでできるようになっちゃって
「え?!あれもできるの!?じゃこれもできんじゃん!」みたいな感じで
めちゃくちゃつめこんでしまいました!笑 
お笑い+インプロはめちゃくちゃ相性が良いです。
どんな失敗してもポジティブだし、他人を助けるし、声大きいし!!
もぉ〜芸人さん大好き!!」

「ワークショップ後にみなさんに話しを伺ってみたところ、芸人の方たちにとっても
ものすごい刺激的な時間だったようです。
一番衝撃をうけていたのは「ボケなくていい」という言葉。
常に短く、早く、大きく裏切って笑いをとらないといけない芸人たちにとって
新鮮だったのでしょう。
笑いへのプレッシャーから自由にはばたきだした芸人の新しい魅力が
そこらに輝いていました」
 
即興実験学校facebookより
 
最初のゲームあたりでは、不安そうにルールを何度も確認していた高佐さんが、
エンディングで「今まで即興が苦手だったけれど、楽しかったし
ものすごく勉強になった!」と、晴れやかな顔をしていたのが印象的でした。
皆で気持ちを合わせて、心も身体も開く。
みんな、セミナーかカウンセリングを受けた後のような爽快感があったみたい。
 
今回の芸人さんも実力派コント師揃い。
新妻さんの演出力、池田さんの発想力、溜口さんの演技力。
爽やか高佐さんがルールの理解力があって、1番似合っていたのがデブキャラ
という衝撃ね。
企画立案者の槇尾さんは、あまりにも女子力が高い(笑)
 
とあるゲームで、池田さんがかもめんたるの世界観を体験したいから、とペアの
相手に槙尾さんを指名すると、僕とじゃ体験できないと思うよ?なんて言う槙尾さん。
でも前回、他のメンバーに
「槙尾さんが俺らに演出の指示を出す時の口調や態度が、う大さんにそっくりだ」
と言われていたのを覚えてますよ~。
コンビは夫婦みたいに似るものなのかも。
 
溜口さんは楽しそうにイキイキと演じていました。
記憶喪失の青年も冒険気質な少年も、演技が細やかで丁寧。
ロングコント(スーパーC)では企画プレゼンに早々に落ちてしまったため、ほぼ
プレイヤーに徹することになったのですが、演技でぐいぐいと物語を進めて
いるのを見て、さすが役者さんだなあ、と。
 
私の席からは下手袖がよく見えたのですが、レストランコントで新妻さんから
女友達の役を与えられた溜口さんが、出るタイミングを伺いながら女の子の仕草や
表情の役作りを念入りにしていたのが気になって、ずーっと眺めてしまいましたよ。
不思議なもので、メイクもないのに本当に可愛い女の子に見えるの。
結局女の子役の出番はなくなってしまって、残念だったな。
 
このワラインプロ。客席から見ていると、演者さんのコントにおける
能力値レーダーチャートが背後に見えるようだったけれど、新妻さんは全項目が
ぶっちぎりで高いのではないかしら。
弱い項目があるとしたら、そこはきっと補うように和賀さんが高いのかもしれない。
トップリード・・・恐ろしい子。
(和賀さんがワラインプロに出るのも見たいなあ!)
 
特に、今回のワラインプロでハッとするほど素晴らしいと思った場面は、
新妻&高佐ペアで演じた「次何しましょうゲーム」。
バンド仲間という設定の二人は、最初に話の流れでバンドを解散する
ことになり、なんとなく部屋にあるドラムを片づけたんですよ。
そしてラストシーン。

高佐「じゃあ・・"次、何しましょう?”」
新妻「何します?(ニヤリ)」
高佐「えっ?」
新妻「まず・・・・・・ドラムを出しましょう!」

最初に戻った!うわ~トップリードのコントみたいな構成だ!
普通ならね、あの場面で出てくる台詞は「またバンドやりましょう」ですよ。
多分周りもそれをほぼ予想してましたよ。そこで最初に出てきた、
あの何気なく片付けたドラムを使うとか、もう・・もうっ!(ジタバタ)
ただの天才である。
 
エンディングで、名残惜しさのあまり「同じメンバーで続けていきたいな」と
いう声もあがりましたが、観客としては色々なコント師がワラインプロを
体験する姿も見たいですね。
ライブ後の感想も上々で、次回公演も7月に決定したとのこと。
コンスタントに続いて欲しいライブです。
 
 
 

2014年4月10日木曜日

博多大吉「疑心暗鬼」

”「どうして芸人になろうと思ったんですか?」
一番多く投げかけられたこの質問に、いつも心の中で聞き返す。
 
「どうしてみんな、芸人になろうと思わなかったんですか?」
 
時はバブルまっただ中。
福岡の片隅で、時代の高揚感に背中を押された少年が抱いた、
芸能界への夢の行方は?
博多大吉的『成りあがり』は疑心暗鬼に満ちていました。”
 
博多大吉さんがcakesで始めたエッセイがとてもいい。
穏やかで理知的な口調そのままに、目で追う文章がそのまま
耳に聞こえてくるよう。
時代背景とお笑いへの興味を絡めた内容が興味深く、続きを
読まずにいられない。
 
一冊目の著書「年齢学序説」はあまりピンと来なかった。
ひたすら著名人と年齢の関係について、データを取り分析をする。
失礼ながら、あんなにトークも漫才も上手くてスマートな人が
ずいぶん理屈っぽい本を書くのだな、と少々がっかりした。
ただ、最後に記された「自分自身の物語」はすこぶる面白かった。
この本の大部分は、この部分を読ませるための長い長い助走だったのか、と
驚いたほどに。
 
年齢学序説、資生堂の文化広報誌に寄稿した読み切りの短編を経て
始まったこのノンフィクション小説は、大吉さんのどこか自虐的で
全てを俯瞰で眺めるようなクールな視点が育った理由も解き明かされる。
 
誰よりもお笑いに興味があるのに、注目されることが苦手で
芸人に不向きであることを自覚していた高校時代。
まぶしいほど真っすぐに芸人への道を進もうとする大親友に
焦燥感を覚える大学時代。
東京や大阪に行かなければ芸人になどなれない、と自分を
納得させていたのに、福岡に吉本ができたことにより、巻き込まれるように
お笑いの世界に入ってしまった複雑な心境・・・。
 
“やがて僕以外の誰かが作ったテレビを、僕はどんな気持ちで眺めるのだろう。 ”
 
連載が完結して書籍化されたあかつきには、立川談春の赤めだかのように
芸の世界と青年の成長を描いた傑作青春物語になりそうな予感がするのです。

・・みんながトーキョーライブでジャニーズとからむ、大吉先生が声を
やっているナナナに夢中になっているうちに、
宣伝しておこうと書いてみたよ!
伝われ〜〜。
 
cakes
 

2014年4月9日水曜日

雨天中止ナイン(仮)

かもめんたる単独ライブ「下品なくちばし」の会場で、ちらしの束に
挟まれていた速報。
 
槇尾「夏ごろに、ヨーロッパ企画さんとおぎやはぎさんと一緒に
コント番組をやらせていただくんです・・・すごくないですか?」
 
すごいよ~すごい!
 
キングオブコント優勝直後は、槇尾さんの女装推しがギクシャクしていたり、
バラエティ番組のひな壇で居心地悪そうにしていたり。
TVバラエティで求められる芸人像と、かもめんたるの芸風のギャップに
彼らのコントを知るお笑い好きはやきもきしていたと思いますが、
最近テレビで見かけるかもめんたるは一番辛い時期を脱して、ようやく
波に乗り始めたように見えます。
 
そして発表されたコント番組「雨天中止ナイン」。
ストーリー性のある長尺コントとくれば、かもめんたるの得意とするところ。
 
「西暦2078年。世界にはなぜか雨が降り続いている。
富裕層は雨をしのぐドームで暮らし、多くの一般市民達は雨に降られつつ
少しインドア気味に過ごす。
さしたる不自由はないが、彼らの唯一の不満は野球ができないこと・・」
 
もうすでに設定が秀逸じゃないですか!
異常な環境を静観しつつ、人々は普段通りに暮らし、その中で生まれる
人間ドラマしかもコント。
青年団、遊園地再生事業団、イキウメを彷彿とさせる近未来のSFストーリーは
個人的にストライクど真ん中な好みの香りがプンプンして堪らない!
近未来SFコントは、ヨーロッパ企画の自家薬籠中のものなわけですが
ここにおぎやはぎが入るのがまた新鮮で。
 
お笑いナタリーに掲載された記事には、しっかりと作られたセットの中で
おぎやはぎと並んで立つかもめんたるの姿を見て、正直初めて
「キングオブコントの優勝って夢があるなー!」と胸がジーンとしました。
なんというか、今までは過分に豪華で派手なジャケットを与えられて
それを着こなそうと必死になっていたけれど、初めてメディアが
彼らに似合う素敵な服を仕立ててプレゼントしてくれたような。
そんなじんわりとした感動があったのですよ。
 
5/21には単独ライブの大阪公演もありますね。
かもめんたるは、TVを見ている人々が劇場に足を運んで見ることをステイタスと
感じるような存在に、バナナマンや東京03のような存在になればいいな。
 
「雨天中止ナイン(仮)」
5月12日(月)夜11時58分スタート!
 
 *ナイロン100℃にも客演決定!
http://natalie.mu/owarai/news/114158

2014年4月4日金曜日

浅草のニュー喜劇人

THE GEESE&ラブレターズ
30日間日替わり興行「浅草のニュー喜劇人」
 
日程:2014年5月22日(木)~6月20日(金)
会場:あさくさ劇亭
 
ASH&Dコーポレーション所属のコント師・ギースとラブレターズが、
東京演芸の聖地・浅草で新しいスタイルで行うライブ
「浅草のニュー喜劇人」。
「都会的センス」と「浅草的芸」を融合させて新たな境地を目指すという
コンセプトのもと、30日間毎日異なる演目、企画を実施する。
 
 
コントメンでチラシを貰ってテンションが上がりましたよ。
周りも“ザワッ・・・ザワッ・・・”としてた。
だって、一か月毎日ギースとラブレターズ・・・!
女性割引、男性割引、平日割引などもあり。
 
平日の夕方ですが、二組といく浅草ツアーも開催されるそうです。
ツアーだけ参加はできず、当日の昼公演のチケットを
購入しているのが条件なのですが、申込は別々です。
チケットはプレイガイドで購入して、ツアーはASH&Dにメール申込み。
ちょっとややこしい。
一回くらいは参加してみたい。
 
劇場はキャパ30名くらいの小さなイベントスペースですね。
3回くらいにしておこうかしら、と思ったけれど。考えてみたら
この1ヶ月間彼らは他のライブに出演しないわけですよ。
当然ながら。
いつも彼らのゲスト出演目当てでお笑いライブに行くことを考えたら
もっと増やしてもいいんじゃない?
会場が職場に近いので、もし当日券があるならばフラリと
見に行くのもいいなあ。

ラジオレギュラー

もう今晩放送スタートですが、ラブレターズオールナイトニッポンZERO
レギュラー獲得おめでとうございます!
 
公式ページ
 
お笑いナタリー記事
 
ナタリーの記事でお二人も語っていましたが、私も正直これは
ウーマンラッシュアワーに持っていかれるかなあと。
実際には芸人枠が2つに増えて、ウーマン木曜、ラブレ金曜。
金曜日は一部のアルコ&ピースからラブレターズという、
素敵なリレーになります。
 
対抗馬のひと組だった(?)うしろシティは、ハライチとTBSラジオで
番組がはじまります。
みなさん着々とステップアップですね。
あとは、ダーリンハニーのラジオ番組もどこかでやって欲しい~。
彼らはFMも似合うと思う!
 
そして、大竹まことのゴールデンラジオで、ザ・ギースがレポーターに
復帰していました。前にやっていた時は、とにかく大竹さんに怒られて
聴いているリスナーがハラハラしていたのだけれど。
今度こそうまくハマるかしら?
ギースの担当は金曜日。木曜日はオジンオズボーンです。
 
 

2014年3月10日月曜日

空いているのに相席 反省会

出演:キングオブコメディ高橋 、THE GEESE 、 山脇唯
バッファロー吾郎A、せきしろ
 
ロフトプラスワンがほぼ満席の入り・・・!
本公演はわりと集客に苦戦していたようだったので(特に前半)、ちょっと
ドキドキしていましたが、相席を愛する人々が集まったようで嬉しかった~。
記録用映像を見ながら今回の公演を振り返る、それはそれは楽しい時間でした。
 
とにかく客席も出演者も、みんな「空いているのに相席」の事が大好きなことが
伝わってきて、あの空間ったら幸せしかなかったよね。
おまけに、最後には1と2のベストネタ&新ネタで「空いているのに相席2.5」が
数ヵ月後に決定しているという、最高のプレゼントニュースまで頂きました。
いやっほ~~~。
 
場所はルミネで、どうやら一回公演のようです。
バッファロー吾郎Aさんが、これにお客さん入らないと今後ルミネではできなく
なってしまう、と話していたので、気になっている方にはぜひぜひ足を運んで
頂きたい。
・・・これって逆に考えれば、ルミネで2.5を成功させて、今後ルミネで毎年
上演するコントライブに発展させる構想があるのではないかと。
よしもとニュースセンターのインタビューで
 
『空いているのに相席』も、いずれシアターコクーンで8日間くらいできるイベントに
なればいいなと。シティーボーイズさんがやっていらっしゃる単独ライブのように、
年に一度のお祭り的なライブにしていきたいという夢を持ってやっています。”
 
と、語っていているのを読んだときには、冗談半分にとらえていたけれど。
結構本気で視野に入れているのかもしれませんよ。
 
よしもとニュースセンター
「バッファロー吾郎・Aが語る!コントライブ『空いているのに相席 vol.2』の
魅力とは」
 
 
それでは反省会の感想をば。
皆さんがそれぞれ印象に残っているコントを挙げて、その映像を振り返る
スタイルでした。
 
◆中央の大きなスクリーンで映像を映すのですが、みんな自分の
見せ場や、恥ずかしい場面になるとうつむいて見ないようにしているのが
大変キュートです。
中でも机に突っ伏して、終わった途端「何なんすか!これ何なんすか!」
と抗議していたのが尾関さん。ヨネスケコントのオチのシーン。
その気持ちわかるよ。アレはやれと言われたら相当恥ずかしい。
 
「トークショーに来てくれた麒麟の川島さんも、このオチ超つまんない
って言ってたよ!」
「いやあ、書き終わって読み直したらボケが一つもなかったからさぁ~」
 
ほぼ妖怪なヨネスケ、あの手この手で幼い兄弟(高橋&高佐)を騙そうと
するのだけど、小学校低学年くらいのちびっこなら扉を開けてしまい
そうなレベルの嘘が面白い。
クール宅急便で~す。早く受け取らないととけちゃいますよ~、が好き。
 
「お兄ちゃん!お母さんだよ!」
「違うよ、お母さんは3年前に死んだじゃないか!」
 
結構ぞわっときますね。
高橋さんが、何があっても俺が守ってあげなきゃ!という気持ちにさせる、
高佐さんの頼りなげな弟らしさにメロメロしている。
「おでが守ってあげるからね」
「うん、お兄ちゃん!」
 
しゃもじの大きさが普通で、尾関さんの身長が小さいと思って見ると
面白いと言われたので意識してみたら、なるほど確かに。
スプーンおばさんのようだわ。
 
あんなに恐ろしいヨネスケを、最後に通りがかりの普通のおじさんが
止められるとは何事なのか。
A「俺は(変なおじさんコントの)クワマン的な存在なんだよね」
 
そんなヨネスケコント、本当は「晩ごはん」という正式タイトルが
あるのに、もう誰も呼びません。ヨネスケです。
せきしろさんは「ザ・ディナー」というタイトルで、ハリウッドで
映画化したいそうです。このコントをリクエストしたのもせきしろさん。
 
◆カリオストロの城をリクエストしたのは尾関さんだったかな?
ルパンてかっこいいよね~、台本もらってからカリ城見直しちゃった
もの!俺も~!と、キャッキャと語るおじさん達。
高橋さんは、銭形の決め台詞の後に出てくるおじいさんの台詞
「なんと気持ちのいい連中だろう」
を、稽古中から勝手に付け足して迷惑がられていた。
 
高佐さんは、自分の銭形を見て「もう少し似ていると思った」と愕然。
一方、尾関さんは似てるね~と誉められて「骨格が似ているから
声も似てる」と発言して、周りから総ツッコミを受ける。
天然・・・!
 
プロジェクターで台本を映してくれたのですが、確かに最初に
書かれている役名が意味不明だわ。
ルパンで銭形で竹下景子。
 
小道具の銃の指定に、なるべくワルサーP38に近い形のもの
と書かれていましたよ。
せきしろさんやAさんが「やっぱり見る人は、そういう所までチェック
するからねえ」「歌詞にもあるし」。
そこまでこだわりがありながら、なぜマムちゃんコントの老人ヅラは
100均クオリティだったのか(笑)
 
高佐さんが曲に合わせて扮装をとくシーンで、初日だけ予期せぬ
笑いが客席がおこったらしい。
「稽古場で、これだけの笑いのプロが集まって観客の反応を
予想しているのに、それでも予想外のことがおこると驚いて~」
という考えに、プロしての自意識の高さを垣間見る。おお。
 
◆高佐さんのリクエストは大喜利部。
ギースが揃って稽古に参加できない時期があり、その間は
みんなで大喜利の練習ばかりしていた。
「まさか魔王をやるわけにはいかないし」
山脇さんは直前に「ゲラゲラ人間コンテスト」という台詞を
追加され、間違えないように一生懸命練習したのに
全く受けなかったとションボリ。
せきしろさんだけ大爆笑してたそうです(このパターン多いな)
 
本番を見ていた時にはAさん扮する主人公・仰木くんばかり
注目していたのですが、今回映像で振り返ったら敵役の烈火
(高橋さん)のキャラクターがツボで・・・!
 
俺の属性は炎!と自分から説明しだす(不利になるのに)
心で考えていることが全部口から出る。
あと、仰木くんとマネージャーが会話をしていると、あまりにも
手持ちぶさたで延々と準備運動をしているの。
 
全体に漂う少年漫画イズム。皆がジャンプっぽい、いやどちらか
というとコロコロだと話していると、せきしろさんが
 
「いや、バッファロー吾郎だよ」(ニヤリ)
 
ヒュー♪と鳴らない口笛を吹きそうになりました。
 
◆高橋さんのリクエストは別のコントだったのだけれど、みんなが
いや、高橋さんはこれでしょう!と推したのが「ヒロト」。
最終日ということでカメラさんもアップにする場面を心得ており、
素晴らしく凶悪な顔をした、高橋さんのヒロト顔の数々が・・・!
一時停止すると「これ誰だー!」と叫ぶくらい高橋さんに見えない。
かといって、ヒロトでもない。
 
悪乗りしすぎて、たけしのモノマネをする噂のヒロトを初めて
見た。これは・・・怒られるよね(笑)
ファン役のAさんに歌わせる場面がやけにしつこいと思ったら
「何度振っても、キラキラしたパンク青年の瞳で歌い返して
くれるから」楽しくなっちゃったみたいです。
 
◆流しの兄弟コントをリクエストしたのは山脇さんだったかな?
こちらはAさんのアドリブが大暴れ。前回の殺陣師みたい。
日本のジャスティン・ビーバーを思いついたのは嬉しかったと。
最初はカーペンターズだったらしい。
 
味噌汁一郎(Aさん)のアドリブがあまりにも止まらないので、
楽日の映像ではスナックの客役の高橋さんが、腕時計を
指す仕草をしてアピール。このコントには出てこない尾関さんも
あまりにも長いので
「次に出た時、お客さん俺のこと忘れてるんじゃないかな」
と、セット裏で不安になっていたらしい。
 
この収集つかないボケの数々に高橋さんがツッコミを入れまくる
のだけれど、当然アドリブボケにはアドリブで応酬するしかなく、
高橋さんから湧き出るワードの数々が素晴らしい。
尾関さんが絶賛して、褒められた高橋さんは照れ隠しで
ツンツンしてました。やだ、かわいい。
 
また、尾関さんは高佐さんのピアニカも絶賛。
確かに本番でも、ほとんど手元を見ずにスラスラ弾いていましたね。
稽古でもピアニカの練習時間を取らなければならないと思っていた
のに、ほとんど耳コピでこなせるし、こんな感じの曲と伝えれば
すぐに弾いてくれるので全く必要なかった。
ここまでできるとは思わなかったと、みんなで誉めまくる。
 
山脇さんのマイム演技のうまさも際立っていました。
グラスにお酒作って、スッと手で押して出してくれるんだよ!と。
スナックのママはカウンターで聞いている場面が多いので、
何もしないとちょっと間ができてしまうのでしょうね。
まさか、烈火のように準備運動するわけにはいかないし。
 
今回の反省会、山脇さんは緊張もあって(&前日飲んだから
迎え酒という意味もあり)最初の乾杯で日本酒を頼むという
かっこいい注文をしてました(笑)
彼女がツイートや日記で、空いているのに相席が終わってしまい
寂しい。これはもう相席ロスだ、と語っているのを読んで
わたしもわたしもー!と共感しきり。
 
山脇さんの日記ページを遡ると、稽古中や公演の感想も掲載されて
いるので、相席ロス仲間の方々には是非読んでほしいです。
 
 
◆Aさんは自分で演じていて落ちの部分が見えなかったからと
「声」のコントをリクエスト。
しかし、やっぱりあのコントを見ないわけにはいかないでしょ。
というわけで、毒蝮三太夫のミュージックプレゼント最終回。
 
アップで抜かれるAさんの顔の凛々しいこと!
これはもう本気でかっこいい。戦う男の顔なのである。
怒りでパワーアップする場面は、本当にAさんの周りに
オーラが見えるので、敵対する役の尾関さんも演じていて
とても気持ちがいいと言っていました。
歌の力で敵のパワーが落ちる元ネタはMOTHER(ゲーム)かと
思ったら、マクロスなのだそうです。
愛、おぼえてますか?
 
「長生きしろよ!」ちゅどーん!マムちゃーん(涙)
・・・からの、暗転でいつも通り提供クレジットを読む、悠里さんの
淡々と落ち着いた声。
「悠里さんには何も響かなかったんだね」(笑)
 
最初にも書いたように、褒められたり自分の役がクローズアップされ
ると、皆さん照れて画面を見なくなったりイヤイヤと謙遜する
のですが、Aさんは顔を赤らめながらも
「きちんと役作りをしたからね!」
「これは、ドラゴンボールを参考にしているんだよ」
と、堂々と胸を張り、自分の演技を謙遜することも卑下する
こともなく語っていたのに、とても感動しました。
 
ギャグラリーもラブスタディもユーモアゲームも、一見冗談のように
思える企画だけれど、彼が心の底から面白いと思っていることを
真っすぐ誠実に続けることによって、周りの人たちを巻き込んで
どんどん成長していったのでしょう。
私が知った時にはすでに巨大なイベントだった、ダイナマイト関西も
きっと同じなのだと思います。
 
誰もが慕ってついて行きたくなる、大きな背中を持つ人。
照れ屋で、誠実で、とびきりチャーミング。
そして心にはいつでもユーモアを忘れない。
 
「ユーモア」は「寛容」の仲間なんだ、とは糸井重里さんの言葉。
確かにユーモア軍団の皆さんは、ライブで見ていてもとびきり優しい。
そしてその優しさは、笑いというフィールドで戦う力強さに裏打ち
されている。
そんなクラクラするほどいい男達に会いに行くユーモアイベント。
とりあえず次の相席は、ルミネでね。

2014年3月1日土曜日

ボードゲームを遊ぶ場所

カードゲーム・ボードゲームのゲーム会と言えば、行ってみるまで
規模・年齢層・集まっている人のマニア度がわからないという、
ある意味賭けのようなところがあり。
初心者は、まずどこにいけばいいのかが悩ましいところ。
自分に合う会を色々探して歩き、最近はCOMETさんの会に
よく参加させていただいています。
 
 
COMETは、ゲームを一緒に遊ぶことでコミュニケーションの
輪が広がればより楽しい!という理念のサークルなので、
初めての人にも敷居が低く雰囲気がいい。
初心者ではなくても、私のようにいつまでたっても上達せず、でも
ボードゲームで遊びたいという、ぬるいゲーム好きにはピッタリ。
四ツ谷と品川で毎月開催されているとのこと。
ホームページには、過去のゲーム会レポートが写真付きで
掲載されているので、興味のある方はぜひぜひ。
 
最近遊んだのは、アップル・トゥ・アップル、さんかくやま、
お邪魔もの、ヒューゴ、ディクシット、カルカソンヌ、ニムトなど。
ハゲタカのえじきも面白かったなあ。
定番と呼ばれるゲームは、どれもルールは単純なのに
戦略を考える余地があり、それでいてあまりルールを把握して
いない人が運でうっかり勝つ要素もあるところが奥が深い。
作った人はよっぽど頭がいいんだろうな、と、つくづく
感心してしまいますね。
 
ディクシットいいな~。カード版も発売されているけれど、ここは
やっぱりドーン!と通常版が欲しい。
しかしボードゲームは、どれもなかなかいいお値段がする。
こうして、お給料が入ったら買おうゲームリストがどんどん長く
なるわけです。
 
とにかく一度遊んでみないことには、どのゲームが欲しいかも
わからないよね、ということで、ゲーム好きの方と一緒に
渋谷のボードゲームカフェ「JELLY JELLY CAFE」にも、遊びに
行ってきました。
 
 
毎月開催される平日のボードゲームナイトは、2ドリンク付で
1500円。食べ物の持ち込み自由。電源も使い放題。
もちろん店内にあるゲームはすべて自由に遊ぶことができます。
なかなかお得ですね。
 
最初は2人ということで「クアルト!」。
色の違い、穴の有無、高さなど幾つか条件のある五目並べ
のようなゲームで、見落としがないように細心の注意を払って
駒を選ぶけれど、終盤意外につんでしまう。
見た目もかわいい。
「おばけキャッチ」→私の脳が追いつかなくてギブアップ。
 
別テーブルで遊んでいた方から、よかったらご一緒にと誘っていただき
ワードバスケット、ディクシット、小早川、藪の中etc。
初めて遊んだ中では小早川が面白かった。何よりこのゲームに
小早川と名づけるセンスが素敵。
自分のターンでやることの選択肢が少ないゲームが好きです。
ラブレターとか。
 
ボードゲームカフェ、1人で行っていきなりゲームの輪に
飛び込むのは難しいので、2人以上で行くのが良さそうです。
2人だとゲームが限られるので、3人くらいがいいのかな。
あまり広いお店ではないので、大人数なのも厳しい。