2015年6月11日木曜日

ラブレターズ「COSMO」

・オープニング
・フォークシンガーのお見舞い
・たった一人の卒業生
・女、抱けます
AAA
・ボーリングでプロポーズ
・引き籠り
・エンディング

単独ライブでは次のコント用の着替えをするために時間が必要なので、コントとコントの間を映像で繋ぐことが一般的。
しかし、今回のCOSMOではコントとコントの間をコントで繋いでいました!
前のコントの終わりに溜口さんの役だけが残って一人芝居でその場をつなぎ、ハケたら次のコントが塚本さんから始まって、後から急いで着替えた溜口さんが登場したり。
もちろんその逆もあり。

これは二人とも裏で休む暇がほとんど無いでしょうね。
登場人物がストーリーの中で違和感なく退場するために、脚本を考えるのも大変だったと思います。
一人芝居で数分間をもたせることができる演技力を二人とも持っているわけで、やはりラブレターズは演技派コンビだなあ。

初の試みとして、溜口さんの女装も話題でした。
「フォークシンガーのお見舞い」と「ボーリングでプロポーズ」ですね。
前者はギャグっぽく、後者は本格的に女性を演じる感じ。
ボーリング~では、彼氏に合わせることをやめた途端態度が豹変する部分が上手い!
このコントは,どこかでまた観てみたいです。

2015年6月3日水曜日

THE GEESE「ロイヤルストレートフラッシュバック」

◆オープニング
二面舞台の左右にドアがひとつずつある舞台セット。
両側のドアから登場した二人が手元のスマホを操作すると壁にスクリーンが投射され、オープニング映像が流れる。
 
公演名にかけてトランプのモチーフが使われている、お洒落な映像でした。
高佐さんのスクリーンから尾関さんのスクリーンに映像が移動するなど、ちょっとした仕掛けもあり目にも楽しい。
 
◆合格だよ
仲間と共に立ち上げたベンチャー事業への融資を依頼するため、大企業へやってきた男。
決意を試すためにわざとうまい話をもちかけ、答えを聞いては「合格だよ!」と繰り返し叫ぶ相手に当惑する。
 
試すようなことをされれば人は嫌なものだし、しかも勝手に拍手して「合格だよ!」とか言うおじさん超ウザイよね。
そんな嫌な奴が楽しいコントになりました!
今後こういうおじさんにあったら、「きっとポケットの中に『合鴨』と書かれた紙が入っているんだ」と妄想してやり過ごすことにしよう。
 
◆大改造!コントビフォーアフター
シュールさを突き詰め過ぎて、様々な問題を抱えている2015年現在のザ・ギースのコント。
このコントが、一流の匠のリフォーム術によって劇的に大変身!
 
匠のリフォーム術によって「頭のおかしくなったさ○なクンが突然銀行を襲い、銃を乱射したら撃たれた行員が右翼的な台詞を叫んで絶命」が、「スマートな銀行強盗がすっきり爽やかに銀行を襲い、銃を突きつけられた行員が突然ご飯をしっかり食べることの重要性を説き、感化された強盗と一緒に歌って大団円」になりました。
 
ギースの<シュールなネタをするコント師>というイメージを使ったメタなコント。
うん、同じわけのわからないコントならば、確かにすっきりとして見やすい方がいいかもしれない。
照明も明るくなったことだし。
このコントは銀行員高佐さんの細やかなマイムも見どころです。
「ここが銀行か。入ってみよう」
→“分かりやすい説明台詞でコントの入口もスッキリ!”が、やたらと面白い。
匠の一押しリフォームポイントが、なぜ郷ひろみモノマネのリサイクルだったのかは謎である。
 
◆ニュース「7時の悪口」
政治、スポーツ、ほほえましい日常風景。
様々なものに悪口を言い続けてきたニュース番組「7時の悪口」が、本日最終回を迎える。
 
高佐さんのぼさぼさ女装ウィッグが気になるパート1。
今回は舞台上で着替えるから鏡を見ることができないのだろうけれど、いや、それにしても…。
ちなみに、女装コントがあるけれどタイツを履く暇がないので、お二人とも足のむだ毛はツルッツルに処理してありました。
 
コントの内容はあらすじ通り。純粋な悪口。
うーん、これはDVDに出来ないよー。
 
◆精神と時のカラオケルーム
ここは“逆”精神と時のカラオケルーム。
カラオケルーム内の1分は、外の世界の1年に相当する。
冗長な前奏や、ただただ長い曲に割く時間は1秒たりとも無い。
この部屋においてどの曲を歌うのがベストなのか、二人はアイディアを出し始める。
 
このコントのために「前奏+長い」で検索をして、みんなで曲を探したのでしょうか。
B’zに疎いため、ラブファントムの前奏があんなに壮大なのを初めて知る。
転調が多すぎる。魔王かと思ったよ。
人形の久月テーマソングは、ニルヴァーナの次に載っているらしい。
最後は超高速「硝子の少年」を二人でデュエット。
初日からしばらくして見に行くと、歌う時のフリが増えていたり、尾関さんがマイクを堂本剛持ちにしていたりという差が生まれて楽しかったです。
 
◆上司の本性
エンジントラブルによりNY行きの機内が大パニック。
ダンディで落ち着きを払った上司が、精神的に追い詰められてとった行動とは。
人は窮地に陥った時にその本性を現わす・・・。
 
高佐さんのぼさぼさ女装ウィッグが気になるパート2。
「完璧な女装をすると、美しすぎてコントに観客が集中できないからでは?」と提案してみたところ、友人からは「ボサボサの方が集中できない!」と言われてしまった。
それはさておき、このコントはなんと言っても「ローリングブリーフインザスカイ~」に尽きるかと。
本性を現した上司(下ネタの質が酷い)の、空中で弧を描く白いブリーフ。
初日はブリーフの上に履いていた黒いパンツを下げ忘れて、尾関さんが「しまったブリーフじゃない!後ろ向いているからわかんないだろうけど!」と慌てていました。
 
◆遡りカルチャースクール
<どんな習い事でも、瞬時に身に着けることができる!>が売りのカルチャースクール。
なぜそんなことが可能なのか?秘密は、講師のタイムスリップ能力にあった。
講師がタイムスリップで過去に戻り、過去の人物に接触して趣味を習わせることにより、現在の人物にその技能が身に着くのだ。
しかし何度も過去に戻って同じ人物に接触したことにより、バタフライエフェクトが起こってしまう。
 
コントの最初と最後が繋がってループ!
SFだ。かっこいい。
パントマイム・オカリナ・ダンスと高佐さんの特技の見本市です。
尾関さん演じる講師は、ものすごくエロいことを考えるとタイムスリップできる。
このエロいことワードもちょこちょこ変わっていましたね。
バタフライエフェクトにより、ソニー社員だった高佐さんはソニー芸人になるわけですが、濃いお笑いファン以外の前でやった時に、果たしてソニー芸人という言葉の持つ意味合いが伝わるのか?!
 
FISH or BEEF
FISH or BEEF?」「BEEF
BEEF or CHICKEN?」「BEEF
BEEF or カニタベホウダイ?」「・・・カニ食べ放題」
 
2択の質問を繰り返すことのみで構成されているコント。
なかなかの長さのコントを質問のやりとりだけで作るのは、思いつくことはできても成立させるのが難しいと思いますよ。
どちらも捨てがたい!と悩むくらい魅力的なフレーズで揃えなければならないし、ラストに向かって盛り上がるように順番も考え抜かれているのでしょうね。
ABBCでもACとは限らない。いや~匠の技だわ。
それにしても、布団に入ってくる猫の魅力には抗えない・・・!
 
◆早稲田大学への道
とにかく早稲田大学に行きたい学生。
家はお金持ちだし、何年かかっても早稲田がいいと言い張る彼に、教師は早稲田大学へ至る長く・回りくどく・ひたすら遠い道のりを説明する。
 
インド経由、早稲田大学行き。
尾関さんの台詞が超多いぞ。学生はやはり松戸に行かされる。
尾関さんのおかげで松戸には山崎パンの工場があるということを学びました。
 
◆爆笑行きという名のバス
単独ライブでおなじみ、滑る一発ギャグコーナー。
運転手(尾関)のアナウンスする一発ギャグ停留所で降りたい学生(高佐)が、降車ボタンを押す。
「次、滑ります」
 
やたら降りたがる学生と、自信のない停留所では絶対に止まりたくない運転手の攻防が。
滑るとバスが事故りそうになる。
学生なのにやたらノリノリでバスの運転(&ギャグ)をしたがる高佐さん。
 
◆帰ってきた童貞
やっと捨てたはずの童貞が、実体となり元気に部屋に帰ってきた。
25歳まで未経験の奴は一生童貞」「いや、そんなはずは無い!」
二人(?)の間に芽生えた奇妙な友情をめぐるハートフル童貞コメディ。
 
考えてみたら<童貞を捨てる>という言葉はなかなか奇妙なもので。
捨てた物ならば拾う神がいたり、うっかり戻ってくるということもあるだろう。
そんな発想からか、童貞が人間の形をして現れる不思議なコントが誕生。
舞台と客席の形を活かし、長身の尾関さんが突然舞台上に大ジャンプしながら飛び込んでくるシーンは迫力があったなぁ。
2度見ても新鮮に驚いたもの。
 
◆エンディング
 
今回もコントの多彩さに驚きました。
さらに最近のギースのコントは持ち前のシュールさに大衆性が加わり、初めて見る観客にもわかりやすく、不思議な魅力に溢れていてワクワクします。
これが彼らの言う草シュールかしら。
 
設定やルールに工夫のあるシュールなコントを地道に長く続けたことによって、観客の中で「ギース=不思議なコント」という認識が出来ているために、見る時に良い意味でハードルが下がるのもあるかもしれませんね。
他のコンビがいきなり妙な設定でコントを始めたら、一瞬身構えるし理解するまで頭に内容が入りづらい。
でもギースならば「あぁ、ギースだからね」と最初からストンと納得できる。
 
以前、ライブのトークであったジンカーズとギースの会話で
尾関「最近は分かりやすい笑いが本流で、シュールな笑いはもう古いという風潮がない?」
馬場「そうかもしれない。でも流行は繰り返すものだから、またこういう笑いの時期がくるはずだよ」
というような内容のやり取りがありまして。
(細かい部分はうろ覚えですが。しかも前にも書いた気がする)
 
お笑いに限らず、ブームが巻き起これば類似品が山のように発生して、陰りが見えるとあれだけあった物が一体どこに?と呆れるほど一気に消えてしまう。
流行、まさに河の流れの如し。
渦に揉まれつつ流れが去った後にも留まり、そして残った人々が本物なのだろうと思います。

スタイリッシュでお洒落で都会派。
それを前時代的に感じて「お笑いなのにかっこいいですね」と、からかう人もいるかもしれない。
でも、ファンはギースが胸を張ってスタイリッシュでいてくれることがとても嬉しい。
本物は力強く、しぶとく、しなやかで美しいのだ。

2015年5月13日水曜日

すいているのに相席3~3.21 共通一次

「すいているのに相席 公開打上げパーティー」
出演:キングオブコメディ高橋、ザ・ギース、山脇唯、バッファロー吾郎A、せきしろ

このライブで、客席全員参加の共通一次試験が実施されました。
問題作成者は高佐先生。
試験時間は開演前~休憩時間の約120分~150分。ネット検索可。
合計点100点の記述問題です。
他の出演者も、開演前の楽屋で同じテストを受けました。

今回出題がなかったコントは「すいているのに相席はじまるよの歌」「雷」「挑戦」「辿りついた場所」の4作品。
重複は「それは美しい曲線を描きながら」より2問のみということで、全範囲から満遍なく出題されました。
同程度の配点が多い中で、注目すべきは姪孫が24点と高く設定されていた点でしょうか。
高佐先生より名前の出てきた人物はすべて含まれる、と補足があったため、かなりの人数がいることがわかり、また配点も24点と半端であることから正解の人数は24名と予想が可能。
誤答による減点はないので、全ての問題を解き終った後に、一つでも多くの名前を捻りだした方が高得点の獲得に繋がったと考えられます。
相席3、相席3.21のアフタートークで披露された会話からの出題もあり、全ての回を見ていないと全問正解は難しい設定になっています。

「問1」999の汽車の中で、旅行者である尾関と高佐が揉め始めたのを見たAが仲裁に入ろうと、2人に向けて言った言葉とは何か答えなさい(5点)
~コント「999」より
 
A:そこまで!

出演者は全員正解。印象的な台詞ですね。
私はそこまでだ!と書いてしまったので3点でした。

「問2」姪孫の中に登場した人名を全て答えなさい(台詞含む)(24点)
~コント「姪孫」より

A:きゃり〜ぱみゅぱみゅ、キングオブコメディ高橋、ヘンゼル、グレーテル、
秀樹、大泉逸郎、入れ歯カムカム、つかぐちまこと、服部半蔵、猿飛佐助、柳生十兵衛、霧隠才蔵、名取裕子、東郷平八郎、舘ひろし、宮尾すすむ、作家の西村、ディレクター石黒、香取、マリーアントワネット、ポールマッカートニーetc

ヘンゼルとグレーテルから掃除のおばちゃん(香取さん)まで総勢24名。
これにAさんが突然放ったアドリブに入っていた人物が加わります。
出演者さえ覚えていないアドリブを、きちんと回答している相席マニアの皆さんから質問があがる。

「横井庄一は?」「よっこい庄一ありましたね、1ポイント!」
「藤波辰爾!」「いや、俺は全日の選手しか入れてへんのよ」
「ジョンベネちゃん」「ジョンベネちゃん出てきました。1ポイント!」
「O・J・シンプソンはA先生入れそうだよね~」

ネイキッドロフトに飛び交う統一感の無い名前の数々。しかも若干きな臭い。
ちなみに東電OLは職業、公衆便所はあだ名のためポイントになりませんでした。

問3」IKKOさんを探し続ける青年がしていた眼帯の位置は、右目左目のどちらか?(5点)
~コント「それは美しい曲線を描きながら」より

A:右目

記述ではあるけれど2択問題ですね。
私はお友達の描いたイラストに助けられて正解することができました(ザッツカンニング)
青年の左肩に小鳥が止まっていたので、小鳥を見るためには左目が必要なはず、と正解を導きだした山脇さんに称賛が送られる。
高佐さん自身は家でもう一度眼帯をつけてみて、あっこっちだった!と思いだしたそうです。
高佐さん、問題作るの楽しかっただろうな~。

「問4」大ジャンプした船木を探し続ける青年の肩にとまっている小鳥が、青年が船木を見つけられない事に対して言った言葉とは何か答えなさい(5点)
~コント「それは美しい曲線を描きながら」より

A:船木はもうどこかに着地しているんじゃないか

あの小鳥は「フナキー」以外の言葉を喋ったかしら?としばらく考える。
そうか、小鳥が何か喋ったことに対して青年が「えっ、船木は○○じゃないかって?」と聞き返していた。
もうどこかに着地しているんじゃないか、とは詩情にあふれる美しい表現・・・と言えなくもない。
音もなく降りたつイメージ。

誰かが「殺すぞ!」と回答していて、それは小鳥に優しく話しかける青年が一瞬小鳥に厳しく当たる場面があるからだと。
「青年(高佐)の不安定さが良く出ていますね」
「精神的に不安定なキャラばかり出てくる舞台」

せきしろさんは、ギーストークライブで高佐さんが船木ゲームを作ってきたことから発想を得てこのコントを書いたそうです。
(ルミネは舞台背後に映像を映すことができないので、IKKOネタができなかった)
「高佐のミュージカルコントをもっとやりたいね」
「そもそもあれはミュージカルだったのか・・・?」

「問5」井脇ノブ子の助言によって突然カラオケに現れた魔物を倒すことができた高橋ですが、ではその魔物の声をやっていたのは誰か?(5点)
~コント「やる気」より

A:音響の中村さん

過去の相席でせきしろさんがやられ声を担当していたことがありましたが、今回は音響の中村さんでした。
エンドロールにのみ書かれていた、なかなか難易度の高い問題です。

「問6」あいせきみんなのうたに登場したアーティストの1人、尾関豊が伝えたかったのは十五夜と、その他に3つあります。
それは何か答えなさい(6点)
~「あいせきみんなのうた 尾関豊」より

A:十五穀米、15%オフ、獣神サンダーライガー

15%オフをすっかり忘れていた!この回観たのに。
悔しいな~。

「問7」こどもタヌキを演じた麒麟田村。彼は何代目こどもタヌキに当たるか答えなさい(5点)
~コント「こどものタヌキ」より

A:4代目

私を含めたかなりの方が3代目と間違えていました。
ヨーロッパ企画の酒井さん(初代)→高佐さん(2代目)→高橋さん(3代目)→田村さん(4代目)

問8」ステップを踏むことで美味しいコシのあるうどんを作っていたAが最後にとった喜びのポーズ。
あのポーズのモデルとなる人物は誰なのか答えなさい(5点)
~コント「EZ DO DANCE」より

A :ずんのやすさん

これはアフタートークでAさんが話した裏設定からの出題。
3.21のアフタートークだったかな?
相席のファンで、いつも見に来てくれるやすさん。
尾関さんが「今回はヨネスケやらないの?」と聞かれたらしい。

しかし、Aさんがこの問題をまさかのミス!
「孫悟空」と書いていたので、本人が言っているんだから正解は孫悟空ではないかと舞台上が審議に入るも、高佐先生は認めない。
(孫悟空と答えたお客さんも数名いました。
アフタートークで、あの元気玉みたいなポーズ?という発言があったかも)

「問9」あいせきみんなのうたに登場したアーティストの1人、藤井フマナイヤが披露した「食べ物のステージ」の歌詞に食べ物はいくつ入っていたか答えなさい(5点)
~「あいせきみんなのうた 藤井フマナイヤ」より

A:44個

出てくる食べ物の数(調味料込み)を正確に当てる。
しかも繰り返す言葉も数に入り、ピタリ賞じゃなければ得点なし。
厳しいよ!
この難易度ならもっと配点多くていいのでは?と思ったら、高佐さんも同じ考えだったようです。

Aさん自身も問題を解くために歌いながら数えたけれど、急いでいたので途中でわかんなくなっちゃったらしい。
正解はみんなで再び映像を見ながら数えることになり、これは数えるの大変だぞ、せめてカウンターがあればと出演者が話していたら、ネイキッドロフトの美人店長がすかさずカウンターを持ってきてくれました。
こんな物が常備してあるなんてネイキッドロフト、恐ろしい子・・・!

しかしAさんの歌は、朗らかで伸びやかで堂々としていて素晴らしい。
観ている皆が思わずニコニコしちゃう。人柄が出ますね。
突然放り込まれるルーマニア料理(ジャンル)が大まか過ぎて、何度見ても絶対笑うと思う。

「問10」高橋少年が仕掛けた罠に「あんなの食べるのは岡本信人くらいだ」と引っ掛からなかったスズメの兄。
そのスズメ の兄の想像の中では、岡本信人は草を食べて何をしたいと思っている?(5点)
~コント「スズメ」より

A:草を食べつくして地球を砂漠化

なぜか「地球温暖化」と書き、間違えてしまった。
信人はその先を行っている。

「問11」アイドルの町で、高佐の「ここはアイドルのイベントがよく行われる町なんだ」というセリフを、「力があれば何でも動かせるのになあ」に変えるためにはどうすればよいか答えなさい(5点)
~コント「アイドルの町」より

A:アイドルと握手し終わった力持ちの男に話しかける

この問題は出ると予想していた!・・・でも、予想はできても答えがわからない。
私は「犬に2度話しかける」と答えて不正解。
このイベント発生条件がきちんとあったので、稽古でも高橋さんが順番を間違えて握手前のAさんに声をかけないよう、綿密に練習をしたそうです。

3.21では麒麟の田村さんもアイドルの町で大活躍したのでその話題も。
上手側でぼんやり羨ましそうに立っている田村さんが面白過ぎて、絶っ対に笑ってしまうので、全員必死にそちらを見ないようにしていた。
しかし、高佐さんと尾関さんは立ち位置的にどうしても視界に入ってしまう。
高「尾関は役に入るタイプだからコントで笑っちゃうことはほとんどないのに、この時は太ももをつねって一生懸命笑いを堪えてましたよ」
尾「田村さんの後ろの壁に焦点をボーッと合わせてた」

「問12」ピン芸人ゲラゲラ高文がオンバト豪華客船大会で披露したフリップネタ。
フリップの3枚目に描かれていた絵は一体何か答えなさい。(5点)
~コント「オンエア」より

A :片岡鶴太郎の絵の前でネロとパトラッシュが寝ている

私は「芸術に寄せた感じの鶴ちゃんの描いた鯛」と回答しました・・・。
オンエアコントのラスト、部屋に置いてあるオンバトバケツに蔦が絡まっているように見えて気になっていたのですが。
あれは全部葉っぱで、あの枚数だけいたずらタヌキに騙されているのだそうです。
「100回くらい騙されて、いたずらタヌキめ~って追いかけてる」

「問13」新婚さんいらっしゃい!に登場した山岡士郎と栗田ゆうこ。
その山岡士郎を演じる麒麟田村は、リハの時に岡星のことを何と言い間違えた?(5点)
~コント「新婚さんいらっしゃい!」より

A:富岡

こちらも3.21アフタートークからの出題。
高佐「高橋さんから(富岡)製糸場か!というツッコミがありましたね。
みなさん覚えていますか?!」

覚えてないよ(笑)
田村さんは美味しんぼの富井副部長とごっちゃになっていたらしい。
山脇さんが演じた大阪のアホな感じの奥さんが絶品だったね~と話して、もう一度やってもらう。
このコントのAさんのこだわりは、良い文枝師匠を登場させること。
「今まで文枝(三枝)師匠が出てきたコントはたくさんあるけれど、みんなイジって笑うキャラだった!
私はね、良い文枝師匠を出したかったんですよ!」

それと、高橋さんのコスプレ感満載の海原雄山の話になり、プロジェクターに写せないからせきしろさんがツイッターにアップして、お客さんが手元のスマホや携帯で各自チェックするという画期的な方法で見せることに。
「普通にツイッターを眺めていた人たちは、なんでこのタイミングでこの写真が流れてくるのか謎でしょうね」

「問14」別々の席に座る事を極端に嫌っていたSEKAI NO OWARIの4人。
そのうちの1人、Saoriは4人一緒に座るために何と提案した?(5点)
~コント「終わり」より

A:ぎゅっと詰めて座る

確かこんな感じの回答でした。
ニュアンスが近ければOK。

「問15」ファニーチューリップのコンビ歴は5年。
磯村と知的生命体の芸歴は12年。
では知的生命体の年齢はいくつか答えなさい(5点)
~コント「ファニーチューリップ単独ライブ『THE MANZAI優勝への道』終演後の楽屋にて」より

A:100億年

高佐先生曰く、サービス問題。
今回のライブでは高佐さんの生写真販売があったのですが、レア写真として知的生命体の写真も入っていて。
お友達が引き当てたので見せてもらいました。
真っ暗な中で、知的が緑色にキラキラ光っていました。
せきしろさんが自宅で部屋を真っ暗にして撮影したそうです。
「職務質問に引っかかった時、この写真が鞄から出てきたらやばい」

「問16」高文の父が居間で寝ながら見ていた映画のタイトルと、従兄弟のクニヤスちゃんがお正月に集まった時に披露したモノマネは何か答えなさい。(5点)
~コント「ボール」より

A:ナースのお仕事、戦場カメラマン

答え合わせが全問終わり、出演者の中で最高得点は山脇さん。
最低点はせきしろさん。
お客さんの中で最高得点を取った方にも、会場からすご~い!と拍手がおくられてライブも終了・・・となるはずが。
「一応確認します!」と宣言して優勝のお客さんの回答用紙を回収し、1つの採点ミスも逃すまじ!と、目を皿のようにしてチェックする高佐先生の姿があった。
なにもそこまで・・・と、うっすら引く会場(出演者含む)。
鬼の高佐チェックも無事通過した優勝者には、出演者全員のサインが入った色紙が贈られました。

終わってみたらライブのほとんどが試験&答え合わせでしたが、その答え合わせがうまく舞台全体を振り返るきっかけになっていて、とても楽しかったです。

高橋「次回もまたこの試験あったら、客席でみんな必死にメモ取りながら観るんだろうね。
誰も笑わないよ!」

2015年4月27日月曜日

2015年3月のお笑い

3/2黒のペン
企画大喜利が面白い黒のペン。
今回は海援隊の贈る言葉の歌詞を穴埋めする大喜利で、
結果的にババアに贈る歌になりました。とんでもないな!
神保町の21:30枠がなくなってしまうのは残念ですね。
社会人にはありがたいライブだったよ。
黒のペンが始まるまで聞いていたラジオでシャカが解散を発表して、何とも言えない気持ちになりました。
40歳は区切りの歳なんですね・・・。

3/5 ロビンソンズのライブ そのいち
ロビンソンズが新ネタを5本おろすライブ。
コントとコントの間に映像を流すのではなく、ゲストの芸人さんにトークで埋めてもらうというスタイルが新しい(?)。
初回はペパーミントの風に吹かれての2人。
戸惑いながらも、ロビンソンズ2人の素顔について色々話してくれました。
ゲストも最後にコントをやり、企画コーナーもあり。
次回の繋ぎゲストはツィンテル。

 3/8バティオスグランドカーニバル
お祭りだらけで、最近はハレの舞台がケになっているようなK-PROです。
毎日がカーニバルbyここはグリーンウッド。
ギースは転校生がチェンジできる学校のコント。
お笑いのセンスを計りたい、と好きな芸人を聞かれた高佐さんが
「ライスです」 「はい、ザワザワしない!物を投げない!」
「バッ、バナナのネタとか面白いから・・・!」
ラブレターズは、浅草のニュー喜劇人で溜口さんが声を潰してから封印していたリストラのコント。
どちらも浅草でおろしたネタで、なんだか懐かしかったです。
浅草通いからそろそろ1年がたつのね。

3/9ギーストークライブ
ゲストがR藤本さん。
ユーモアライブでよく一緒になるけれど、あまりトークを聞く機会がないので楽しみでした。
ギースとの出会いが、かつて大阪で行われたK-PRO主催ライブだったとは驚きです。
ボードゲームの話が出てくるのも嬉しい。
メインのトークでは、高佐さんの謎解きゲーム体験話がさく裂していました。
あんなに話したい話題があるならば、ゲストなしでライブをやってもいいのになあ。

3/10相席反省会
5月の打上げライブを見たらまとめて感想を書こうかと。

3/19join
ピーマンズスタンダード、わらふぢなるお、ジグザグジギー、ムートン伊藤、ロビンソンズ、ラブレターズ。
大好きな芸人さんばかりのライブです。
OPトーク、各コンビのネタ、企画という構成で、今回は急に振られたアドリブに対応できなかった塚本さんが、墓穴を掘りに掘って結果的に本日の主役になりました(笑)
目の前であんなに動揺した人はめったに見ることができませんね。
こちらのライブの主催者さんは北海道在住で、今度北海道でのライブを企画しているそうです!
ホームページにライブ写真がいっぱい。
http://join-live.jimdo.com/

 3/22コントセンター
新作ネタおろしバトル!という、コント作家と芸人が組んだ企画があったのですが。
残念な結果になってしまったなあ、という感想でしょうか。
準備も時間も足りなくて、ひたすら芸人さんに負担がかかるのがね・・・。
ダブルブッキングに届いた台本が、どう見てもギースへのあて書きだった件が一番せつない。
5月に第二回が開催されるようなので、色々な点が改善されていることを祈ります。

3/23ペイジワン
今月のゲストはモグライダー、ロビンソンズ、浜口浜村。
藤井さんが、引越で出てきたダンボールから出てきた懐かしい物を色々と披露。
悠久の時を超えて手元に残ったドラクエ2復活の呪文。
吉本からの初給与明細。
富士急ハイランドに若手が集められた仕事で、空き時間にみんなで乗り物を楽しんだ写真には桜塚やっくんの姿も。
企画は進撃の巨人・北澤をともしげ兵士長が迎え撃つゲーム。
ともしげ兵士長が負けると、他の全員が巨人にボコボコにされるという理不尽なルールでした(笑)

2015年4月24日金曜日

下北沢大興行「芸人のマネージャーによるマネジメントとのお話」

B&Bで行われた「芸人のマネージャーによるマネジメントのお話」に参加しました。
司会はラリー遠田さん。出演者は松竹芸能の西尾和彦さん、サンミュージックプロダクションの小林雄司さん、ASH&Dコーポレーションの大竹涼太さん。
小林さんはロンハー、大竹さんはゴッドタンに出演経験が多いため、マネージャーという裏方仕事でありながら、お茶の間知名度が高いのが特徴的です。

お笑い界の裏側大暴露!・・・のような展開では全くなく(笑)、穏やかに真面目に進んだトークショーでした。
質問に対し「事務所ごとに違うと思いますが~」と前置きが多く使われたことからもわかるように、同じ業界とはいっても事務所によって方針も体制もかなり異なる。
大竹さんが質問に答える時は、前所属である人力舎の例で答えている場面がほとんどでした。
多分ASH&Dは規模が小さいので、一般的なお笑い事務所の通例からはずれることが多く、比較参照にならないから避けたのかな?と思います。

・マネージャーになったきっかけ

面白かったのは大竹さんの
「父親の仕事の反動か、自分はサラリーマンになろうとずっと思っていました。
でもお笑いは好きで、お笑いに関わる仕事につきたかったので、父親に口をきいてもらって人力舎に100%コネ入社しました!
すみません!だから面接の時の苦労とかお話することができません!」

いや、コネで入っても実力さえあれば認められて頭角を現す、という好例じゃありませんか。
コネも実力のうちとはこういうことですよ。

・給料の話

どうしてもお金の話を聞きたいラリーさん。
同年代の一般的なサラリーマンよりは低いでしょう、とのこと。
浅井企画は給料がいいらしいという都市伝説がある(笑)
実際にいるから聞いてみましょうよ、と客席後方に声をかけると、そこには浅井企画の三野マネージャーが。
三「そんなことないよー 全然ないよー」

昇給についても、そもそも給与査定はどうやるのかという疑問が。
担当タレントが得た仕事の量に比例して昇給するのであれば、すでに売れているタレントについているマネージャーばかり得ということになってしまう。
担当している若手芸人がドーン!と売れたところで、一体どの仕事がきっかけて火がついたのかなんて、誰にもわからない。
だから、査定のルールを独自に作っている事務所もあるし、わかりやすく年次でしか上げないという事務所もある。
CM契約など大きな仕事を取ると、特別手当が出る事務所もあるそうで。
それはモチベーションが上がっていいですねえ!と羨ましそうな3人。

・お休みの話

昼も夜もなく働いているイメージのマネージャーだが、きちんと休みは取れるのか。
これも事務所でだいぶ違うけれど、共通しているのは、就職してから数年間はかなり厳しいよということ。
複数のマネージャーをまとめる統括マネージャーになればある程度自由がきくが、基本的には担当している芸人に仕事が入れば土日祝日は関係なく付き添い、後から振替で休みを取る…取れれば。実際にはなかなか…。
ただ、大きな事務所は労基法を守るために、きちんと休みを取るよう指導されることも。

・仕事の取捨選択の話

仕事のオファーを受けるかどうかは誰が決めるのか。
答え:マネージャーが取捨選択をする。芸人が決めるということはほぼ無い。
もちろん芸人に相談することはよくあるし、特に家族が絡む場合はきちんと聞きますと。

現段階でこの仕事を受けることが、その芸人にとってプラスになるのか損をするのか。
芸人・タレントは案外、自身の商品価値をきちんとわかっていなかったりする…と書くと悪い意味にとられてしまうかな。
うーん、「側にいるマネージャーの方が、商品である芸人の価値を冷静に査定して売るべき戦略を立てることができる」かな。
だからこそ責任は重大だと話していました。

 「わかりやすい例で言うと、ロンハーに出ることがプラスになる女性タレントと、マイナスになる女性タレントがいますよね?
そういう見極めはかなり難しいです。」
という小林さんの話に、客席から納得の声が。

 また、ダンディ坂野さんは自分の価値をしっかりわかっていて、決して下ネタの絡む仕事は受けないので、あれだけ多くのCM依頼があるのでしょうという話も出ました。
芸人のTV出演となるとヨゴレ、下ネタ関係があるけれど、もし子供番組やアニメに出ていて子供からの人気がある場合はどちらを取ればいいのか。
こちらを取って失敗ではなかったけれど、もう一方を取ればより成功したのかもしれない。
難しい選択だし、正解は誰にもわからない。

・ダブルブッキングの話

どのマネージャーも1度はやってしまうミスといえばダブルブッキング。
現場が被らないようにスケジュールを調整するのは難しくないけれど、うっかりやってしまうのはTV番組の裏かぶり。
同じ放送時間に、同時に2つ以上のTV番組に出てしまうこと。
発覚したらギリギリまでどうにか調整をして、それでも無理ならば誠意をもって謝るのが大事だし、TV局の方もわかって下さる方が大半。

・CMの話

絶対にミスしてはいけないのはCM関係。
ダブルブッキングなどのミスであれば、もちろん悪いことではあるけれど、ディレクターさんやプロデューサーさんに頭を下げればなんとかなるが、CMは対企業だから。
契約書も交わしているので、契約内容に違反をすると大変なことになる。
(企業は莫大なお金を払ってCMを打ち、芸人やタレントを起用するのだから、その商品価値を下げてしまう行為をしないのは当然です、という補足がきちんとありました)

 そこで必要になるのが現場マネージャーの存在。
例えば、アサヒビールのCMに出ているタレントが、番組で食レポをする際にキリンビールを飲んでしまうのはNGなわけです。
しかし、出演しているタレントは番組に集中しているし、そこまで気がまわらない。
ここで現場マネージャーがいれば気がついて
「すみません、CM契約があるのでビールの銘柄がちょっと…」
とストップをかけることができる。
CMの禁止事項はものすごく細かいものもあるそうで「えっ、そんなのも駄目なの?!」と驚くようなNG例がありました。

・単独ライブの話

CMとはまた別の意味で、絶対にミスができないのが単独ライブ。
TVに出るようになった芸人も、定期的に単独ライブを行うことにこだわる人が多い。
その単独ライブにかける想いは私たちが考えているよりずっと大きく、精神的な不安や負担も多いためライブ前の期間が一番ピリピリしている。
芸人本人がそれだけ神経を注いでいるのだから、舞台の内容以外の部分でスタッフやマネージャーがミスをすることは絶対にできない。
「単独ライブ自体は全然儲からない、むしろ大赤字ですよ!」…だそうです。
それでも芸人のアイデンティティというか、自分たちの出自は舞台だという自負があるのでしょうね、と話していました。

・マネージャーがTVに出る話

マネージャーがTVに出ることは損か得か。
小林さんも大竹さんも
「マネージャーの知名度が上がることで、担当している芸人に多少なりとも仕事が還元されるのであれば得だし、断るという道はない。ていうか、断れない。」
そうか~。自分が断ることで芸人の仕事が減ったら、何考えてんだ?!という話になりますもんね。
サンミュージックには、TVに出る機会があるマネージャーが多いそうです。

また、大竹さんはゴッドタンで有名になったことにより、普通のマネージャーであれば初めまして、と1から関係性を作らなければいけない仕事相手でも「番組見ていますよ!」と言われ、ポーンと飛び越えて一気に距離を縮めることができる。また、なかなか会えないような上の立場の方とも会いやすい。他の方に比べて随分楽をさせて頂いているし、申し訳なくもありがたいことです、と恐縮しながら感謝を述べていました。

・結局、就職先としてお笑い事務所のマネージャーはどうですか?

何度も繰り返された言葉がここでも。
「事務所によります!」(笑)
そもそも新卒採用が毎年必ずある会社は少ないとのこと。

 大竹さんの話で印象的だったのが
「私たちの仕事は『儲かる』と『面白い』の二択がある場合に、『面白い』の方を取ることができる。
それが許されるんです。
これが許される仕事は、なかなか無いと思います」

給料もあまり高くはないし、休みもとりづらい。
頑張って売り込んでいたコンビが解散してしまうのは切ない。
しかし、お笑いが好きであれば、そのお笑いの現場に一番近くにいて一緒に笑うことができる。
マネージャーは素敵な商売。