8ヶ月ぶりの生で見るライブは落語になった。
牛ほめ
一之輔 堀の内
三三 笠碁
雀々 疝気の虫
全体に面白い盤石の顔付け。駅から会場までの遠さや葛飾区を弄る一之輔はラップのような堀の内、三三の渋い笠碁、前二人が忙しいから自分がトリだと自虐の雀々。
正直、落語の内容よりもwithコロナのエンターテイメントはこんな状況になっているのかということが衝撃だった。一方向しか使用できない階段、チケット半券に名前と連絡先を記入、検温はWチェック、前後左右が空けられた客席、アンケート用紙に挟んであるお手拭き。シンフォニーヒルズ大ホールは落語には大きすぎる会場だが、これだけ座席を減らすのであればキャパを大きくしないと採算が取れないだろう。
こんな状況がいつまで続くのか。
どれだけの興行が生き残れるのか。
クラクラする。