2018年6月10日日曜日

コントメンAward1-1

今回から大幅リニューアルされた東京コントメン。
なんとバトルライブになりました。

通常、事務所主催のバトルライブというのは何層かに分かれていて、
勝ちあがりながら一番上のランクのライブを目指すものだが、
ASH&Dは所属芸人が4組しかいない。
つまり、いきなりこの4組で大乱闘スマッシュブラザーズだ!




おなじみのムロさんの名MCで御機嫌を伺い、ルール説明のためにライブの
プロデューサーである大竹マネージャーを招く。
ルールを司る彼は「ルール涼太」と呼ばれることに。

ルール涼太曰く、ASH&Dの芸人は賞レースでどうも勝ちきれない。
なので、とりあえず事務所で賞を用意したから、まずはここでの優勝を
目指すように。
ASH&Dはチャンピオンこそ出ていないものの、賞レースの成績は
めちゃめちゃ優秀だと思うけれど(全員何かのファイナリスト。しかも複数)。
やはり勝ちきる強い心が必要なのか

 ・毎回所属芸人は新ネタ1本、旧ネタ1本の合計2本を披露。ゲストはネタ1本。

・お客さんはその日一番良かったネタ1つを選んで投票

・投票数の上位2ネタをノミネート作に選出する

・グランドチャンピオン大会でノミネート作を全て上演し優勝を決める。
もちろんゲストにもチャンスはあるが、毎回2本かけられる所属芸人の
方が有利なはず!(byルール涼太)

・優勝賞品は海外旅行(台湾旅行以上とのこと)

・いつかチャンピオン大会を高輪プリンス飛天の間でやるのが目標。壮大…!

ここのコーナーにやけに時間をかけているなと思ったら、開演に遅れて
1本目のネタ以降に入った観客には投票権がなくなるからだった。
今までのほんわかムードと違い、賞レース前のようにピリピリとネタ合わせ
をしている舞台裏の雰囲気にムロさんが大興奮。
動画を撮って皆に迷惑がられる。
唯一リラックスしていたのは、ゲストのラバーガールのみだった。

ムロ「ラバーガールは半分ASH&Dみたいなものだから。
トビーが人力舎で大水がASH&D。」

・阿佐ヶ谷姉妹 「誘拐」「スーパー」

・ザ・ギース 「つっこみ百人一首」「遡りカルチャースクール」

・ラブレターズ「マッサージチェア」「親友クイズ」

・大福 「ファミレス」「尾崎豊」

・ラバーガール「カードゲーム」

新人コーナーもなくなり、ひたすら気合の入ったネタが次から次へと
披露される。
うわー、とても新鮮だ!こういうライブを待っていた。
せっかく少数精鋭なのだから、事務所ライブでは2本ずつ見たいよね。

バトルライブでよくある問題として、勝ちたい芸人が知り合いを沢山
呼んで投票してもらうというパターンがあるけれど、コントメンに
関してはあまり心配もなさそう。
事務所全体を応援しているお客さんが多いし、ムロさんファンが結構
入っているのもフラットな目線になる原因かもしれない。

ギースが最強ネタである遡りカルチャースクールを持ってきたので、
本気で優勝獲りに来た…これは勝つ…!と震えていたら、なんと阿佐ヶ谷姉妹の
新ネタコントがこれを上回って見事1位を獲得。
すごーい!確かに面白かったもんなあ。

ムロさんが「もしかして優勝かも?と思ったよ」と話した通り
ラバーガールもとても受けていた。
所属芸人は2ネタずつかけられるとはいえ、ライブの回数を重ねるごとに
強ネタは消費していくわけで。
それに比べてゲストは毎回変わり、鉄板の強いコントを持って現れるので
ゲストが1位をかっさらう可能性も大いにある。これはヒリヒリしますね。

ちなみに最下位はギースの新ネタ「つっこみ百人一首」で、なんとたった
1票だと発表する大竹マネージャーが超楽しそうだった。
この1票がまぁいじられること。

飛永「僕らのコントより、あの百人一首の方が良かったと思う人が
1人いたことが悔しいです~」

ムロ「二人とも舞台でずっと床に座っているから、後ろの席のお客さん
全然ギースが見えていなかったよ?」

江里子「(写真撮影のポーズで)はい、一票のイ~~~」

ギース「くそっ、次の単独にこれ絶対入れような!」
豪華海外旅行を目指して皆さん頑張ってください。
私たちは客席でひたすら楽しみます。