アンケートに面白かったコントを3本書く時、いつも不思議とすんなり3本決まるのに今回はかなり悩んでしまった。
妙にお人よしな北澤さんの悪魔とおとぼけ山﨑さんが楽しい「復讐」。ライブ客と芸人をいじり倒す「張り込み」
(単独予約ギリギリのわたし、撃たれる・・・!)
DV夫に怯える妻かと思いきや。お金は大事だよね「へそくり」
亡き妻との思い出がユーロビートの小料理屋も笑った。
そして最後、恋の予感に嬉しそうなヒトミちゃんと一緒に叫びたくなる。
夏~~!
★ガレージシャンソンショー「外苑前の客人」
今回のゲストはボードビリアンのBARONさん。
山田さんの「リラの切符切り」にBARONさんが演技をつけていたのが迫力だった。
素敵だったのは「Wraps your troubles in dream」のカバー。
♪雨の後には 虹がたつもの、という訳詩が素晴らしい。
このライブはガレシャンのよるカバーも見どころ。
布施明「積木の部屋」、西城秀樹「ブルースカイブルー」など絶妙な選曲の中、
今回はボブ・ディラン「雨の中の女」!
★桂夏丸 真打披露興行
国立演芸場での真打披露興行へ。
仕事帰りに駆けつけ、なんとか中入り前の小遊三師匠に間に合う。この日は桂歌丸師匠が逝去された翌日だったが、高座の人々が
「前から死んだようなものでしたが」
「笑点は出演者が退かなくちゃ次が入れないんですよ。
歌丸さんは勇退してから死んじゃったので、後輩からすると無駄死にです!」
といじるいじる(笑)
トリの夏丸さんは夏らしく怪談「もう半分」だが、彼らしくあっさりとした味わい。
その後、自慢の喉を披露ということで「憧れのハワイ航路」を歌ってお開き。
二つ目の頃から珍しい話を積極的に高座にかける姿勢と、どこか飄々とした
雰囲気が魅力的な落語家さんだ。
★阿佐ヶ谷姉妹 出版記念トークショー
場所はもちろん阿佐ヶ谷ロフトAだった。
ほのぼのとした文体に癒され、こんなことあるわ~と同じおばさんとして首がもげるほど頷く内容の詰まった1冊。
六畳一間に二人で同居なんて、ここにも書いていない苦労があったに違いないけれど、本の中の二人はひたすら穏やか。
佐々木倫子の漫画から抜け出したよう。
今年はキャバレーでの単独ライブツアーが控えている。
東京キネマ倶楽部で、美穂さんが2リットルパックのミルクティーで作ったゼリーをブルンと出すコーナーが見たい。