2012年1月17日火曜日

竹田団吾衣裳作品展 2012/L.E.D.

竹田団吾衣裳作品展 2012/L.E.D.

ずいぶん前にやはり紀伊國屋に見に行った気がするなぁ。


【福岡展】 サテライト展示LIVE STRONG+」

会場:紀伊國屋書店福岡本店
  〒812-0012 福岡市博多区博多駅中央街2番地1号博多バスターミナル6F
  (tel:092-434-3100  fax:092-434-3104)
  http://www.kinokuniya.co.jp/05f/d_01/hall36/hall02.html#garou会期:2012年1月26日(木)~2月8日(水)  営業時間10:00~21:00   
入場料:無料
(※展示数10点予定)


【福岡展】 「LIVE STRONG
会場:福岡
市美術館 市民ギャラリーB  
  
810-0051 福岡市中央区大濠公園 1-6 福岡市美術館
  (tel: 092-714-6051

   http://www.fukuoka-art-museum.jp/
会期:201227日(火)~212日(日)
  
9:3017:30(入館17:00まで)
観覧料:500円(小中生以下 観覧無料)

(※展示数90点予定)

【大阪展】 「EVER GREEN

会場:ギャラリー・アセンス美術
  〒542-0085大阪市中央区心斎橋筋1丁目610号 心斎橋アセンス5
  (tel:06-6253-0185

  http://www.athens.co.jp/
会期:2012214日(火)~220() 
  ギャラリーフロア(5階)1200 2000(最終日1700まで)
入場料:無料

(※展示数90点予定)

【東京展】 「DARK&SHINE
会場:紀伊國屋画廊  
  〒163-8636東京都新宿区新宿3-17-7 紀伊國屋書店新宿本店4
  (tel03-3354-7401画廊直通)
   http://www.kinokuniya.co.jp/05f/d_01/hall36/hall02.html#garou
会期:2012223日(木)~35日(月) 
    100018:30(最終日1800まで)
入場料:無料

(※展示数30点予定/東京展のみ2011年制作の衣裳作品のみとなります)
劇団☆新感線の衣装でおなじみ、武田団吾さんの衣装展です。

2012年1月15日日曜日

ドラマ「ミューズの鏡」

なぜかドラマに声優さんの名前があるぞ・・・と興味を持って録画してみた
深夜ドラマ「ミューズの鏡」。

AKBの子が主演のガラスの仮面パロディでした。
平野綾ちゃんは看板女優。浪川くん学ランて!
ギャグ沢山なので、どちらかというと劇団☆新感線がガラスの仮面
パロディで作ったミュージカル「花の紅天狗」に近いかも。
池田成志も出てるしね。あっ、でも今回彼は月影先生ポジションですよ。
 これも演出が福田さんなのか。 スパマロット再び(笑)

花の紅天狗、成志先輩が出ていたのは再演だけれど初演も面白かったな。
亜弓さん 兼 桜小路くんという破壊的なキャラをやっていたのが花組芝居の植本潤ちゃんで
かわいかったのよー

ミューズの鏡
脚本・演出:福田雄一。
出演:指原莉乃(AKB48) ・池田成志・平野綾・陽月華・竹財輝之助・浪川大輔、他
http://www.ntv.co.jp/muse/外部リンク

2012年1月12日木曜日

四派で深夜

1/8 四派で深夜 新宿末廣亭

お客さん22名。
開演前にひまだったので数えてしまった。ブームになる前の
深夜寄席がこんな感じだったんだろうなあ。
もっと入ってもいいよね。

通常の深夜寄席が500円と破格なので、倍額の1000円は
高く感じてしまうかもしれないけれどみんな思い出して!
二つ目4人で1000円は十分安いよ!

「狸鯉」立川幸之進

去年二つ目に昇進して松幸→幸之進と名前が変わりました。
みんなに急かされて早めに楽屋に入ったら、待ちかねていた芸協の
前座集団にお年玉をとられたそうです。「だまされた!」(笑)
狸シリーズの中でも鯉単独は珍しいなあ。
ほとんど聞かないのであらすじを忘れていました。
“包丁でなでられてまな板の上で震えている鯉”を想像すると
おかしい。


「干物箱」入船亭遊一

こちらもすごく久しぶりです遊一さん。
相変わらず立派なまゆ毛。あれ?話し方が前に聞いたときと
印象が違う。耳からスルスルっと抜けてしまうような・・・。
珍しい話らしいのですが、私はやたらと干物箱を聞く機会があります。
干物箱と六尺棒はシュッとした人が高座にかけるイメージ。
若旦那ものだから?
シュッとした人の宝庫、入船亭の若手な遊一さんにはよくお似合いです。

「だくだく」三遊亭橘也

円楽党のアゲアゲ代表 橘也さん。
幸之進さんを人身御供に捧げ、前座さんからのお年玉攻撃は
乗り切った模様です。
ご隠居さんにエッチな本まで書いてもらっていました(笑)


「仔猫」笑福亭羽光

上方落語だ〜お鍋さんが出てくるけど持参金じゃないし。
ああ〜何だっけ。腕喰いじゃなくて・・・仔猫?
お正月からずいぶん不気味な・・・話を・・・Zzzz。
すみません、さっき飲んだビールが悪いんです。

2012年1月10日火曜日

モンティ・パイソンのスパマロット

ミュージカル『モンティ・パイソンのスパマロット』
【スタッフ】脚本・詞・音楽=エリック・アイドル 音楽=ジョン・ドゥ・プレ 企画・脚色・演出=福田雄一
【キャスト】ユースケ・サンタマリア/池田成志/戸次重幸(TEAM NACS)/賀来賢人/ムロツヨシ/マギー/皆川猿時/彩吹真央
いやはや面白かった~
昔映画もコントもビデオで見たけど面白さわからなかったし・・・とぐだぐだ悩む必要なかったです。
だってモンティパイソンじゃなかったもの。

あれは「ド リ フ の 大 爆 笑」だもの。

本当だよ!
志村けん(池田なるしー)も長さん(皆川)もいてべったべたの兵隊コントやってたよ!
スクールメイツ(女性アンサンブル)も超笑顔でポンポン持って踊ってたんだよ!

というわけで私的にはウェルカムな舞台でしたが、モンティパイソン好きには
どうなのか気になる。
マギーがパンフレットにも書いてたけど、絶対見に来るであろうKERAの感想を
聞いてみたい。

思いっきりネタバレ感想としては・・・


王冠池田成志ファンならば観なきゃノンノン

このミュージカルの魅力の7割は池田成志でできています。
面白いところ全部先輩じゃないですか、ずるいっすよ
(パンフレットはメイン以外に誰が兼役してるか書かなきゃだめだろー)
メインのランスロットというよりは、フレンチとニの騎士が至高の面白さ。
しかもランスロットは○○で、フランク古田ーみたいな格好で踊る羽目に。(笑)


王冠歌唱力問題はなんとかクリア

あんなにミュージカル畑じゃない人ばかりでどうするのかと心配していた
歌唱力問題はうまくごまかしがきいていました。
元々の構成なのか?ソロ曲が少ない。
誰かが唄い始めるとアンサンブルがガーッと出てきて歌い踊り、合唱に
なるので歌下手でも目立ちません。

このミュージカルの歌とダンスはアンサンブルの皆様によって支えられて
おります(笑)。一見メインの騎士たちしか歌っていない場面も、たぶん
アンサンブルが影コーラスを入れまくっていたはず。
彩輝真央様のタカラヅカ男役出身をギャグにしまくった湖の貴婦人は
ミラーボールのように輝いていました。

王冠後藤ひろひと&ドリフ?

前半の小ネタ応酬を見ていると、赤坂ACTシアターにいるのに
「あれ?私いま、駅前劇場で後藤ひろひと作品見てる?」
って気になる。
ドラマで福田さんの作品を見ると、失礼ながら「後藤ひろひとの
パロディっぽいなあ」と思っていたんだよね…。

大王はモンティパイソンとかその周辺のコメディの影響を受けている
と思われるし、福田さんがモンティパイソン大好きだと書いていたので
「後藤ひろひとっぽい」のではなくて「モンティパイソンっぽい」だったの
だな、と認識を改める。

スパマロットが日本で上演されるならば、演出はきっとKERAか宮沢章夫か
後藤ひろひとだと思っていたのだけれど(次点:キッチュ or いとうせいこう。
G2になっちゃう危険もあったかw)
こういうのは時の勢いだよね。うん、福田さんの演出良かったと思う。
他の人だったら演出をどう変えたのかなあ。特に日本オリジナル部分ね。
そうそう、家政婦のミタネタと相棒ネタが入ってました。TBSなのに(笑)

しっかし後半は特にドリフだったわ~。
みんなで淡々と台詞を話せば多分モンティパイソンぽくなり、ツッコミ過剰
にやりあうとドリフ化するの法則。

王冠他キャスト

マギーのパッツィがけなげかわいい。
その路線を狙っていたそうで、思惑にハマっちゃったのがなんだか悔しいけど(笑)

主役のユースケは印象薄いよー(そういうキャラ設定にしたらしいが)主要キャストの何人かはキャラも芝居も薄味で、薄味な人が大きな劇場で
小ネタやると笑いのスケールもちっちゃくなっちゃう。
線の太い芝居できる人がこういうおバカな役を演じるともっといいと思うんだけどなー。

アーサー王のオリジナルキャストはティム・カリーなんだよね。
しかもイギリスでは、あのシェイクスピア作品の名優サイモン・ラッセル・ビール
が演じたそうじゃないですか!
じゃあ、どう考えても日本版キャストは吉田鋼太郎だよ。
ナレーターにはひろひと大王がピッタリ!とか、どこかに三上市朗入れたい
とか、脳内のキャスティング会議が止まらなかった。

王冠社会風刺とか国民性

日本版オリジナルネタとして
「今は日本で大人気になろうと思ったら韓流スターにならなきゃね!」
という、かなりの覚悟を感じた韓国ネタがあったけれど、リスクのわりに
リターン少なそうだ・・・。
モンティパイソンだから毒多めの社会風刺入れなきゃ、と書いたのかな。
善男善女の多い客席にはあまり合わなかった模様です。

ま、そんな善男善女もイギリスがフランスをおちょくるネタには大爆笑するわけですが(笑)
身内の喧嘩は笑い事じゃないけど、他人の喧嘩はワイドショーですから。
そういうもんですよ~。私ら日本人だもの。
身内の喧嘩も王室(皇室)も堂々とネタにできるイギリス人とは、やはり
国民性が違うわけで。

フランスネタは元ネタにもあるんでしょうね。
マルセルという名のパントマイマー(!)に、あんなくだらないことさせて
イジり倒すとかイギリス容赦ないな。

それにしてもミュージカル見終わったのに、元の映画をさっぱり思い出せない
私の脳みそはどうなっているのか。
唯一思い出したのはロビンにまとわりつく、迷惑でウザい吟遊詩人とココナッツの殻です。
あと、黒騎士。

*コミケにモンティ・パイロンのファンサークルさんが参加していて、机の上に
ココナッツの殻でできたアレが展示してあり「ご自由にお使いください!」
と書いてあったのが忘れられない。
あの方たちは今回観劇しているのだろうか

2012年1月8日日曜日

モンティパイソン

スパマロットの初日チケット取りました。
今回だいぶ悩んじゃったのはモンティパイソンものだったから。

思い入れが・・・ないんだよねえ(笑)
思い入れがありすぎると見るのに覚悟がいるけれど、かつて観たのに
心に引っかからなかった物に1万円払うのも別の覚悟がいるものだ。

シティボーイズの大ファンだった少女時代に、矢口書店やタコシェで
買ったサブカル雑誌を見ながら

「どうやらシティボーイズとかケラとかいとうせいこうを理解するためには、
背景にあるモンティパイソン、マルクス兄弟を見なければならないらしい」

と、なんだか妙な義務感にかられてビデオで借りたのが映画版の「Monty Python and the Holy Grail」。

ど、どこが面白いのかよくわからないよっ(困惑)by当時の私

記憶に残っているのが女だらけの城とココナツ殻の「パカラッ、パカラッ」。
コント集のビデオはバカ歩き(シリーウォーク)、スパム、フロントヌーディティ
あたりは笑ったかなあ。
なので私にとっては「コメディのお勉強をした」テキストだったわけで。

じゃあなんで見に行くのさ!と聞かれると…モンティパイソン好きになりたい
からなのよー。
だって私が好きな笑いを作る人たちが口を揃えて「モンティパイソンに影響を
受けてます」って言うじゃない?好きな人の好きな物は理解したいじゃない?
理解できなかったあの日のモヤモヤがまだ消化できないの。
いとうせいこうや宮沢章夫やNYLON100℃や松尾スズキの向こう側にある存在。

私もあれから○○歳年を重ねたわけだし、今見れば違う発見があるかもしれない。
実際、最近youtubeで見た何本かのスケッチは昔より面白く感じるし。
あーでもどうかなー。ブラボー広川太一郎を始めとする豪華声優陣の
素晴らしい演技でバイアスがかかってるだけなのかしら。

今回のミュージカルでは池田成志センパイと皆川さんに期待だ。
そして全体的に歌唱力が超絶心配だ。
「歌or笑いのセンス」二択だと今回は後者なっちゃうのはしょうがない。
でもミュージカルは歌が大事なんだよう。
駄目なのか、日本では両方望んじゃ駄目なのか(涙)

あーどうなるのかあ。
そしてなんでコメディミュージカル見に行く前にこんなにモヤモヤしてるのかなあ。

2012年1月3日火曜日

新春国立名人会

ここ数年、落語はじめは国立演芸場の正月興業です。
舞台には大きな鏡もちに角樽、玉飾り。
ふすまに辰マークがかわいらしい。

他の寄席は顔見世で1高座の時間が短いですが、国立はたっぷり15分。
円蔵師匠以降は落語が20分あり、正月モードの落語家さん達は長い
時間を持て余しているように見えます(笑)
お囃子はえりさんでしたよ~

寿獅子
彦いち   初天神
ペペ桜井  ギター漫談
歌司    漫談
伊藤夢葉  奇術
円蔵    反対俥
球児・好児 漫才
市馬    時そば
今丸    紙切り
小遊三   羽団扇

夢葉さんの時になんだかかわいらしい照明が!(クリスマスっぽい)
いつもの鞭さばきの前に「お正月にはかつて矢をかけずに弓だけ鳴らす
行事がありまして~」なんて季節ネタが入っています。

市馬さんは新春を言祝ぐ相撲甚句入り。
小遊三師匠は天狗裁きかと思いきや、いきなり天狗が家にやってきた…
ということは羽団扇でいいんですよね?
カラッと明るい高座で楽しい落語始めでした