まさかの相模原開催。
なぜに相模原かと思ったら、すいているのに相席の制作協力に入っている㈲イエスマンの持ち小屋がここにあるらしい。
(駄菓子屋とステージが合体したユニークな劇場)
ここを皮切りに、ユーモアツアーとして全国を周っていくとのこと。
昼には「野田 vs, 尾関」があったが、私が参加したのは
夜の「すいているのに相席 ファン感謝祭」のみ。前半は各出演者が相席3.5~4を中心にもう一度見たい
コントを選び、映像を見ながら振り返る。
バッファロー吾郎A→力持ち
尾関→小さな森のお菓子の家高佐→キミに届け
野田→美輪さんとかくれんぼ
山脇→天使
(せきしろ)→尾関豊「十五の夜」
「キミに届け」で、たった数個の台詞で鮮烈な印象を残す
高田さんの女性役がとても好きだ。女と書いてスケと読ませるあのはすっぱな感じ。
その後、高田さんが元・毛皮族と知り思わず膝を打つ。
そりゃ似合うはずだ~。
「美輪さんとかくれんぼ」は高佐版と野田版を
見比べてみる。お笑いとして圧倒的に正しい野田版は、真面目に
演じる野田さんの奇妙な動きに終始みんなで大笑い。
高佐版の青年はその後IKKOや舟木を追い求めている間に、
耽美をこじらせて、一周まわって笑えるキャラになっていった。
それなので、この相席1で美輪さんとかくれんぼをしている
頃の青年にはあまり麗しさはない。
なんなら今見ると、ちょっと美輪さんに対して上から目線なくらい。
役は育っていくものなんだね。
山脇さんは、あんなにお稽古したのに1回きりの公演だった
のが勿体ない!と思い入れたっぷりの「天使」を。コンセプトが2.5次元ミュージカルということで、ハイキュー好きの
山脇さんが振付や2.5ミュ出演者としての振る舞いを
みんなにみっちりと指導をした。
ラストはステージ上にいなかったせきしろさんからの
リクエストで尾関豊。あーそういえばこんなのあったね!
この機会がなければ、振り返りもせずに忘れられそうな
キャラだったので良いリクエストだと言われていた。
(大画面で自分の熱唱を見る尾関さんは恥ずかしそう)
後半は相席シルエットクイズ。
すいているのに相席の1場面を切り取り、モノクロにした図を見てどの場面か当てる。
これが意外と難しい。
高佐さんだと思ったシルエットが尾関さんだったり、
アニメキャラのモノボケ部先輩が混ざっていたり。
ラストは相席5でやってみたいコント。
尾関さん主演で笑ゥせぇるすまんコントの案が出て、これは観たいなあ。
金に意地汚い主人公(尾関)が、野田さんと
「これは俺のものだー!」とか奪い合う。
Bar魔の巣のマスターも是非入れて欲しい。