2011年8月24日水曜日

らくだ亭

最初の頃は大ネタ連発過ぎてちょっと引いてしまったらくだ亭も
気がつけば37回目。
渋い顔付けで、なかなかお目にかかれない噺や趣向を見せてくれる
素敵な落語会になっておりました。
今回の植木のお化けや、小満ん師匠の「金魚の芸者」とか
次回は九州吹き戻しが出るそうです。

鈴々舎馬るこ「親子酒」
春風亭一朝「植木のお化け」
五街道雲助「お初徳兵衛浮名桟橋」
古今亭志ん輔「船徳」

親子酒はおばあさんがカワイイ。
そして馬るこさんは、馬風師匠に似てきたような気がする。
全体的なシルエットも含めて(笑)

きゃーー一朝師匠が唄いまくりよーーー
お囃子はえりさんよーーー
見ている間、胸の中で「素敵・・・ああ、素敵・・・」と連呼して
おりましたとも。
芝居の場面が真骨頂ですが、吉原の唄もいいっ。
歌舞伎に詳しければもっと笑えるんだろうなあ。悔しいな。

お初徳兵衛を初めて聞きました。
ラストシーンのお初の口説きと徳さんの台詞にニヨニヨしながら悶える。
「女に恥をかかせないで」「情けをかけて」
うっはあ、これは堪りませんなあ~
「姐さん・・・」
雲助師匠がどんどん男前に見えてきてどうしましょう。
この場面を思い出して2日間幸せでした。ありがとうございます。

この噺、馬石さんもかけるんですって?!なんてこと!
そんなの聞いたら恋しちゃうに決まってるじゃない!
今年はもう無理だと思うので、来年狙って見てみたいです