2015年2月26日木曜日

すいているのに相席3(2)

「すいているのに相席3」
出演者:キングオブコメディ高橋、THE GEESE、山脇唯、バッファロー吾郎A
脚本:せきしろ、上田誠(ヨーロッパ企画)、バッファロー吾郎A

ネタバレ有の感想です。

2015年2月24日火曜日

すいているのに相席3(1)

「すいているのに相席3」
出演者:キングオブコメディ高橋、THE GEESE、山脇唯、バッファロー吾郎A
脚本:せきしろ、上田誠(ヨーロッパ企画)、バッファロー吾郎A

ネタバレ有の感想です。

2015年2月18日水曜日

すいているのに相席3.21&反省会

「すいているのに相席3.21」
日時:2015年3月21日(土)19:00開場 19:30開演 21:30終演予定
会場:東京・ルミネtheよしもと
料金:前売2800円 当日3300円
出演者:キングオブコメディ高橋 / THE GEESE / 山脇唯 / バッファロー吾郎A ほか
http://natalie.mu/owarai/news/138479

なんと、本公演が始まる前にるルミネの特別公演が発表されました。
恐る恐る自分の予定を確認すると・・・よし、行ける!
ゲストだって。うわー、誰が来るんだろう。
ジャガーさんが来て生歌?(清原&長渕よりは実現可能)

ライブで会ったお笑いファンで話し合った結果
「いっそ今野さんを呼んで、ギースとキンコメ揃い踏みユニットにしてしまえば良い」
という意見がまとまりました。
女性が一人入っても、コントにバリエーションが増えて内容が豊かになるかも。

テンションが上がり過ぎて、この後新宿に行った際に相席のちらしを貰うためだけにルミネに行った。
もう去年の二の舞(*)は演じない・・・!

(*)公演当日はすでにルミネにチラシがなく、カウンターのお姉さんに泣きついて展示用を剥がしてもらった


追記:反省会も早々に決定だ。
反省会までがすいているのに相席です。

「すいているのに相席反省会」
日時:2015年3月10日(火)18:30開場 19:30開演
会場:naked loft
料金:前売1800円 
出演者:キングオブコメディ高橋 / THE GEESE / 山脇唯 / バッファロー吾郎A/せきしろ
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/naked/31525

座席数の少ないnaked loftはうっかりしているとガッカリするので、早めにチケット買った方がいいと思うの。

2015年2月12日木曜日

ザ・オーディエンス(ナショナルシアターライブ)

“「ザ・オーディエンス」は、イギリス女王と歴代の首相が定期的に会いその時の情勢や国の問題などについて意見を交える謁見(= Audience)が描かれている作品です。
この謁見を女王即位の時から最近に至るまで(60年)を描くのですが、女王を演じたヘレン・ミレンは見事に一人でその年月を経る女王を演じきっています。
彼女は同じくイギリス女王を演じた「クイーン」でアカデミー賞主演女優賞を受賞していますが、この「ザ・オーディエンス」の女王もそうとう見応えがあります。
本作が収録されたロンドンでの上演で高い評価を得て、今年はブロードウェイでの上演も決まった「ザ・オーディエンス」。
またヘレン・ミレンが賞賛されること間違い無しですね。
NYが遠すぎる方は、ぜひお近くの映画館でお楽しみください!”


ナショナルシアターライブFacebookより
https://www.facebook.com/ntlivejp

 ドラマ「SHERLOCK」のベネディクト・カンバーバッチが出演した舞台「フランケンシュタイン」を映画館上映したことでちょっぴり話題になったNTL。
今回のザ・オーディエンスも素晴らしかったです。
シェイクスピア劇とは違い、現代劇でコメディ要素もあり。
歴代の首相もきっとかなり似ているのでしょう、イギリスの観客がその仕草やエピソードに大うけでした。
そういう意味ではイギリスの政治情勢に疎い私では、この作品の魅力が半分程しかわからないのかもしれません。

 しかしその半分でも十分面白い。
まず役者が上手い。女王を演じるヘレン・ミレンはもちろん、周りの侍従まで。
ティーンエイジャーの頃の女王を演じた女の子も、気丈とした鼻っ柱の強そうな性格が上手かった。
60年以上、首相は次々と変わっていくのに女王はただ一人。
本物の犬も出てくるよ!ワンコが舞台を走るだけで劇場が和むよね。

故ダイアナ妃の件も含めて、えっそれを入れちゃっていいの?という内容もバンバン入っている。
この辺りはイギリス王室と日本の皇室の違いですね。
たぶん日本で同じような舞台を作ったら、右や左の方達で大騒ぎになる(焦)
ジョークがまた皮肉めいていてキツいんだわ。
ゴシップが取りざたされる分、女王も黙ってはいない。
「物には限度というものがあります」と毅然とする彼女はかっこよかった。

 ナショナルシアターライブ、今後も注目作が多いです。
期間が一週間弱と短く、上映館も少ないので洩れなく見るのになかなか苦労しますが、それに見合う内容だと思います。


 『欲望という名の電車』 :2015/3/6(金)〜3/11(水)
ヴィヴィアン・リーやマーロン・ブランドが出演した名作映画(51年)でも有名なテネシー・ウィリアムズによる傑作の舞台化作品。
日本でも名女優たちが演じてきたヒロインのブランチ役を、本作では「Xファイル」の女優ジリアン・アンダーソンが演じ、彼女の女優人生で最も素晴らしい演技だと評された。
ロンドンでの上演時には、ヤングヴィック劇場史上最短のチケット完売記録を生んだ。
演出:ベネディクト・アンドリュース
作:テネシー・ウィリアムズ
出演:ジリアン・アンダーソン、ベン・フォスター、ヴァネッサ・カービー


 
『二十日鼠と人間』 :2015/5/15(金)〜5/20(水)
誰もが知るジョン・スタインベック原作を、ジェームズ・フランコとクリス・オドウド共演で贈る、出稼ぎ労働者の過酷でありながら夢に想いを馳せる人間ドラマを舞台化したブロードウェイ上演作。

オドウドは本作でトニー賞最優秀男優賞にノミネートされた。「ゴシップガール」で知られる若手女優レイトン・ミースターがヒロイン役を好演。
演出:アンナ・D・シャピロ
作:ジョン・スタインベック
出演: ジェームズ・フランコ、クリス・オダウド、レイトン・ミースター



 『スカイライト』 :2015/7/3(金)〜7/8(水)
日本では1997年に緒形拳と若村麻由美により上演されたデヴィッド・ヘアー作の「スカイライト」。
同舞台を「リトル・ダンサー」のスティーヴン・ダルドリーが演出し、「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」のビル・ナイと「華麗なるギャッツビー」のキャリー・マリガンが主演。
二人が織りなす複雑な人間ドラマを、人気デザイナーのボブ・クロウリーが手がける舞台美術が彩る。
演出:スティーヴン・ダルドリー
作:デヴィッド・ヘアー
出演: ビル・ナイ、キャリー・マリガン



 『宝島』 :2015/9/11(金)〜9/16(水)
宝島への地図を手にいれた少年が個性豊かな海賊と繰り広げる冒険劇。
ロバート・ルイス・スティーヴンソンの傑作小説を英国ナショナル・シアターが最高のエンターテインメント作品として舞台化。
「ドクター・フー」のアーサー・ダーヴィル演じる一本足の海賊ジョン・シルバーにも注目。
演出:ボリー・フィンドレー
作:ブリオニー・ラヴェリー
出演: パッツィー・フェラン、アーサー・ダーヴィル


 
『オセロ』 :2015/10/16(金)〜10/21(水)
2014年ローレンス・オリヴィエ賞最優秀主演男優賞をローリー・キニアが受賞した傑作舞台。
シェイクスピア四大悲劇の一つを、同じくローレンス・オリヴィエ賞受賞俳優のエイドリアン・レスターの共演で贈る、ニコラス・ハイトナー演出の舞台ファン必見の一本。
演出:ニコラス・ハイトナー
作:ウィリアム・シェイクスピア
出演: エイドリアン・レスター、ローリー・キニア


 
『リア王』 :2015/11/13(金)〜11/18(水)
イギリス演劇界きっての名優サイモン・ラッセル・ビールがタイトルロールを熱演した本作は、愛し信じた者に裏切られるリア王に観客は深く心を揺さぶられずにはいられない名舞台となった。
演出は2015年に「007」シリーズ最新作の公開が控えるサム・メンデス。
狂気と正気のはざまをさまよう様子を見事に演じるサイモン・ラッセル・ビールの名演技をお見逃しないように!
演出:サム・メンデス
作:ウィリアム・シェイクスピア
出演:サイモン・ラッセル・ビール、スティーヴン・ボクサー、トム・ブルック

2015年2月10日火曜日

ラ・ママ新人コント大会

単独以降、あまりにもラブレターズのコントを見ていないので
予約を入れました。2ヶ月連続のラママ。
うしろシティが入っているのも嬉しい。
いつも開演ギリギリor遅刻なので、柱で邪魔される席になってしまうのが
辛いけれど、まぁしょうがないですね。

準一本ネタ
 
女性コンビはな☆しょーは、今回初めてラママのネタ見せに参加して
いきなり準一本を掴み取ったそうです。シンデレラガールズ。
ふくよかな女性のキャラが江上さんぽくて、ニッチェに似ている芸風かな。
ウェブ漫画でもおなじみのチャーミングが、今回とてもチャーミングな
コントをしていた。でも、拍手投票の欲しがり方が大人げなかった(笑)

一本ネタ

ラママで見るなすなかにしは自由で楽しいわあ!
前回は漫才の中でお米を研いだり捨てたりして、キャッキャしていた
彼らですが、今回は落ちのツッコミを中西さんがばらしたことに
対して、那須さんが拗ねてブーブー言っていましたよ。
師匠風よりこういう関係性を見せる漫才の方が好き。

 ラブレターズは単独「SIREN」より専門学校のコントを。
もう一度観たかったコントなのでラッキー!顔が近い近い。
でも、溜口さんが叫びすぎて台詞が聞こえづらくなると、ヒヤヒヤして
冷静に見られなくなってしまう癖をどうにかしたい。
終盤の塚本さんのヤバい顔は、本当にヤバい人のそれです。

 
コーラスラインも今回は粒ぞろいだったのでは。
特に印象に残ったのは、演歌の花道の雰囲気を出すために手作りの
朱塗り灯籠(よれよれ)を出してあるあるを歌っていたANZEN漫才。
鬼ヶ島に「単独に行きたい!」「今すぐこのネタやりたい!」と大絶賛
されていた、ラママのスター銀河と牛。
ネタを初めて見ました早出さん。

 ASH&Dからは大福さんとシンボルタワーが、どちらもバツ札が
1本も上がらずに完走。
大福さんは浅草のニュー喜劇人で披露していた「開演諸注意の歌」と、
おなじみの「試験監督の歌」をミックスして、修学旅行の諸注意ネタにアレンジ。
これで今年のR-1に挑戦したのかしら?
シンボルタワーはラグビー部。石島さんのしつこさが堪らない。
鬼ヶ島おおかわらさんに「ギリギリ聞こえるレベルの滑舌の悪さが良い」
と褒められる(?)

実はこの日、仕事の疲れがピークでコーラスラインの終盤は眠気と
戦っていまして。補助椅子に座っているのも疲れるので、コーラスラインが
終わったら帰ろうかな…と思っていたんですよ。
でも、せっかくうしろシティが出るから彼らだけでも観よう、と
意識をどうにか保って眺めていたらやっぱり面白くて。
続く流れ星の漫才で爆笑していると、今度は眠気が飛び。
ラストの磁石を前のめりで見ているうちに、とうとう頭痛まで消えてしまった。

お笑いの効能恐るべし!
一本ネタに選ばれるだけの実力がある人たちの持つパワーは、
コーラスラインとこんなに違うものかと驚きました。
そして、ラママの香盤がいかに考えて作られているかも。

 若手のネタを連続でズラッと見るとどうしても集中力が切れるので、
最初に準一本で場をあたため、一本ネタで観客のテンションを
できるだけ上げておく。
コーラスラインでゆるやかに下降していくのは想定内。
下がったテンションを最後に一本ネタでドーン!とまた上げて、
お客さんが「面白かったね~」という気分で終わるようにする。

 K-PROのネタライブがトリで一番盛り上がるように徐々にあげて行く
上昇型だとすると、ラママは・・・あの形のチャートは何て呼ぶんだろう(笑)
上がって下がって上がる。
お笑いライブは、芸人さんに順番にネタをやってもらうだけではなく、
“見せ方の工夫”があるのだな、と感心した1月のラママでした。

2015年2月9日月曜日

2015年1月のお笑い

<ペイジワン>
R-1の季節には飛入りがあることでおなじみのペイジワン。
今回は田上よしえさんが3回戦の直前にやってきました。
仕上がりまくったキレッキレの演技で客席の爆笑をさらい、その足で
R-1会場に向かって準決勝出場が決定。かっこいい。

 ゲストは虹の黄昏、エレファントジョン、サンシャイン池崎。
なぜR-1に落ちたのかわからないほど面白いサンシャイン池崎さんに
よる「1分で説明するとなりのトトロ」(実際は3分)に、腹筋を殺される。
虹の黄昏のコントは妖怪ウォッチ・・・でいいのかなあ(笑)
この並びで見るエレジョンの正統派ぶりときたら。
企画コーナーでは、エレジョン加藤さんに懐くかまぼこさんがキュートでした。
ボケる度に「ボケました!」と敬礼して、カトケン工場長にご報告するのだもの。

 
<フォーピース>
ライブ前にギース女子(カープ女子風)の皆さんとお食事会を。
好きな芸人さんについてワイワイ語るのは楽しいね。
出演者がたくさん出るライブは疲れるわーと年を感じる今日この頃。
今回はオフ会メインで選んだライブなので、お目当ては少なかったの
ですが、その分普段あまりネタを目にしない芸人さんを見ることができました。

 おお~話題のクマムシだ!初めて観たよ。
あったかいんだからぁ~が有名だけれど、その前のフレーズがかわいいのね。
今が旬の輝き。
西村ヒロチョも煌めいていたな~。彼のネタは音ハメ命で寸分の隙もない
テンポで進むので、もうすこし余白の部分があると人間味が出て
面白くなりそう。
キャプテン渡辺さんの繰り返す「コンビはピンより受けるべき漫談」。
演技が上手くて大好きなマツモトクラブさんも、なかなか普段見る機会が
ないものです。

 
<事務所対抗ライブ 松竹芸能 vs ASH&D>
どちらが面白いかに○をつけて競うバトル形式か…と気が重かったけれど
実際は交互にネタをするライブで、和気あいあいとした楽しいライブでした。
所属組数が少ないASH&Dは芸人総動員でも足りないので、預かりの
シンボルタワーも参加。彼らも早く正式所属になればいいなあ。

MCはうしろシティとラブレターズの仲の良さが際立っていました。
マイクを挟めば漫才で、なければコント扱いになる阿佐ヶ谷姉妹は
正式にはどのジャンルなの?と問われ
塚本「漫才、コント、コンサートのくくりならば…コンサートです」
阿佐ヶ谷姉妹はコンサート。

 企画コーナーのペア大喜利では、フリップを縦使いする阿佐ヶ谷姉妹、
初対面なのに相性が良かったシンボル石島&三日月又吉ペア、
トムソーヤ石塚さんの不思議な言動に翻弄されるザ・ギース尾関さんが印象強し。
エンディングで、この事務所対抗ライブは今回が初回だと聞き
最初にうちの事務所を選ぶなんてあり得ない!とざわめくASH&D勢。

「あ行から始めちゃったってこと?」
「じゃあ次は”あ・うん”だな!」

2015年2月6日金曜日

ビリー・エリオット ミュージカルライブ

映画「リトルダンサー」のミュージカル化で、映画の原題が少年の名前であるビリー・エリオットです。
当時、映画をミュージカル化・・・?と訝しげに思っていた舞台ファンを尻目に大ヒット。
その後、雨後のタケノコのように映画~ミュージカル化する作品が増えました。
世界中で上演され、日本でも「劇団四季がビリーをやるために少年のダンスクラス募集をしているらしい」と噂があったけれど、結局やりませんでしたね。
労働基準法の関係なのかな。韓国では上演されました。

ストーリーは映画と同じ。
ただし、舞台版の方が炭鉱のストライキと街に漂う暗い影が色濃い。
ストライキの長さに疲弊していく炭鉱夫達と、街の人々の想いが感じられます。
その暗さと反比例して遠く輝くバレエの世界。
主人公ビリーの素晴らしいダンスを前後左右、どころじゃなく上から下から
カメラがとらえて、踊り終わった後の息遣いまで聞こえそうな迫力でした。
踊りまくりで歌まで歌って、宝石みたいに輝く少年はまだ11歳です。
眩しい・・・。

印象深いのは、ビリーの才能に気付く瞬間をとらえたシーン。
バレエ教師ウィルキンソン先生が、ポーズを取ってピタリと止まるビリーの姿勢をそっと一つずつ直す。
最後に顎を引かせ、完璧なポジションのまま静止するビリーを見つめる称賛の瞳。

バレエを諦めたビリーが、想像の中でダンサーとなった将来の自分と華麗に舞い、クルクルとまわってラストを決めた姿を見た父親の表情。
バレエの知識などまるでない彼にさえ「息子には非凡な才能がある」とわかる、
あのダンスに心を奪われたたからこそ、心を決めて先生に進学について頼みに行ったのでしょう。

 最後にビリーはロイヤルバレエの付属学校に入学が叶い、父親も兄も大喜びだし、街の男達も彼がすでに成功したかのように声をかけるけれど、女性達はもっと冷静だと思いました。   
男は夢を見るのが好きで、自分達の分まで少年に夢を託す。
でも女はその先の現実を見つめている。

祖母は「もうあんたの部屋は人に貸しちゃったからね」と、とぼけながらも、
暗にもう戻る場所は無いことを示唆する。

帰郷の度に会いにくるよ、なんて言ってくれる可愛いビリーに、先生は
「こんな街の事はもう忘れなさい。後ろを振り返らず、ひたすら将来だけを見て進むように。
私の教えた2流のレッスンも綺麗さっぱり忘れなさい」
と忠告をする。

そして想像の中で語りかけてくれる最愛のママも
「もう会うことはないと思うわ・・・どうかしら?」

彼女達はまだ幼さの残る少年が、これから対峙する厳しい現実にくじけて戻りかねないことがわかるから。
前に進むためには、退路を断つくらいの覚悟を持たせなければならない。
確かに、この時点ではまだビリーは付属学校の入学許可を貰っただけで、未来への最初の一歩を踏み出したにすぎない。

現実の舞台を見ても思う。
スクリーンで輝く主役のエリオット・ハンナ君があまりにも完璧で、この世に二人といない、ビリー役を演じるために生まれてきた子ではないかしらと興奮して思ってしまうけれど、実際には週に4人のローテーションで演じる子供役の一人であって。
さらに最後に登場する、歴代27人のビリー達。
今はヒップホップをしているのだろうなという風貌の人もいたし、すでに舞台の道を去って今回は出演していない”ビリー”だっているはず。

スターへの道のりはあまりにも遠い。
でも、最初の一歩を踏み出さないことには決して届かない。