2018年10月15日月曜日

阿佐ヶ谷姉妹単独ライブ「ドアーを開けて」

なんと東京キネマ倶楽部で開催された阿佐ヶ谷姉妹のライブ。
名古屋・大阪・神戸公演もあり、会場は全てキャバレーなのだ。
ASH&Dはハコ選びのセンスがいい。


 今年のキングオブコントで準決勝まで行ったコント「誘拐」、「お見舞い」。
おなじみの漫才。漫談まじりの江里子さんのJazzyな歌声。
美穂さんは一発ギャグのコーナーに挑戦し、まさかのスーパージョッキー風の
生着替えまで披露するハッスルぶりだった。

出てくるたびに素敵なドレスを身にまとい、歌い、笑いをとる二人の姿が眩しい。
また、単独ライブごとに、そのドレスの質が格段にレベルアップしているのが!
素晴らしい!

客席も老若男女がバランス良く、阿佐ヶ谷姉妹の人気ぶりが伺える。
どんなに会場が大きくなっても、ふたりを包む優しい雰囲気は変わらない。
歌も演技も最高にカッコよく、そのくせ誰よりも涙もろい江里子さん。
おとぼけでマイペース、でも芯はどっしりと落ち着いている美穂さん。
歌と芸で舞台から愛を注ぎ、客席の私たちは笑いと歓声でその愛を返す。
幸せしかない会場。

*ザ・ピーナッツ「恋のフーガ」
Fly me to the moon
おしぼりを丸めたら
異国情緒メドレー(マシュケナダ、ボラーレ、男と女etc
長谷川ひろし&加藤登紀子「灰色の瞳」
市原悦子「きっと倖せ」(家政婦は見た!エンディングテーマ)
ちあきなおみ「かもめの街」
ケ・セラ・セラ


思えば、小さな頃から見ていたお笑い番組にはいつも歌があった。
欽どん、ドリフ、ひょうきん族。とんねるずもウンナンも歌っていた。
歌と笑いはこの上なく相性がいい。だから阿佐ヶ谷姉妹のライブは大正義なのだ。

今回の物販はエコバックとオレンジカッター。
エコバックは普段使いしやすいようロゴを出来るかぎり薄く入れ、袋無しでそのまま
収納できるものをという心遣い。
そしてオレンジカッターは、二人がタモリ倶楽部の「全日本 快感皮ムキ選手権」に
出演した際に出会った優れ物である。
もちろん両方しっかり購入させてもらった。
この冬は号泣しながら物販の宣伝をする江里子さんを思い出しつつ、あらゆる柑橘類を
オレンジカッターで剥きまくってみようと思う。