2019年3月15日金曜日

バティオスネタ祭り3-3

ラブレターズ、インディアンス、や団、ウエストランド、ねじ、
ランジャタイ、ロングロング、ギフト☆矢野、マッハスピード豪速球、
ブラットピーク、ノブナガ、女将

今回は全然疲れなかった!
私に耐久力がついたのか、はたまたバティオスネタ祭りにしては客席が
空いていたからかと考えたら、キャンセルの出演者が多く、合計12組だったらしい。
しかもこのライブはR-1敗者復活戦の真裏であり、夜には決勝が控えている。
舞台上も観客も少し意識がR-1に持っていかれているような、どこかふわふわした雰囲気。

R-1決勝なのに今日スケジュールが空いてました!とガチャバン!してきた
ギフト☆矢野さんから、トリのウエストランドまでみんなしっかり面白い。
特に好きだったのはラブレターズ、や団、ウエストランド、ねじ、
ロングロング、マッハスピード豪速球かな。

ラブレターズは先日の60分ライブで見たサッカーのコント。
結構ベタなボケ・ツッコミスタイルだと思うが、演技力のある人がメリハリ
のあるベタネタをやるとこんなに破壊力が出るのだね。
や団、だーりんず、ロビンフットが年配の男性が出てくるコントをすると、
演技やトーンがみんな似ている。
SMAメソッドなのだろうか。

ねじは今回漫才だったが、コント師の人がやるカッチリとした演じる漫才と
は違い、緩やかで人柄の表れる気持ちのいい漫才だった。
最近見るたびにねじのコントをいいなーと思うし佐々木さんはMCも巧い
し、なんて器用なんだろう。

最近魅力がわかってきたといえばマッハスピード豪速球も。
これは私の気づきが遅かっただけだと思う。
少年のような冒険心を持っていて、面白そうだと思えばすぐに動く。
いま読んでいるいとうせいこうさんの対談本で、枡野浩一さんがマッハ
スピード豪速球のコントにはたまにゲイやオカマが出てくるけれど、
決して彼らを貶めたり嘲笑うような使い方はしないんですよと語っていて、
言われてみれば確かにそうだなと思う。

ロングロングとウエストランドの漫才は貫録すら感じる。
軸がしっかりしていてかっこいいんだ。
ロングロングは2月に所属していた事務所から「契約満了のため退所」と
なったそうで、そんなクビ聞いたことない!と騒ぐ中MCの井口さん。
井口さん曰く今日は野良(フリー)が3組いる(ランジャタイ、ロング
ロング、マッハ)。
どうやら待遇が良いらしいと噂を聞きタイタン入りを狙う野良芸人たち。

初めて生で見たのは女将かな?
エンディングで、大阪時代はいつもインディアンス田渕さんが告知の翻訳を
してくれたというくだりがあり、今は東京のよしもとだろうかと
「女将 コント よしもと」で検索をしたら、吉本新喜劇ばかりヒットするよ。
ブラットピークも最初はゆったりと始まり、徐々に上げていって最後は
お客さんがドカドカと笑うという漫才で美しいな…!と唸った。