2019年4月5日金曜日

2019年3月に観たもの

★アイアム劇団反省会
本公演を観に行っていないのに、反省会だけ参加してみる。
噂のアイキャッチはこれか~。想像していたものと大分違う。
90年代アニメのアイキャッチイメージだったので。
アイアム劇団のアイキャッチは、ナポレオン姿の野田さんがカメラ越しに
こちらに語りかけてくる不思議な映像だった。
公演の映像を見せてくれたのでストーリーもなんとなくわかった(笑)
反省会冒頭で全然役名を覚えていないことが判明する野田さん。
いつでもみんなにいじられて輝く野田さん。
今回はターリーターキーがいたことで、皆さんの会話にも華やかさが
プラスされ、平均年齢もグッと下がったのかな。
女子率の高いトークライブもまた楽しい。


★月刊コント
10周年!出演芸人達のコントを編集長であるお~い久馬さんが匠の技で
繋ぎ合わせる脅威のライブ。
今回の出演者はザ・プラン9、フットボールアワー、空気階段、相席スタート、
ザ・ギース、ジェラードン、マツモトクラブ、板尾創路。

空気階段のコントが大活躍。
まさかフット岩尾さんによるクローゼットの精コピーを見ることができるとは。
ギース(ゾンビ)とジェラードン(オフィスで裸)の設定がオフィスだった
ので、ここがうまいこと繋がっていた。
マツクラさんはR-1直前で、今日のネタ(ラーメン屋)は敗者復活で決勝に
行ければ2本目にやりますと宣言する。
宣言通り今年も敗者復活からの決勝進出。
惜しくも1本目で敗退してしまったが、こんなに毎年選ばれるならば
ストレートに決勝に行かせて欲しいよね。

★あーぶくたった、にいたった
「こつこつプロジェクト」は新国立劇場で今年から始まった試み。
1年間を通じて作品を作っていく過程で、何度かリーディング公演を行い手直しをする。
今回観劇したのは別役実「あーぶくたった、にいたった」。
演出は西沢栄治さん。

これは前にも観たことのある作品だろうか?と迷う別役あるあるが発動する。
作品数が多い上に役名もなく、基本淡々としているからなあ。
第一場は会話のテンポも速く、コメディ要素が多いのでとても見やすい。
このまま続くかと思ったが、登場人物の年齢と共にだんだんゆっくりになっていく。
別役作品に現れる「死」は淡々としている。
誰にでも訪れる当たり前のものとして出てくるから。
自分の死だっていつやってくるかわかったものではない。
そんな胃の底がスッと冷たくなるような怖さがある。

★ザ・問答2
バッファロー吾郎Aさんが新たに立ち上げたお笑いイベントで2回目の開催。
複数の出場者がお互いに質問、回答を繰り返すだけのシンプルなルールながら、
決められた時間の中とにかく何か答えを捻りださなければならないので
驚くような言葉が飛び出す。
芸人力の高さというか、その人の「素」がどれだけ魅力的かという根源的な
部分が暴かれてしまう。
芸人側はかなりヒリヒリするライブだと思う。

今回は錦鯉まさのりさんの基礎英語みたいな質問を繰り返す面白おじさん力。
大自然ロジャーさんの大らかさ。根菜キャバレーきったんさんの力強い明るさ。
ターリーターキー玉さんの竹を割ったような豪快さが印象的だった。
コンビ対決ギース編で高佐さんにフルボッコされていた尾関さんも、
多分あんまり準備しないままぶっつけで出てどうにもならなかったのだろうな…
という「素の迂闊ぶり」が全開だった。

先ほどルールはシンプルと書いたが、Aさんの作るイベントは先攻・後攻の
どちらが有利になるか、同点になった時の対処法、ポイントが入るor 入らな
いの基準など、あらかじめかなり細かく考えられている。
豪快に見える芸風に反し、とても緻密で繊細な配慮ができる方なのだなと
いつも感心してしまう。
4月から始まった有料note「裏バ吾A」では、開催したライブの感想など
興味深い裏話が盛りだくさんなのでおすすめ。

★ろびんとーく
3月もなんとか足を運ぶ事ができたロビンソンズのろびんとーく。
毎月の近況報告ではあるけれど、山﨑さんがお引越しをして(ビフォー
アフターのお家)都民ではなくなったり、お二人の30代がそろそろ終わった
りとゆるやかに時は流れている。
後輩の結婚式の話題がよく出るけれど、芸人さんも最近は早婚傾向なのかな。
花見のシーズンなのでという理由で、後半はロング缶を飲みながらスタンプ
カードの特典や単独ライブのグッズについて考える。
需要・値段・原価を考えなければならないからグッズは難しい。
そんなロビンソンズの単独ライブは5/25(土)昼・夜公演です!