2013年11月12日火曜日

「KAKOKU」と「30 FOR 30」

お勧めテレビ二つ。

<KAKOKU>
テレビ朝日 毎週土曜 深夜0:45
 
“日本語も英語も通じない”とある国”に連れてこられた2組の芸人…。
スタッフから渡されたのは、現地語が書かれた「ボード」と、水や寝袋など
最低限の装備が入った「リュック」だけ。
挑戦者はその「ボード」の文章を読み解き、そこにかかれた指令”ミステリーコマンド”の
クリアを目指す!
解読の手掛かりを見つけるために、現地の人々に聞き込みを開始する
挑戦者たち…。
ただし、挑戦者が使用を認められているのは、日本語のみ!
はたして、挑戦者は指令を解読し、その指令をクリアすることができるのか?
賞金100万円をかけた「過酷」な挑戦が今、始まる! ”
 
もう次あたり最終回なのかな?
今更なタイミングですが。
出演芸人はマシンガンズと、若手の女性コンビ・アップルパイン。
マシンガンズの名前に惹かれて途中から見始めたこの番組、予想以上に面白くて
毎週楽しみにしています。
インドネシア語で書かれた長文を解読する、という設定がうまいな~。
英語に近い言語だと予想がつきすぎてしまうし、アラビア語だと文節に区切ることも
音読することもできない。
 
ひたすら現地の人に聞き込みをして、予想した1単語を当てるワードアタック。
間違えたらその日の宿無しか、翌日1日分の食事抜き。
疲労が溜まり精神的にもイライラしてくるので、コンビ間で喧嘩してしまったり。
謎解き・旅番組・サバイバル・バトルと、様々な要素が入っているし、
次週が待ち遠しいとワクワクさせる丁寧な編集も好印象です。
 
深夜の30分枠だなんてもったいない!
もしかしてこれはパイロット版で、良い評価が出ればもっと早い時間に
持って行く予定があるのかも?
 
 
<ESPNスポーツドキュメンタリー「30 FOR 30」>
フジテレビ系CS
 
“アメリカのスポーツ専門チャンネルESPNが、2009年に設立30年を迎えたのを記念して
制作した30本のスポーツドキュメンタリーシリーズ。
“ESPN スポーツドキュメンタリー「30 FOR 30」”は、 モーガン・フリーマン、
アルバート・メイズルス、バリー・レヴィンソンなど著名なナビゲーター、ディレクター達が、
ESPNならではの取材力、豊富なアーカイブを存分に生かして、世界中から厳選された
スポーツのノンフィクションストーリーを深く掘り下げる見ごたえ抜群のシリーズとなっています”
 
昨夜、偶然見たのがCSフジテレビONEで放送されていた
「正反対の二人」 エバートとナブラチロア
の回でした。80年代女子プロテニス界でライバルだった、クリス・エバートと
マルチナ・ナブラチロワ。当時の映像を見ながら(コメディ番組でコントをしている姿まで!)
昔の気持ち、今の気持ち、育んできた友情について静かにゆったりと語る2人。
 
テニスコートで、ゆっくりとラリーをしながら「今は何歳の子供に教えているの?」と
談笑する姿。
屋外で温かいマグカップを手にしながら、実力は彼女の方が上だったわね…認めるのは
悔しいけれど、と懐かしそうに振り返る単独インタビュー。
 
「私には人生でかけがえのない存在の友人が4人いるの。あなたがその1人よ」
「そうね。あなたが困っている時には、いつどこにいても駆けつける」
「本当にそうだった。夜中にだって電話をすれば来てくれて、私が辛い・・・人生で本当に
辛い時にはいつでもメールで相談をしたわね」
 
テルマ&ルイーズのように、2人の運転する車が夕日に向かって走り去るシーンが
とても美しい。実際、思い返すとどのシーンでも周りの景色が美しく映っていて
そこにこだわりを持って撮影されていたのだな、と感心します。
「スポーツファン、テニスファンだけでなく、あらゆる女性に見ていただきたい
珠玉の作品。」という予告文章に偽りなし。
 
今後の放送予定をチェックしたら、リピート放送の多くはフジテレビNEXTで
放送されるようで悔しい!(我が家はフジテレビONEとTWOしか映らない)
忘れずにフジテレビONEの放送分を予約しなければ。
 
今後予定されている内容は以下の通り
 
「ノー・クロスオーバー」アイバーソンへの判決
「栄光は短くて」マーカス・デュプリーの人生
「The Legend of Jimmy the Greek」ジミー・スナイダーの生涯
「限界を目指して」ティム・リッチモンドの真実
「ウィニング・タイム」NBAレジー・ミラーvsニックスの激闘
「再出発」マリオン・ジョーンズのその後
「ダラスの暴れ馬」カレッジフットボール界の醜聞
「グールー・オブ・グー」ポール・ウェストヘッドのバスケット
「ザ・U」マイアミ大学フットボールチームの軌跡