大人番組リーグ2
「シティボーイズノテツガク 快楽と絶望」
既存のジャンル以外のオリジナルエンターテインメントを
模索する実験枠「大人番組リーグ」の2ndシーズン。
毎週日曜夜を舞台に、それぞれ異なる“ニュータイプのエンター
テインメント番組”全13本が、将来のレギュラー番組化を懸けて競う。
放送後にWEBなどで集計される視聴者からの投票をもとに
上位4番組が選ばれ、晴れてレギュラー化の権利が獲得できる。
自分とは?他人とは?モノとは?仕事とは?生きるとは?
古代から脈々と受け継がれてきた哲学を通して、モノの見方や
生き方を再発見する知的バラエティ。
ありふれた日常に潜む、さまざまな哲学や思想にトークやコントで迫る。
演出は大人計画の細川徹。
今回のテーマは「快楽」と「絶望」。人間に快楽は必要か?
快楽に限界はあるのか?絶望とは何か?現在、何に絶望しているのか?
哲学者たちの名言も紹介され、3人が激論を交わす。
また、「哲学するサラリーマンたち」「哲学者大喜利」と題したコントには、
大堀こういち、じろう(シソンヌ)、溜口佑太朗(ラブレターズ)、塚本直毅(ラブレターズ)、
飛永翼(ラバーガール)、バッファロー吾郎Aが出演。
シティボーイズによるオープニングでは、大竹がニーチェ、きたろうがデカルト
、斉木がフロイトに扮し、互いの思想や名言に切り込んでいく。
シティボーイズが哲学を題材に、3人並んで座ってわちゃわちゃと喋る。
合間には若手によるコントがあり、そのメンバーがまた私得でしかない。
しかも演出が細川徹さん。
ありがとうWOWOWありがとう。さすがシティボーイズとの付き合いが
長いだけあるね!
WEB上でまるっと見ることができますよ。
(いとうせいこうさんと八嶋智人さんの解説は除く)
哲学者が笑点のセットで大喜利をする「哲学者大喜利」。
ラバーガール飛永さんの哲学者エピクロスの扮装が、なんだか
大変なことに(誰だかわからなかった!)
会議室で、飲み屋で。
それぞれの脳内に哲学的思考がうずまく「哲学するサラリーマン」。
これは理性と衝動のバランスが崩れそうになる、塚本さんの
役が面白いなあ。溜口さんの演技&台詞もさすが。
しかし、やはりメインはシティボーイズの3人が、哲学者の名言を
自分達の立場に置き換えてあーだこーだと言うパートなのです。
私が好きだったのは、斉木さんの
「自分が求めているものは、長く生きてりゃなんとなくゲットできる」
ん~そうかもなあ。自分の求めているものが、変質していくような
気はしますね。知らず知らずのうちに、手に入れられそうなレベルに
寄せているというか。
そして名言を手に入れたと都合の良い発言をしているものの、
あきらかにメイクさんにセクハラしているきたろうさんとか(笑)。
この中に入ると、大竹さんはトークの要ですね。
いや~3人並ぶとなんてカッコいいんだろう。
こんな番組、レギュラーで見たくないですか?
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ライバル達も強力な番組ばかりですが、勝ち抜いてレギュラー化
されることを願っています!
↑ WEB限定の声コントもあり。