2015年1月19日月曜日

ラブレターズ「SIREN」


ラブレターズ単独ライブの楽日に行ってきました。
なるほど、これはリピートしたくなる気持ちがわかるクセの強さ。
散々ヤバいネタばかりだよと噂に聞き覚悟して観たのですが、
数本除いて普通にK-PROあたりのライブでかけられそうじゃない?と思って
しまった私の脳内がすでにヤバいのかもしれません。

どのコントも面白かったのですが、かつて夢オチ王決定戦でかけた
隠れた名作「鮭」を再び観ることができたのが嬉しくて!ナイス不条理。
素晴らしきナンセンス。
塚本さんのツッコミを増やして泣かせる台詞はちょっと削り、より
演劇→コントになったなあという印象でした。

他には「志望校」「パソコン履歴」「岡本太郎」「ロケット花火」が
印象に残っています。
今回の舞台は、まるっとコンテンツリーグさんがDVDにしてくれるそうですよ。


今回の単独について、12/24のゴールデンラジオできたろうさんが
大絶賛していました。大竹さんも珍しく終演後に誉めたと。
「うちの事務所だから言うわけじゃないけど、KOC優勝しなかったのが信じられない」
「もう一度見直したいと思うライブなかなかないよ」って。
きたろうさんが手放しでこんなに絶賛するのは珍しいですねえ。
シティボーイズのコントに限りなく近い、媚びず自分達だけで面白がらず
お客さんと対峙している感じがとてもいいと感じたそうです。

そうだよね、シニカルや毒っ気・危険さで言えばシティボーイズの方が
若手コント師よりずーっと上だもの(笑)
ラブレの2人にはこれからも、毒をユーモアに包み込んだ愉快なコントを
かまして欲しいです。