2013年8月26日月曜日

バチバチエレキテる、9月で終わるってよ

・・・ということが昨夜のめちゃユルで発表されたようで。
ネット配信はほとんど見ることができなかったので、詳細についてはめちゃユル後に
配信されたうしろシティの話シティで補完しました。
メンバーには1週間前に知らされていたようです。
 
ビックリしたとかショックだったかと聞かれると・・・そうでもなく。
初回に「この番組はよっぽどのヒットがなければ秋で終わる」と濱口さんから
宣言がありましたしね。
予定通りの期間終了であり、打ち切りではないのでしょう。
そこまではハネなかった、ってことで。
 
半年契約を更新できなかったのはメンバーにとって悔しいだろうけれど、
ほぼ世間的に無名の若手芸人さんが、深夜とはいえTV番組メインとして世間に
名前を売ることができたのは幸運なことなのではないでしょうか。
プリマ旦那、カーニバル、うしろシティ、ラブレターズ、
ベイビーギャング、シリフリ、ニューヨーク、デニス。
 
今まであまり意識的にコント番組を見てこなかった自分にとっては、フジテレビの
若手コント番組ってこういう作りなのか~と。
まず、パロディコントが多い。人気ドラマや漫画のパロディならばわかりやすいし
局側・スポンサーからの要請もあるのかな。
オリジナルのコントが好きなのでこれは寂しい。
 
そして、いくらコントが上手くても、ひな壇でのガヤや立ち居振る舞いで目立たなければ
生き残るのは難しい。これは番組に限らずTVバラエティ全般なのだろうけれども。
ネットの感想を見ていても、コント以外のコーナーで目立たない芸人は
「芸人としてつまらない」「いる意味がない」という評価を目にすることが多く。
芸ができる人が芸人じゃないんだね・・・。うーん。
 
漫才師よりバラエティに馴染みにくそうなコント職人にとっては辛い現実であるけれど、
コントの評価が高く世間的にも知名度がある芸人になるには欠かせない要素なんだろうなあ。
バナナマンとさまぁ~ずはコントライブを続けつつバラエティはオールマイティでしょ。
ツアーも完売でDVD売上好調の東京03はコントだけで食べていけそうに
見えるけれど、ここに来るまでに角田さんのバラエティでの頑張りがあったのだろうし。
 
前にキングオブコントのファイナリストになった芸人さんが嘆いていたのを思い出す。
決勝に残るということは、その年日本に何百といる芸人の中で上から8組に入るということ。
日本で上から8番以内に入ったって、その後はバイトをしなければ生活ができない。
コントだけで評価され、職業として食べていくことはできない。
マイナースポーツ競技の日本代表に近いのかもしれない。
 
この構造を変える救世主が現れて欲しいものですねえ。