華大さんのイベント2回目。
モリエールへ会場を移しても完売という大人気ぶりで、前回の
シアターDがいかに狭くて競争率が高かったか伺える。
今回の新作漫才は華丸さんの高校思い出話をケラケラ笑いながら
聞いていたら・・あら、漫才終わっちゃったよ?という不思議な作品。
世間話をこっそり傍で聞いていて楽しませてもらったような。
100%盛ってない実話だそうで。
そして、博多のおじさんが登場しないネタだとのこと。あっ言われてみれば!
2人の漫才は華丸さんがひたすら人間味の溢れる楽しいおしゃべりとボケをして、
隣にいる大吉さんがそれを心底おかしそうに目尻を下げ、笑いながらツッこんで、
観客がその仲良さを愛でることでほぼ成立しちゃう。
大吉さんの中では緻密な計算があるのかもしれないけれど、ひまわりのように
明るい華丸さんを見つめているだけで幸せ。
彼もまた「決められた枠組みの中でとびきり自由になれる人」なのかもしれないな。
大吉さんの一人大喜利「アンサーメイカー」。
前回の反省点を踏まえて福岡ネタはほぼなくなり、ちゃんと2時間で
おさまるサイズのイベントになっていた。
MCは天津向さん、休憩中のゲストはヒロシさん。
それでも空白時間というか、大吉さんが考えている間に向さんが必死で
場つなぎする時間が結構しんどい。
もう一人いればトークが転がるような気もするけれど、トーク要員のため
だけに2人MC確保するのは難しいだろうし。
ロフトプラスワンでお酒でも飲みながら見れば客席の手持ちぶさた感は
なくなるんじゃないかと考えつつ、シラフの大吉さんがストイックに答えを
ひねり出している姿を酒のつまみにしてしまうのはしのびない。
難しいね。