前回見た散歩する侵略者では、じんわりと日常に溶け込み侵略していく
SFだったイキウメ。
今回は、なんだか知らないけど大都市に空から巨大な棒っぽい
ものがドカドカ降ってくる、という派手な設定だった。
この巨大な棒を降らせる敵と立ち向かう!とか真相を解明する!ではなく、
どう共存・迂回・順応していくかという話なんだとわかったのは見終わってから。
見ている間はこの棒問題について何らかの結論が出るに違いないと
思って、期待しながら筋を追っていたので正直「・・・あれ?」と首を傾げて
終わってしまった。
劇中で「これはもう、どうにかなるってことはないよ!」という台詞が
あったけれど、避けようのない災害が起きたときに人々はどう過ごして
いくかということが書きたかったのかしら。違うか。
未来ある子供に背負わせるな?
農家が大事だというポイントは超納得しましたが。
ホントね、こういう事態になった時に食料を輸入に頼って
自給のできない国は滅びるよ。ブツブツ。
そういえば「散歩する侵略者」を観た時に、この作品は映画化か
大舞台でリメイクされるに違いないと考えたけれど、そういう噂は
聞かないなー。
もしくは韓国の小劇場で上演されるとか。
あーでも設定がアレだから無理か・・・。