2013年5月24日金曜日

行列の先頭

キンコメ、エレキ、しずる、Hi-Hi、磁石、流れ星、三拍子、アルピー
トップリード、鬼ヶ島、ウーマンラッシュアワー、チーモンチョーチュウ
グランジ、スパローズ、エルシャラカーニ、THE GEESE、ラブレターズ
ジグザグジギー、三四郎、スーパーマラドーナ
スペシャルゲスト:笑い飯

これだけ揃ってお値段2800円。なんて良心的なと感心しながら座っていると
「クリアファイルはお土産にお持ち帰りください。
別色が欲しい方は入り口で交換いたします」
とのアナウンスが。
客席からのどよめきは多分(なにもそこまで・・・)

客席が広いので笑いはちょっと重めかもしれなかったけれど
まぁ~もれなく面白いという夢のようなライブ。
名前を読み返すとどんなネタやってのかちゃんと思い出せる!
印象に残ったところだけ順不同で残すと

・エレキコミック
今日はじめてネタを生で見られるんだと楽しみにしていたら
まさかの今立さん声ガラッガラ。
やついさんが「その声で笑いがきちゃもう無理だ」「ハンドマイクもらう?」
とわちゃわちゃしていて、それはそれでおかしかったのですがw

・鬼ヶ島、グランジ
まとめちゃえ、どっちも頭おかしいし!ずるいよ!
鬼ヶ島はデスボイスグリーングリーンからのエクソシスト。
Let's get on!当たり前のように見てたけど、なぜ音楽の先生に
悪魔祓いの知識があるのかw
グランジのじゃんけんネタは大さんがセンターマイクを抱えて
横に走っていき、もはや漫才じゃないよ!となったところが
私のハイライト。

・流れ星
眺めているだけで幸せになっちゃう。
本日の大トリで時間短かったけれど、ちゅうえいの魅力が
ギュッと濃縮されていて美味しかったです。ごちそうさま♪

・THE GEESE
やった、このネタ見たかったんだ
この知的な面白さ。大声で笑うのではなく感嘆がもれる楽しさ。
ギースがギースらしいネタをやってくれることが嬉しい
お笑いファンがたくさんいるはず。
一見「あ」で縛られているから遊びがなさそうな構成に
見えるけれど、枠組みをしっかり作ってあるので、逆に
「あ」でさえあれば色んなフレーズに変えることができるよね。

・キングオブコメディ
こちらは構図がふつくしい。
テーブルに客席から見て横に座る高橋さんがいて、正面には架空の女性
が座り、女性の連れ子役の今野さんはそっぽ向いているように
2人とは背を向けて座るので客席と向かい合わせ。
無駄なし!不自然さなし!見やすさ満点!
でもオチが酷いww

・ラブレターズ。
あんなに大きな舞台の真ん中に椅子がポツンと1つで、溜口さん
の声と表情だけで乗り切るネタ(しかも動けない)を選ぶなんて大胆。
ラストで緊張&叫び疲れ、喘ぎながら
「てめぇ生きて帰ったらただじゃおかねーからな」と睨む溜口さんの
表情がドキリとするほど色っぽく見えるのは私だけですかそうですか。
舞台で存在感あるから、エンディングでちっちゃ!と毎回驚く。

・ウーマンラッシュアワー、ジグザグジギー
ウーマンのネタでわかった・・・私、繰り返しがしつこすぎるの
ダメなんだわ。思い返せば落語も天狗裁きが辛かった。
そうか、だから今までジグザグジギーが苦手だったのか!
ウーマン引き合いに出しちゃって申し訳ない。

今回のジグザグジギーは同じボケを延々と引っ張る設定
ではなく、池田さんのフレーズに純粋にわくわくできた。
音も動きも派手で大舞台に映えるいいコントだ~。

ゲストの笑い飯は貫禄の漫才。
トークコーナーでスーマラ武智さんがジグザグジギーの大ファンで
熱烈アプローチしていたのがおかしかった。
池田さんも宮澤さんも逃げ惑っていたけれどw
大阪は吉本と他事務所の交流があまりないそうで。
そもそもお笑いの事務所があまりないのかな。
西も東ももっと交流が増えるといいね。